こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「決められる政治」って何ですか?

2015-11-13 16:30:55 | 大阪府政問題
「日本共産党は、知事候補のくりはら貴子さんを応援するけれど、選挙後の議会は是々非々です。」と言うと、「それでは何も決められない」と言う方がありました。


有権者の中に、様々な意見があって、それを反映する議会も様々意見があって当然です。


議会と知事や市長が、同じ考えで、どんどん「決められる」ことがいいことですか?

知事と市長がお友達で、何でも「決める」ことが府民の幸せでしょうか?


「旧WTCビルの購入」は決めないほうがいいことでした。

「大阪都構想」の協定書も決めてはいけないことでした。


決めなくていいこと、決めてはならないことを「どんどん決める」。

その結果の税金の無駄遣い。

そして不毛な対立。


それを終わらせる選挙です。

そこで一致するから、自民党の候補者であっても応援します。


「協力要請」されたことは一度もなく、政策協定を結んだわけでもなく、「維新政治の終わり」を実現するための判断ですから、「選挙後の是々非々」は当然です。


熟慮して、議論して、多くの府民が納得できることを「しっかり決められる」府政を。

「大阪都構想」のゴタゴタの「過去にもどす」のではなく、「事実と道理に基づく議論ができるあたりまえの住民自治」を「前にすすめる」ことを選びましょう。


「過去にもどす」のではなく「前にすすむ」。あったりまえじゃないですか!大切なのは、その中身です。


明日、「明るい民主大阪府政をつくる会泉大津連絡会」が集会を開きます。

一方的な意見を押し付けたり、人の話を聴かないで混乱を持ち込む方は、ご遠慮願いたいですが、そうではなくて「決めかねている」「もやもやしてる」「疑問がいっぱい」「ビラに書いてあることホント?」「もっと詳しく聞きたい」「質問もしたい」「言いたいことがある」・・・・そんな皆さん、どうぞご遠慮なくご参加ください。「学習決起集会」の名前ですが、どなたもウエルカムです。


泉大津市民会館 やわらぎホール

11月14日(土)2時~

明るい民主大阪府政をつくる会泉大津連絡会
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「自民党の候補をなぜ応援するの?」と問われて

2015-11-12 21:35:04 | 大阪府政問題
「どうして自民党の候補者を?」という質問を、かなりの方からいただきました。

「維新の政治を終わらせるため。終わらせなければならないからです。」と答えます。


日本共産党をずっと長い間、応援してくださった方から「がっかりした。」と顔を背けられたこともあります。

どんな時でもずっと応援してくださった方が、疑問や違和感を抱かれるのは当然だとも思います。よくよく話し合いたいと思います。


今、元自民党府会議員の候補者を全力で応援するのは「独自候補では勝てない」という「ご都合主義」ではありません。「一番大切なものを守る」ための唯一の道、大義ある決断です。


なぜ、維新ではダメなのか?

「民主主義の皮をかぶった独裁政治」とあえて言います。


「選挙で勝てば『自分が民意』だ」と言ってのける。議会も無視した強引な手法の数々。くりはら候補が「2重庁舎のムダ」と指摘する旧WTCビルの購入もそのひとつ。

「公務員は市民に命令する立場にある」とも言いました。橋下市長の職員全員を対象とした思想調査、人権侵害に裁判で「憲法違反」と断罪されても反省も謝罪もない。


そういう手法で福祉を削り、教育を壊し、文化をないがしろにしてきました。

学校警備員の廃止など大阪府の予算にとってはわずかな金額ですが、バッサリでした。


民主主義の否定、福祉・教育の切捨てを、「やむなく」ではなく、確信犯的に推し進めてきたのが、維新政治。


しかしそうは言っても、「維新政治にストップをかけるため」だとしても、自民党の候補者を応援することには当初は私にも、ためらいと戸惑いがありました。

だから、くりはら貴子さんの府議会での主張、立候補にあたってのメッセージなど、インターネットで自分の眼と耳で確かめました。


驚くほど、共感できるものがありました。地方自治のあり方を考えるときに、「保守」とか「革新」とかいう対立ではなく、「一人ひとりを本当に大切にするのかどうか」いう点での基本的な立脚点の違いが問われるのだと思います。

