議案第1号の次が、2号ではなく、一行あいて議案3号になっています。
提案予定の議案が、直前に取り下げられたためです。
学校の体育館などの利用料金を定める条例案でした。
説明を受けた14日の厚生文教委員会協議会のなかで、複数の委員から(私もその一人ですが)「団体が使用するにあたって案として示された金額が高すぎるのでは?」という意見、「それほどの負担がかかると、長年続けてきた活動も続けられなくなるかもしれない」という意見が出されました。
委員会が終わって、委員同士の意見交換をして、議長を通じて市に申し入れ。
その結果、条例提案は見送られました。
市民の声が、議員を通じて行政を動かしたと言えるかもしれません。
「電気代などの受益者負担」という考え方には、私は違和感を抱きます。
公の施設は「現に使っている人」だけの、いわば特権的な「利益」ではなく、「誰もが使える場所がある」というもっと広い意味での社会全体の「公益」であると思っています。そこに集う子どもたちが健やかに育つこと、年代を超えて交流すること、文化やスポーツを楽しむこと。そういう場所は、身近にあって欲しい。そして、高い料金を払える人、団体だけのものにしてはならないのではないでしょうか。
今日の議案については、いろいろありましたが、それはまた日を改めて。
明日は、一般質問の発言通告締め切りです。