今週の「しんぶん赤旗 日曜版」の一面に、憲法学者・慶応大学教授の小林節さんが登場。
小林教授といえば、バリバリの改憲論者で知られています。そういう立場からから見ても、自民党がやろうとしている96条改正は「憲法破壊の暴挙」だと厳しく批判しています。
「自衛戦争を認める立場で、憲法改正論者」と語る小林教授は「憲法は権力者をしばるもの。変えるには、法律より厳格な手続きが必要だからこそ、憲法」と言います。
憲法改正のハードルを低くして、一般の法律と同じようにしてしまうのは「立憲主義の否定」と断じています。
世論調査でも、「96条改訂反対」が増えて、「賛成」を上回っています。
「戦争放棄の9条改正を狙いながら、まずは改憲手続きの国会発議を『各議院の3分の2以上』から『過半数に』」という姑息なやり方に反発が広がっているのだと思われます。
泉大津9条の会は、月例学習会で、「日本国憲法」と自民党の「憲法草案」を逐条で読み比べています。
毎月第1水曜日ですが、5月は1日がメーデー集会と重なるので、8日(水)の7時から、勤労青少年ホームです。
誰でも参加自由。一緒に憲法を読みませんか?