くりはら候補の政策と私たちが主張してきたこととの多くの一致は、偶然ではなく、「府民の暮らしの現実に目をむける」という基本姿勢の一致です。

マスコミに「共産党の応援を受けること」についての考えを問われて、「誰の応援であっても有難い。知事になったら共産党は私を厳しく追及するだろう。それでいい。議会は議論するところです。」と答えたそうです。


政策の違いは当然あります。

維新政治がこれまでやってきたように異論を攻撃、排除するのではなく、事実に基づく検証(「ウソが多い」というのも、橋下維新の特徴です。)と道理にたった議論を重ね、納得と合意形成を図るのが、本当の民主主義、住民自治です。


今度のダブル選挙は、何よりも大阪に、あたりまえの住民自治、民主主義を取り戻す闘いです。


「橋下さんはガンバッテる」「足をひっぱるな」と維新を応援される方々の声もお聞きします。

今の政治に不満と怒りをもって、「改革者」としての維新に期待を抱いた方々も、どうかもう一度考えてみてください。

何を改革しなければならないのか?

何を守りぬかなければならないのか?

この8年間の府政は何を残したのか?




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あたりまえのことを きちんとできる大阪府政へ・・・それこそが「前へすすむこと」

2015-11-07 23:54:59 | 大阪府政問題
知事候補、くりはら貴子さんの個人演説会が、泉大津市民会館で開かれるということで、行ってきました。

インターネットの動画で視聴することができますが、やっぱり本人の生の声を聴きたいと思います。


「まじめに大阪のことを考える・・・裏を返せば、これまでの府政がいかに不真面目だったかと言う事。」くりはら候補は言いました。

その通りだと思います。


「二重行政の解消」だとか「都構想」だとか、空疎な議論に振り回される府政を終わらせること。

それがホントに「前へとすすむこと」。


くりはらさんは、短時間の訴えの中で「大津川の河川敷に長い間、放置された雑木の処理」の問題にもふれられました。森下議員が昨年の議会の質問でも取り上げた問題です。「大雨が降ったら、川の流れを阻害する。こんな地元からの要望にさえ、応えてこなかった府政」と。

府下を回りながら、どこの自治体でもその地域の問題にふれた話をされることが、ツイッターで紹介されていました。

「大阪府下の全ての市町村とガッチリ連携して進む府政をめざす」という言葉がホンモノだと思います。

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「地域でお金が回る」・・・暮らし・経済・財政の建て直しのために、この道を

2015-11-06 23:27:04 | 大阪府政問題
今日発行の「明るい民主府政」です。




「維新」府政の成果のひとつ、「外国人観光客がすごく増えた」ということをよく言われます。

確かに海外からのお客さんの姿をよく見ます。でも、「大阪だけがすごく増えた」のでもないようです。

そんな数字も紹介されています。



それよりも、あらゆる補助金、府民サービスを削り倒して、その上に借金を増やし・・・。これで「改革」といえるのでしょうか。


「大阪経済の主役、中小企業、商店への支援で、『お金が回る』ように。」くりはら貴子さんの訴えです。私たちがずっと、言い続けてきたことでもあります。


「自民党と共産党、水と油みたいなもので、政策が一致するはずはない。野合だ」と維新の国会議員さんのツイッターにありました。


事実に基づく道理ある主張が「一致する」のは別に不思議なことではありません。



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知事選挙が始まりました

2015-11-05 23:59:15 | 大阪府政問題
いよいよ告示です。

朝、くりはら貴子候補の第一声をネットで聴くことができました。

候補者の訴えにリアルにふれることができる選挙活動の「ネット解禁」は、ホントにいいことだと思います。

広い大阪で、ただ一人の候補者、16日間の間にすれ違うことさえ、めったにないのですから。


コチラから視聴できます。


「強い大阪」とは・・・中小企業に光をあてて、「お金がまわる」。それでこそ、税収も、雇用も増える。

そして、福祉・教育・子育てに。ひとりひとりに寄り添った、地の通った教育を。

対立・分断から、協調へ。


すべてが共感できるものでした。


夕方は、北助松駅前で、「明るい会」の日刊ニュースを配布です。



「まるわかりパンフ」も明日から、お届けします。

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暮らしをみつめる暖かい視線こそ!

