(NYダウ)
現在値 | 25,983.94↓ (19/06/07 16:52 EST) |
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前日比 | +263.28 (+1.02%) |
始値 | 25,768.72 | 前日終値 | 25,720.66 (19/06/06) |
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高値 | 26,072.75 | 直近52週高値 | 26,951.81 (18/10/03) |
安値 | 25,768.72 | 直近52週安値 | 21,712.53 (18/12/26) |
① ""〔来週の焦点〕景気指標と政策期待、米は対メキシコ関税導入か""
2019/06/07 17:18
[東京 7日 ロイター] -
🐓 来週の東京市場は、景気指標と政策期待の綱引きが焦点になる。
足元の株価を支えるのは、金融緩和や財政拡大への政策期待だ。マクロ指標が強ければ景気への懸念が和らぐが、政策期待は後退すれば株安要因になりかねない。
まずは5月貿易収支など中国での指標発表に注目が集まりそうだ。また米国がメキシコからの輸入品に対し10日から5%の関税を適用するのかも関心が高い。
🌸 <マクロ関係>
安倍晋三首相が12日からイランを訪問し、ロウハニ大統領と会談する。現職首相のイラン訪問は1978年の福田赳夫氏以来で、米国とイランの緊迫する現状を対話を通じて緩和できるかが焦点。河野太郎外相も同行する。週内には日米通商交渉の実務者協議のほか、茂木敏充経済再生相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との閣僚協議も予定されている。
🌸 <マーケット関係>
☁ ●日本株は上値重い、対メキシコ関税発動の有無・中国指標などに注目
株式市場は、上値の重い展開となりそうだ。10日に予定される米国の対メキシコ関税発動の有無や週内発表の中国経済指標などが相場を左右するとみられる。円高懸念を後退させる材料は乏しく上昇余地は限られるが、外部環境が落ち着けば緩やかな自律反発は期待できる。14日のメジャーSQ(特別清算指数)算出日を前に、海外投機筋の先物売買で値が振れやすくなる可能性はある。
💲¥ ●円高懸念続く、米通商問題と利下げ観測で 外為市場でも、円高警戒ムードが継続しそうだ。米国の通商政策への懸念と急速に高まった利下げ観測が、円の上昇圧力となりやすい状況は変わらず。テクニカル的には107円後半から半ばの節目を下抜けると、円高が加速する可能性があるという。
●円債市場は上値重い展開、日銀オペ減額への警戒感強まる 円債市場は、上値が重い展開が見込まれる。海外の金利低下や米通商問題の行方を背景に、円債を選好する地合いは継続するとみられる。一方で、日銀による国債買い入れオペの減額リスクが意識されており、上昇余地は限定的となりそうだ。
🌸 <企業ニュース関係>
●トヨタ自動車が13日に定時株主総会を開催
年40億円以内としていた取締役の現金報酬を年30億円以内に減額するとともに、新たに年40億円以内の株式報酬枠を設ける制度の導入など4議案を付議する。
●新規上場 12日 ユーピーアール<7065.T> 東証2部 新規上場日程一覧(7日現在)[nL4N23E17D]
🌸 <主な経済指標>
📅 10日(月)
8時50分 1-3月期GDP2次速報(内閣府) 予測中央値は、前期比プラス0.5%、年率プラス2.1%で、1次速報と変わらずとなった。設備投資の予測値はプラス0.5%となり、1次速報のマイナスからプラス転換する見通し。民間企業設備(設備投資)が上方修正されるものの、公的固定資本形成(公共投資)と民間在庫変動(在庫投資)の下方修正が響くとみる声が多い。
8時50分 4月国際収支統計(財務省) 予測中央値は1兆5155億円の黒字。黒字は58カ月連続となる見通し。ただ、米中貿易摩擦に伴う輸出の落ち込みで貿易収支が悪化することも予想され、経常黒字の減少傾向が続きそうだ。
📅 12日(水)
8時50分 4月機械受注(内閣府) 設備投資の先行指標となる4月の機械受注(船舶・電力を除く民需)の予測中央値は前月比0.8%減となった。2、3月の連続増の反動減との見方がある。もっとも調査機関の見通しは、増加と減少に分かれている。米中摩擦が深刻化する前の段階であり、製造業の多少の落ち込みは非製造業を中心にカバーされ、受注増を予測する調査機関も半数弱ある。