齢50にして、カール・ヒルティにハマっている。20-30年前は、なんとも思わなかったけど。
ヒルティ全集を購入したいほど。今探しています。
「人は年を取るとキリスト教に興味が出てくる」(加齢とともに、人は宗教的になる)らしい。そう、ヒルティも言っている。
- キリスト教は、修養できた人、あるいは人生経験をたくさん積んで謙虚な気持ちになっている人でないとわからないことがあって、まだそこまでいたっていない青年にとって、その教えはあまり合わないことがあるとヒルティは言っています。
- ヒルティも、ギムナジウム(高校)時代に受けた宗教教育をただただ嫌悪の念をもってしか思い出すことができませんでした。
- 「スイスの聖者」「キリスト教精神の権化」と言われるヒルティも、「若い人にとってはキリスト教は合わないところ」があると言っています。
- キリスト教と言うのは、その本質上、オカルトの世界をも含んでおります。
- 高級すぎて、日常生活に合わない。(これらは渡部昇一)
- あまり若い時から敬虔な人間になっては、使いものにならないところも出てきかねないのではないか。
- あまりにも高い宗教であるので、(キリスト教は)普通の人には向かないところもある。
私が45歳からキリスト教に興味を持ったのも、加齢が影響っぽいですね。むべなるかな。