2015-11-02 22:59:25 | 大阪府政問題
昨日の集会、「さよなら維新政治 泉大津・忠岡の集い」、冒頭の、くりはら貴子さん紹介のDVDが好評でした。

率直で力強く、そして「高齢者や子ども達、府民の暮らし」に注ぐ目線の暖かさ。


今日は、栗原さんの事務所開きの挨拶が、公開されてました。

ご本人のツイッターにリンクされていました。ツイッターでは「言い過ぎてしまった・・・」と反省(?)しておられますが、「言わずにはいられなかった」思いがあふれています。

コチラから。大阪のW選挙に関心のある方、ご自身の選択を決めかねている方、是非、視聴してください。


現職知事の「大阪にしかないイノベーションを支えることが大切。どこにでもある、誰でもできることは人件費の安いアジアの人にやらせればいい」という暴言に心底怒り、「まじめに、地道にコツコツがんばってきた人を支える政治を」と言われます。


所属政党の違いがあっても、政治と人間に対する思いに、これほどまでに共感できることが不思議でした。

政策の違いがあっても、「一人ひとりの人間を守る」「命を守る」という思いで「ならば、どうする?」と胸を開いて話し合えることが大切なのだと思います。

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本当に「子どもが笑う大阪」を!

2015-11-01 23:01:33 | 大阪府政問題
「日本共産党も参加する、明るい民主大阪府政をつくる会は、くりはら貴子さんを応援します。

8年間の維新府政を振り返って、この道の向こうに、私達の幸せはない。不毛な対立、抗争、混乱はもう終わらせたいからです。」と訴えている最中に、維新の会の宣伝カーが目の前を通っていきました。

「前へ進めるのか、過去に戻るのか?」と橋下市長の声のテープで。



中小企業支援が削減されたこと、防災対策の立ち遅れ、咲州庁舎の問題・・・等々、いろいろありますが、「子ども医療費助成は全国最低、少人数学級の願いにも背を向けてきた」ことは、どうしても言いたいことのひとつです。


4年前のダブル選挙のときに、「子どもたちの学力が心配。橋下さんに期待します。」と言われた中学生の子を持つお母さんの言葉を覚えています。


全校都道府県で基準の「35人学級は小学校1、2年生だけ」と言う国基準の水準に留まっているのは、大阪。広島、熊本の3府県だけ!

公募校長だとか、学力テストの結果公表だとか、「子どもが笑う大阪」とは真逆の「教育こわし」の8年間。

学校門前の「安全見守り員」の予算もバッサリ削ったのでした。


そのやり方も強引、強権的でした。「教育は強制だ」と言ってのけたこともありましたっけ。


「こんなあたりまえの話を、あたりまえにできる」スタートラインに立ち戻ることを「過去に戻る」というなら、それはどうしても必要なプロセスではないでしょうか?


