(台風21号候補の熱帯低気圧(気象庁) )
(ハワイの米軍合同台風警報センターによる進路予測(JTWC))
※ 台風21号の進路については、9月2日頃に台風の進路の右側に高気圧が張り出して、
それにより台風は左にカーブして九州・沖縄地方に向かう可能性があるとの説明が
テレビの気象コーナーでありました。
① ""月内に「9個目」誕生は24年ぶり 台風21号候補の熱帯低気圧""
2018年08月28日 10時02分
② 気象庁によると28日午前6時ごろ、日本のはるか南のマーシャル諸島近海で熱帯低気圧が発生した。西寄りに進んでおり、まもなく台風21号になる見通しだ。8月の1カ月間で9個目の台風が発生するのは、1994年以来、24年ぶりだ。
列島に記録的な大雨をもたらした台風19号と20号が去って間もないというのに、早くも21号候補が誕生した。熱帯低気圧の中心気圧は1004ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速23メートルで、北西に向けて時速15キロで進んでいる。
ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)の予測によると、熱帯低気圧は24時間後のあす朝には、日本の最東端に位置する小笠原諸島の南鳥島近海に到達する見通しで、それ以降は次第に発達しながら北西に向けて進み、今月末には硫黄島近海まで進むものと見られている。
8月はすでに8個の台風が発生しており、熱帯低気圧が21号に変われば9個目になり、1951年の統計開始以来、8月中に発生した数としても、1カ月あたりとしても24年ぶりに多い。
ちなみに24年前の1994(平成6)年は、1年間で36個と観測史上2番目に台風の発生が多かった。この年の夏は今年同様、記録的な高温と日照時間が多く、雨が少なかったために全国的に深刻な水不足に陥った。北海道から九州にかけての平均気温は平年より1℃以上高く、関東から九州の47気象台で統計開始以来、平均気温が最も高い数値を更新した年だ。