こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

映画 「渡されたバトン ~さよなら原発~」

2013-11-30 21:35:09 | 震災・原発・自然エネルギー
近くで見られる最後の上映会。
月末最後の日で、やるべきことは山積。議会の準備も全く手付かずですが、「行く!」と決めて堺の会場へ。

どうせ行くなら・・・と、車一台に乗れるだけ誘って出かけました。

新潟県巻町で原発建設を住民投票でストップした実話の映画化。

4半世紀にわたる住民の闘い。
生まれたばかりの赤ちゃんが闘いの担い手として成長していく姿に「4半世紀」の時間の流れを感じます。

原発マネーと安全神話にすがって「町の活性化のために原発を」と主張する推進派と、原発の危険性を学び広げる反対派に、町は分断され、家族さえ溝を深める。
住民投票で町民が「原発ノー」の明確な判断を下した時に交わされる言葉。「勝った、負けたではない。町の人達はみんな傷ついた。溝をうめていくのはこれから」と・・・。

運動のシンボル、風にはためく色とりどりのハンカチは映画の制作委員会の呼びかけで全国から集まったもの。
「私の一枚」もどこかで、ひらひらしていたかもしれません。

まだ見ていない方は少し足を伸ばせばまだチャンスはあるかもしれません。

上映日程はコチラから。

町長も議会の圧倒的多数も推進派、その中から「原発について、放射能について」知り知らせ、やがて「住民の多数派」となっていく。
そのプロセスは、私たちの運動にとっての常道なのだと思いながら帰路につきました。

「知り、知らせる」ことに冷たい水をかける特定秘密保護法案は、やっぱり廃案に!!
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