子ども達を政治の被害者にしてはおけません。




今夜は「さよなら維新政治 泉大津忠岡の集い」。一気に寒さが増すなか、たくさんの皆さんが足を運んでくださいました。











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「さよなら 維新政治」・・・我が街から

2015-10-31 17:20:51 | 大阪府政問題
11月5日、知事選挙の告示目前。

街に公営掲示板も立ちました。



「さよなら 維新政治 府民大集合」のタイトルで、29日には中之島で、昨日は岸和田で、明るい民主府政をつくる会(明るい会)の連鎖集会が開催されています。

泉大津・忠岡でも11月1日(日)夜7時~

泉大津市民会館小ホール 



私は、司会を務めます。

司会者は弁士の引き立て役で、控えめがよろしいのですが、ここは「必勝の決意」で気合を入れて臨みます。


明るい会は「大型開発優先ではなく、福祉・暮らし・教育を」と訴えて、毎回の知事選挙を闘ってきました。

そして、残念ながらこの40年間、負け続けてきました。


それでも、全職員の思想調査を強行、民主主義も人権も公然と踏みにじり、裁判で断罪されても開き直るような知事は、見たことも聞いたこともありません。

8年前までは。


「政策の違いを議論するテーブルにつく」という当たり前の府政を取り戻すことが、全ての要求実現の出発点。

だから「さよなら 維新政治」です。


「政策が違う政党の候補者を応援するのはなぜ?」と疑問の声もあります。

そんな方も是非、明日の集いにお越しください。

「まじめに大阪。」大阪のことを一緒に考えましょう。
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維新政治の8年間、何が変ったのだろうか?

2015-10-21 23:10:06 | 大阪府政問題
明るい民主大阪府政をつくる会(「明るい会」)の宣伝カーが泉大津に入りました。

岸和田、忠岡を走った車を、泉大津駅で引継ぎ、高石にバトンタッチするまでの1時間半、道案内と弁士を務めました。


明るい会は、今度の選挙で初めて、独自候補を擁立せず、今、知事選出馬の表明をされている、くりはら貴子さんを自主的に支持することを明らかにしています。

「自主的に支援」とは、いわば勝手に応援するということ。

政策協定を結ぶわけではないから、候補者の掲げる政策に連帯責任は負いません。

「それって、どうなん?選挙は、候補者の公約で選ぶものでしょ?」という声も寄せられています。


今度の選挙は、個々の政策の違いや政治的な立場も乗り越えて、「府民のための府政」を取り戻すチャンスだと思っています。

その点で、くりはら貴子さんの訴えと、私達の願いが、ぴったり重なります。


泉大津駅前では、宮原たけし府会議員が訴えました。


松井知事と論戦し、くりはら貴子さんの府議会での発言も直接、見てきたなかでの具体的な話で、説得力があります。


中小業者が利用できた融資制度も、「府・市の二重行政」と言って切り捨てたこと。

災害対策、河川の改修なども立ち遅れたこと。

子ども医療費助成は全国最低。少人数学級の願いにも背を向ける。

府庁移転のために旧WTCビルを購入、咲州庁舎に府庁機能の一部を移転、3・11の被害で防災拠点にならないことが明らかになっても大手前と咲州の「二重庁舎」を続けてきた。

「この点でも、地震・津波のときは陸の孤島になると言われる、咲州庁舎に固執する松井さんより、『ふたつの庁舎』のお金と時間、人手のムダをなくす」という、くりはらさん」と宮原議員は訴えました。


5月の住民投票では「大阪市解体」に市民はノーの審判をくだしました。

橋下市長と維新の会が唱えた「大阪都構想」なるものは、衛星都市の住民には意思表示の場もなく、しかし「大阪府」の役割を大きく変えていくものですから、5月の住民投票には私も、何度か足を運んでマイクも持ちました。

大阪市を、まっぷたつに分断した激しい争いになりました。本来、対立しなくてもいい市民の中に、対立・分断が持ち込まれました。

それをダブル選挙で、また蒸し返すのなら、あの住民投票は一体なんだったのでしょうか?「ラストチャンス」と、言っていたはずです。


「不毛な対立、抗争はもうおしまいにして、本気で大阪のことを考えましょう。高齢者や子どもたちに目を配るあたりまえの府政を、とりもどしましょう」と呼びかける、くりはら貴子さん。

宮原府会議員の訴えを聞いて、「個々の政策」でも多くの共通点があることも確信しました。

私も勝手に、そして本気で応援します。

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「大阪市廃止・解体」にきっぱり「反対」を!

