昨日の演説会で司会者が締めくくりの挨拶をしたあとで、参加していただいた方から「質問!」の声があがりました。
「野党共闘って何か、よくわからん。18区にも野党の候補者、ふたり立ってるし」。
市民連合の皆さんの提案で合意した「共通政策」があること。
その政策を実行する政権構想でも合意していること。
政権をとるためには、選挙で多数を占めないといけないので、そのために「選挙協力」をすることも合意して全国213の選挙区で野党の候補者を一本化してこの選挙に臨んでいること。
などを、私からお話させていただきました。
全ての選挙区で候補者を一人にしぼることだけが、「野党共闘」ではないと思っています。
大切なことは、「共通政策」。
何をするための「共闘」なのか。
市民と野党の共闘は、安保法制反対の闘いの中で生まれました。
スタートは「平和」、そして「民主主義」の問題でした。
「立憲主義をとりもどす」がキーワードでした。
そして、紆余曲折を経ながら、共闘の中身は豊かに、幅広いものになりました。
野党共通政策の提言(骨子)
衆議院総選挙における野党共通政策の提言―命を守るために政治の転換を―
1、憲法に基づく政治の回復
2、科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化
3、格差と貧困を是正する
4、地球環境を守るエネルギー転換と地域分散型経済システムへの移行
5、ジェンダー視点に基づいた自由で公平な社会の実現
6、権力の私物化を許さず、公平で透明な行政を実現する