以下は昨年2022年3月 予算委員会会議録からの引用。
非核平和啓発費について発言した部分です。(省略してますが、それでも長くてスミマセン)
80周年記念平和事業について具体的にご説明をいただきまして、楽しみにしたいと思うんですけれども、しかし、今、80周年ということを考えたときに、市民の方で戦争体験をされた方がそのことを語っていただける、その話を私たちが聞けるということについては、周年事業ということでは、私はこの80周年が最後の機会だというふうに思っているんです。20年後には100周年を迎えるわけですけれども、そのときには、市民の方の戦争体験を聞くということは、恐らくはかなり難しいだろうというふうに思います。
50周年のときに泉大津市が発行した戦争体験記集。全世帯に配られたものではありませんけれども、市民から戦争体験を広く公募していただいた。その中の一つに、私の母が書いた文章をここに載せていただきましたので、それで私の手元にあるんです。 私の母は亡くなりましたけれども、この中でこういうふうに書いてあります。「私は祈りを込めて、孫たちに戦争の体験を話して聞かせます。そして併せてよく見える目、自分で考える心を持った大人になってくれるよう切に願うのです」泉大津市が市制スタートしたその時代、非常に厳しい困難な時代だとは思うんですけれども、そのときの体験を子供として体験した。小学生の自分が戦火の中をくぐっていく、空襲の中を逃げ惑っていく、そういう体験を書いていただいている方もありますし、学童疎開の経験もあります。 今の子供たちに、自分たちと同じ年代だったその当時の子供がどんな子供としての時代を過ごしたのか。そのことを伝えていくということは、私は今しかできないことだというふうに思っておりまして、子供として戦争を見た、戦争という体験をした、そういう世代から、今の子供たちへのメッセージを文字で、そしてできれば映像ででも残して、次世代に残していくというふうなことを考えていただきたいなということを、要望します。
「戦争の時代を生きた市民の体験を、今の子どもたちへのメッセージを、できれば映像で残し、次世代に残していく・・・」という私の提案を、80周年記念事業のなかで具体化していただきました。
広報紙で「戦争体験談」をお話頂ける方を公募し、応えてくださった7人の方の体験談を市のインターンシップで活動している学生さんのインタビューで聞き取り、「若者へ語り継ぐ戦争体験談~戦争体験を風化させないために~」という約50分の動画に編集。近く、ホームページでも公開されるそうです。
昨日は、公開に先立って、体験を語ってくださった方々、編集に携わった方々の視聴の会で、私も参加させていただきました。7人の方のどのお話も、「事実の重み」として言葉のひとつひとつ、胸に響きます。
私の提案を受け止めて企画してくださった職員の皆さん、公募に応じて、お話し頂いた7人の市民の皆さん、そのお話に真摯に耳を傾け、動画編集をしてくださった学生のみなさんに感謝です。
長くなりました。
読んでくださってありがとうございます。
ご案内です。たつみコータローさんの話を、ぜひ聞いてください。
知事候補 たつみコータロー 街頭演説
3月30日(木)泉大津駅東ロータリー
夕方 5時
今問われているのは、カジノという新たなギャンブル場を設けるな、ということです。カジノはパチンコ以上に国民を収奪します。以前国会で取り上げたこともありますが、大阪のパチンコ約800店の利益が約2000億円、大阪のカジノは1店舗で4900億円。つまりそれだけ客が収奪される(=負ける)ということです。またそれだけ依存症が増え、地域経済を落ち込ませます。(たつみコータローさんの訴えより)