2015-05-16 22:17:58 | 大阪府政問題
明日が大阪市の住民投票の日です。


今日は、朝の事務所前の「野菜朝市」を店じまいしてすぐに、森下議員とともに宣伝カーで大阪市内へ、午後からは応援にかけつけてくれた仲間と一緒にハンドマイクで街角で訴えました。

たくさんの激励をいただきました。

遠くでじっと聞いてくださっている方の姿もありました。

「抗議の白票を入れてきたという人がいる。『白票』ではダメ。はっきりと『反対』と書かないとダメだと言って!」と声をかけてくださったかたがありました。



大阪市を廃止して、住民のためにいいことは一つもありません。


「反対なら対案を示せ」と橋下市長は言います。

「大阪市を壊してなくすのではなく、残して生かして、住民本位に変える。政令市としての権限と財源を市民の暮らしのために使うこと」これが、私達の対案です。


「賛成」「反対」の双方の情報が飛び交い、「うんざり」という方もあるようです。

「よくわからない」「迷っている」方もあると思います。

にぜひ、5月15日の衆議院地方創生特別委員会での宮本岳志議員の30分間の質疑を参考にしていただきたいと思います。


視聴はコチラから。


大阪市を廃止して新たに設置する5つの特別区は、税収も4分の1、国からの地方交付税交付金もなくなる「半人前の自治体」であること、一旦、大阪市を廃止して特別区に分割すれば「元にもどす法律はないこと」を、ひとひとつ明らかにしています。維新の会の発行したビラやHPのウソを、国会答弁で明らかにしています。




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「二重行政」のムダってなんなのか?

2015-05-13 23:24:28 | 大阪府政問題
臨時議会2日目。

選考委員会での調整が続いています。


候補者を出していない会派ですから、ひたすら待ちます。

控え室の整理などをしていました。


具体的な進展がなく夕方に。



最後の選考委員会の会議が終わってから、大阪市内へ。


「住民投票で反対を!」と訴える「大阪市をよくする会」の行動に参加しました。


賛成派、反対派がそれぞれ、アピールしているので、「どっち?」と聞かれることもあります。

「絶対反対!がんばってください!!」と激励されたり、「今日、期日前投票してきたよ」という人も・・・

かと思うと、「私は賛成!」と、いったん受け取ったチラシを返しにきた方も。

その方が残した言葉は「将来のことを思うと、今のままではアカン」


「子どもたちや、孫達に、いい町を残したい」と思うのは、私達も同じです。

そして、「このままでいい」と思っていないことも同じです。


だから、「一緒に考えてください。」と呼びかけます。


「二重行政のムダ」の象徴のように言われているのが、大阪府が建てた、りんくうゲートタワービルと大阪市が建てたWTC。

ともに、多額の税金をつぎ込み、破綻した。

あの時代、バブルの波に乗って多くの自治体が、巨大開発に邁進した。

駅前に高さを競うようにツインビルを建てた。

人口7万の衛星都市、泉大津のそのうちのひとつ。

それは今も、財政難の要因として尾を引いている。


「住民の福祉増進」という自治体本来の役割を忘れて、身の丈に合わない巨大開発に税金をつぎ込んだのは「二重行政」とは無関係な、政策の誤りだ。



「二重行政の解消によって得られる費用効果、2700億円を福祉・教育に」と橋下市長は言う。

「2700億円」の中には、たとえば地下鉄民営化、土地の売却・・・。


地下鉄民営化の是非は議論が分かれている問題。「二重行政」とは無関係。


昨夜、初めて、橋下市長のTVコマーシャルを見た。

「大阪都構想に不安があるかもしれません。

大丈夫です!

