昨日7月15日、日本共産党は党創立100周年の日を迎えた。
この党と出会って、今年で50年。
50年たっても、「入党申込書」にペンを走らせた日のことを、昨日のことのように思い出すことができる。
今の「入党申込書」は、極めてシンプルだが、当時は「決意」というものを書くスペースがかなり広くあった。
そこに書いた、言葉の断片もまだ記憶のなかにある。
「自由でありたい。だから組織には入らない。束縛されたくないから」と言っていた自分が、実は、家族制度、学歴社会、競争社会の固定観念に「縛られて」いたことに気づき、「真に自由でありたいからこそ、人間の自由を求め続ける組織の中に身をおいて生きたい。」
20歳だった。
その1年前に、民青同盟に加盟し、1年間かけて自分なりに考えてきたので、迷いはなかった。
けれど、それから以降は、迷い、迷い、また迷い・・・という年月だったような気がする。
それは、実は今でもそうなのだ。
こんなやり方でいいのだろうか?
伝わっているだろうか?
自己満足になってはいないか?
いつも迷い、無力感に陥ることもある。
50年たっても、まだまだ新しい発見があり、戸惑いもある。
100年たった日本共産党も、日本共産党員として50年の私も、まだまだ発展途上。
ただ、「この道を行く」ことに、今は迷いはない。