乃木希典・山岡鉄舟・東郷平八郎らの禅の師匠だった南天棒。こういう明治の傑物の師匠ということは、まあ近代日本の礎を築いた一人。
その怪僧・傑僧・名僧南天棒が言う「禅」とは。
~~~以下引用~~~
禅の体験とは、第一に見性であり、第二は行解相応だ。
見性とは、本来万人が具有する本心、すなわち仏性を徹見、自覚することで、これを心証という。
行解相応とは、その心証と相応して一如となった人格活動だ。公案は天地の物ごとく生きた公案ならざるはない。
歩々これ道場サ。
~~~引用終わり~~~
感性と、行動力。
そう受け取りました。