みんなでいいものにしていけばいいんです」

と、さわやかに(?)呼びかける。


「みんなって誰ですか? 維新の政策にイエスと言う人たちのことですか?」と問いかえしたい。


「大阪市廃止・解体」に反対しているのは、自民党・公明党・、民主党・共産党の議員だけではない。

商店街、町内会、医師会、中小業者の集まり、そしてどんな団体にも所属していない人・・・様々な人たちが、反対の声を上げている。

それぞれの切実な思いを持って。

「反対しているのは、議員と既得権益にしがみつく補助金交付団体」という橋下氏の主張は事実ではない。





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大阪の「一点共闘」

2015-05-10 22:16:31 | 大阪府政問題



自民党・共産党合同街頭演説の行われた難波に遅れて到着したら、民主党の辻元議員がマイクを持っているところだった。


「大阪市を守る」という一点で、立場の違いを乗り越えた共闘が目に見える形となった。





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「大阪市廃止・解体反対」の一点で力をひとつに

2015-05-09 20:41:17 | 大阪府政問題
「何千億円の費用対効果のある政策に600億円の先行投資(新たに設置する特別区の庁舎建設等)は、決してムダではない」というご意見がありました。


「二重行政のムダをなくして住民サービスの向上」の維新の会の宣伝がポスターで目に入り、TVコマーシャル(私は見たことはありませんが、「見た!」と言う人の話はたくさん聞きます」。)で耳に入り・・・。

「大阪都構想」とは、「何千億円の費用効果がある政策」だと思い込んでいる方がいても不思議ではありません。


松井知事は「二重行政を解消して年に4千億円生み出す」と言ったそうですが(私は聴いたことはありません。けれど「4千億円」という数字は維新のHPにもあります。)、その根拠はどこを探しても示されていません。

橋下市長は「17年間で2700億円」と言いましたが、「2重行政とは無関係の、地下鉄民営化、施策・施策の削減の列挙」であることが明らかとなりました。



お聞きしてみました。

「何千億円の費用効果がある政策とはなんでしょうか?」

「大阪市廃止・5つの特別区設置を指しているなら、それが何千億の費用効果があるという根拠はなんでしょうか?」


返ってきた答えに驚きました。

「府と市が、同じようなところに同じような病院を100億円かけて建てて、患者が予想の半分しかこなければ、病院はひとつでいいので100億円のムダ。府と市を統合すれば100億円のムダが無くせる。だから都構想の効果額は100億円。これがすべての公共施設にいえる」


たとえ話の、つもりかもしれません。

けれど、「たとえ話」をするまでもなく、病院は現にあるのです。

「同じようなところに、同じような病院」ではなく、別の場所に、それぞれの役割を持つ病院として。

これを「ムダ」だとして、ひとつをつぶそうとしているわけですから、「たとえ話」として聞き置くわけにもいきません。



「同じようなところに同じような病院を府と市がたてて、患者が半分という事実はありません。事実に基づいて冷静な判断を」と申し上げました。


そうしたら、次に返ってきたのは、「人口減少問題」です。

「自治体消滅論」をお読みなのかもしれません。

「人口がどんどん減っていく。このまま府と市の二重行政がすすめば、人口が減ってきたときどうなるのか?既存路線を転換しなければならないときが必ずくる」とおっしゃいます。



少子化に歯止めがかかっていないこと。したがって人口減少が進行していることは事実です。

「安心して子どもを生み、育てられる社会を」を目指し、雇用、子育て支援、等々・・・特に国策としても、自治体としてもやるべきことがあります。



私に「600億円の先行投資はムダではない」という言葉を投げかけられた方は、「大阪府内に、大阪市と言う大きな自治体があれば、二重行政がきっとあるだろう。二重行政によるムダがあるに違いない」と、思い込んでおられるのでしょう。

こういう方がたくさんいても不思議ではないほどに、「二重行政=ムダ」論が、宣伝されています。

大阪市民の税金を使って。また、国民の税金が分け取りされた「政党助成金」によって。



橋下市長の「都構想」に期待を寄せる方が、「少子化」「人口減少」に危機感をもち、「何とかしなければ」と真剣に考えておられるとすれば、同じ問題意識のもとに議論ができるかもしれません。

