こんにちは! ただち恵子です

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議会最終日 市内事業者支援の請願採択

2020-12-03 23:19:30 | 市政&議会報告

12月議会最終日です。

 

「市内業者の支援を求める請願」が議題となり、賛成多数で採択されました。

公共事業の発注は、市民の税金を投入するものとして「最小の経費で最大の効果」を生み出すものでなければならないことから、自由な競争のもとで事業者が選定されなければなりません。

一方、市内の小規模事業者が公共事業に参入できる道を開き、「地域でお金が回る」循環をつくることも大切です。

 

透明で公平な入札制度と、市内業者の育成支援をどう両立させるのか?

請願項目にある「『競争入札参加者心得』一部見直し」とは何をどう見直すのか?

 

「請願趣旨」からは十分に読み取ることができず、その意味では判断に迷いました。

「見直しの仕方によっては、行政の恣意的な運用を広げる」と言う反対意見もありましたが、「恣意的な運用を許さない」チェック機能も議会の役割です。

 

「入札、発注のあり方については、研究課題」としながら、不況とコロナ禍の長期化で苦境にあえぐ事業者の切実な要望と受け止め、採択に賛成しました。

 

請願の趣旨と請願項目は以下の通りです。

 

    

 

市内事業者の支援を求める請願書

請願 趣 旨

新 型コロナウイルス感染拡大で経営が逼迫している市内企業への救済策及び新型コロナ禍への対応策として、市内企業の優先策を打ち出していただき、市発注の公共工事が減少する中、市内で実施される大型工事につきましても市内企業が今以上に参加できるよう要望いたします。
また、工事の下請け及び原材料の購入については、競争入札参加者 心得中、「1.市から請け負った工事の一部を下請させる場合及び原材料を購入する場合は、出来るだけ市内中小企業への発注されるよう配慮してください。」と現在記載されておりますが、現状市内事業者への発注が満た されておらず、今後は、市内事業者への発注が充分満たされるよう、分離発注等の方策も含め記載文言を強化していただきますよう要望いたします。

請願 項 目
1新型コロナウイルス感染拡大で経営が逼迫している市内企業の優先策
2市発注の大型工事入札参加資格の見直し
3「競争入札参加者心得」一部見直し

請 願 者
住 所 泉大津市旭町22番65号
氏 名 阪神建設業協同組合

代表理事 貫 野 悦 生

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