2回のタウンミーティングに参加しました。
「財政調整基金(市の貯金みたいなもの)をしっかり貯めたから、コロナ対策もいち早く取り組めた」というような市長の発言が第1回目も2回目も、ありました。
昨年度末までは、確かに毎年度の黒字で基金を積み上げてきました。
今年度予算は、当初予算からそれをかなり取り崩す予算になっていることが、気になって3月議会の一般質問で問題にしました。
すでにコロナ禍での予算審査でした。
「財政調整基金があったから独自のコロナ対策ができた」というのも・・・?
国の臨時交付金、約9億円の活用の範囲を超えた市独自の取り組みではないです。
他市では、交付金の配分予定額に3億円、5億円と上積みしているところもありますが。
それにひとり親家庭への支援も、新生児給付金も遅かった。
あとから国の財源措置がされることを見込んでも、とりあえずは財政調整基金を原資として予算計上されます。
「財政調整基金があったから・・・」と胸張っていうのなら、もっとさっさとできたはず。
「8月に出産して他市へ転居、新生児給付金の対象にならなかった」という訴えもこのブログのコメント欄からいただきました。
「一番困っているときに届く支援」ではなかったことが残念でした。
病院問題で質問、意見がいろいろありました。
「せめて小学校区ごとに説明会をしてください」という要望に、「コロナ禍で、小学校区ごとの説明会は不可能」という市長の答えでした。
コロナ禍でも、子どもたちは毎日、学校に行ってます。
その学校の体育館でも使って、校区単位ですれば、「3密」をさけることは可能です。
泉大津駅高架下の広場でのイベントや、市民会館跡地の活用についてのワークショップなど、けっこうな密度で人が集う映像をパワーポイントで見せてましたけど。
「それ」は良くて、「これ」は不可能???なんで???
図書館は「誰もが行きやすい駅前に」というけれど。(「誰もが」って勝手に言わないで・・・と言う声もあり)
「市立病院は市の端になると高齢者は行きにくい」という声には「泉大津は平坦で、コンパクト」。
「昨年末に生長会と『基本合意』を結び、連携して法人を立ち上げようとしているが、生長会は指定管理者に決まっているのですか?」という質問には、「議会が指定管理の議決をするのは、新病院ができてから」と答え、「生長会が指定管理者にならなかったときはどうする?」の質問には答えがありませんでした。
既成事実を積み上げて、「議会の議決」は形式を整える程度のもの?
それはないでしょう!
書き出したらいろいろありますが・・・・限られた時間ですので、発言は遠慮して市民の方の意見に耳を傾けることにしました。