「事実に基づく冷静な議論」ができれば、建設的な話し合いもできるかもしれません。


「転換すべきは、『行政の仕組み』ではなく、『施策』だと思います」というのが、私が申し上げた最後の言葉です。



「安心して子どもを生み、育てられる」「安心して老後を過ごせる」・・・そういうまち、そういう社会を目指すために、大阪市は、政令市としての権限と財源を最大限に生かすべきです。

地方自治法にある「住民福祉の増進」を中心にすえ、「暮らし第一」の大阪市への転換を図ることによって、住民サービスの水準は周辺自治体にも波及することでしょう。



明日は「大阪市廃止・解体ストップ」の、自民党・共産党合同街頭演説会という前代未聞の呼びかけがされています。

10時~ なんば高島屋前

11時~ 大阪梅田ヨドバシカメラ前

詳細はコチラから。


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大阪で「まちづくり」について考え、そして訴えた

2015-05-04 20:13:40 | 大阪府政問題
4月24日から10日間滞在し、関空から帰国の娘一家を、北助松の駅で見送って、私は大阪市へ。

森下議員運転の宣伝カーで、生野区へ向かいます。


生野区内を、私が移動中のアナウンサーを、立ち止まって森下議員がスポット演説。


通りすがりの方にビラを手渡し、何人もの方から「がんばって!」と声をかけていただきました。


「二重行政のムダをなくして、住民サービスをよくする」と、橋下市長と維新の会は言います。

どこにどんなムダがあるのか?

本当にムダなら、なくしたらいい。

話し合いをして、調整して、「ムダをなくす」ことはできるはずです。


大阪市を廃止、解体して、新たな「特別区」を作り、新たに住居表示をして、特別区の庁舎を作り・・・それこそ、「ムダ」というものです。


「政令市である大阪市には権限があり、財源があります。それを市民のために活用すれば、もっとすばらしい大阪市になります。

そのためには『大阪市』を残さなければなりません。

もっと住みよいまち、子育てしやすいまちを創るために、住民投票は『反対』と書きましょう!」


「わからない」という声もあります。

きょうもお聞きしました。

「わからない」からと棄権して、「賛成」が1票でも上回れば、「大阪市は廃止」です。

2度と、元へは戻れません。

「棄権」は、「賛成」したことと同じになってしまいます。

「わからない」まま、「大阪市をなくす」という重大な決定をしていいのでしょうか?

「わからない」・・・「もっと知りたい。ゆっくり考えたい」方は、「住民投票は『反対』と書きましょう」


そういうことを訴えていたら、こんな「掲示」が目に入りました。



少し、色あせていますが、文字ははっきり読めます。


川の堤防に掲げられたものです。


そして、たくさんの思いのこまった絵がずらり。堤防を飾っています。




永く、そこに住み、暮らしてきた人々の想いがあふれています。

この川の流れが映した、たくさんの人々の人々の暮らしに思いを馳せます。


「まち」というものは、こんなふうに、永い間かかってつくられるもの。



誰かの「思いつき」で、簡単に壊していいものではないのだと思います。





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暮らしと地方自治を守る大きな共同

2015-04-28 22:48:36 | 大阪府政問題
「4.28大阪なくしたらアカン! 府民大集合」に参加しました。

会場の難波体育館にいっぱいの人。




壇上の来賓がすごい。ひとりひとり紹介される度に大きな拍手。



幅広く、多彩な来賓を代表して挨拶された、自民党の柳本卓治参議院議員、堺市の竹山修身市長の、お話はどちらもとてもよかった。


「大切な財源と権限は住民の幸せのために使う」と竹山市長はきっぱり。


5月17日の投票は大阪市民でないとできない。

けれど、「大阪府と大阪市」のありかたを問うということは、「大阪府の役割」が問われること。どんな大阪府にしてくのかを考えること。


だから、投票権のない私もひとりの府民としてこの闘いに参加する。

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