やっと読み終えた。
最後のページの最後の行を読み終えたときに、もういちど最初にもどってみたくなる本が時々ある。
そんな1冊だった。
生きていれば今年100歳の母。
母が生きた時代に「男女同権」の憲法がこの国の生まれた。
そしてその憲法のもとで生まれ育った私の、その娘たちと同じ年代のキム・ジオンは、まるで私の娘たちのようだ。
淡々と綴られることの一つ一つ。それらがあまりにもよくわかるのが怖いと思う。
今日は憲法施行76周年の5月3日。
著;チョ・ナムジュ(1978年ソウル生まれ)
訳; 斉藤真理子
ちくま文庫
1度観ましたが、田立さんの記事を見て
もう1度観てみました。
そして記事をアップしました。
議員退任の前に、ある方から紹介された本の1冊でした。「ただち議員にお勧めの本」と3冊の書名がかかれた美しいポストカードが嬉しくて、何人かの友人に「知ってる?この本」と尋ねたら、皆さん、映画化されたベストセラーであることをご存じで、知らないのは私ばかりでした。