こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

たつみコータロー議員 初質問・・・脱法ハウス問題から「格差と貧困」解決の政治の責任に迫る

2013-11-05 23:33:58 | 日本共産党
たつみコータロー議員の初質問が、「今日の午後3時ごろ」と聞いていたので外出先から急いで帰りパソコンの前に座りましたが残念ながら間に合いませんでした。
リアルタイムで視聴できなかったのは残念でしたが、夜の会議から帰ってから、参議院HPでチェック。

是非コチラを。【辰巳孝太郎、国土交通委員会】で検索できます。

質問の概要がよくわかるので、以下、コータローさんのFBの書き込みより引用しておきます。

「貸しビルなどのフロアーを細かく区切り複数人を住まわせ、窓がなかったり防火設備が不十分だったりで建築基準法違反の物件を脱法ハウスと言います。今全国で820件もの脱法ハウスと疑われる物件があります。社会的な問題にもなっている割には、国交省や厚労省は実態調査もせずにいます。(ネットカフェ難民のときはやったのに・・・)

この脱法ハウス問題をどう解決していくのか、ということと、脱法ハウスに頼らざるを得ないくらい広がった格差と貧困に今一度焦点を当てながら、増大する「住宅困窮者」にどう手当てしていくのか、という流れで質問しました。」(たつみコータロー参議院議員 FBより)




写真もコータローさんFBよりもらいました。後ろの傍聴席でどっしりかまえているのは衆議院で国土交通委員会に所属し、脱法ハウス問題もとりあげた穀田衆議院議員。

建築基準法や消防法に違反した住宅の問題を、ただ単に「違反建築物を取り締まれ」というのではなく、「脱法ハウスに頼らざるを得ない人」の問題として取り上げていること。「脱法ハウスが摘発され、そこを出ても多くの人が再び、別の脱法ハウス、トランクルームのようなところに住んでいる」という実態を示し、政府の責任で実態調査を行うことを鋭く求める。・・・「生活相談9年間で7千件」の実績を生かした堂々たる質問でした。

「低所得者に対する住宅政策としては、公営住宅・・・・」という答弁に対し「公営住宅の募集倍率は全国で8倍、大阪では17.3倍」という実態を示す。公営住宅の整備とともに民間住宅の保証金、敷金などへの助成を求める。「提案型の質問」です。



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2 コメント

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期待します。 (tweety)
2013-11-06 01:40:46
ホームレスを研究してた身としてすごく気になります。
私の同じゼミの子で釜ヶ崎での人数の推移を追った子がいました。
夏場は貯蓄し冬場はドヤに入る。
そんな傾向がある。
日本で言うホームレスは一般的に野宿生活者をさしてしまいます。
欧米なんかはそういう脱法ハウスに関してもきちっと数に入れてたと思います。

私も、両親がいなければそういう立場かもと思うと他人事と思えません。幸い祖父母の家もあるし、住居は確保する状態。でも必ずしもそんな人ばかりじゃない。

雇用の問題もからんできます。野宿してる人も能力あるのに住所がないため仕事がえれなかったり、問題はいっぱい。

また諸外国と違うのは特にアメリカは、野宿者だろうが、能力で仕事を得たりするので、野宿してても仕事がないわけではないという実情があります。

ただ日本のいいところは住宅困窮者には、ドラッグという問題がありません。高くて買えないですから。
他国はドラッグのために野宿ということもあり得る。

雇用出来る人を雇用しないだから住宅が安定しない、生活保護者が増える。
悪循環ではと考えてしまいます。

イギリスから入って来たBIGISSUEなんかは野宿者の支援を積極的にやってます。本人の能力によりお金を増やし自立につなげる。

国ではなく団体が動いてる。団体から政府は学ぶべきって思います。
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Unknown (ただち恵子)
2013-11-06 13:49:03
tweetyさん

“脱法ハウス”が社会問題にまでなるのは「そこにしか住めない」・・・つまり、脱法ハウスを必要とする人がいるからです。その本質をつく質問を、限られた時間のなかでしています。「我らがコータロー、たいしたもんだよ」と思いました。「住宅は福祉」という言葉を聞いたことがあります。
地域からも、家賃が安い古い木造の長屋風貸家がなくなって、そのあとに見た目はきれいなマンションが建ったりするときに、「立ち退きを迫られた人たちの住むところは・・・」と思います。
国も自治体も考えなければならない問題のひとつですね。
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