昨日の病院整備特別委員会で、最後に質問しようと思っていた項目を言い忘れたことを、夜の会合に参加しているときに思い出し、思わず「あっ」と声をあげてしまいました。
それは「市立病院の再編計画案について、ただの一度も市民説明会を開かないまま、案が案でなくなろうとしている」ことです。
なし崩し的に。
昨日の案件は「地域医療連携推進法人の設立について」
泉大津市と社会医療法人生長会が「参加法人」となる、一般社団法人をこの秋、11月に設立しI(認証・登記)、12月には大阪府知事に地域医療連携推進法人としての設立を申請するというものです。
いくらコロナ禍とはいえ、全く市民に説明することなく、ただ広報紙を使って、説明をするだけ。それは私からみれば、一方的でこれを推進する立場にとって都合のいい情報の垂れ流しです。
どれだけの市の財源がつぎ込まれようとしているのか?
その結果、新病院とはどんな病院なのか?
なぜ、生長会とだけ強い絆を結ぶのか?
説明会に代わるものとして「動画の配信」をしたと言いますが、一方通行の配信が、説明会に代わるものであるはずがない。
タウンミーティングをしたといいますが、たった1回開かれた8月20日、市長の30分のスピーチの最後5分間で触れただけ。一枚の資料さえなく。
コロナ禍であっても、やる気があれば小学校区ごとに広い会場で開催することはできるはず!
それを言い忘れたことは,不覚でした。
いくら市長が「病院はなくなりません!」と力説しても、
「市民が行きやすい市の中心部にあり、市が直接責任を持つ総合病院としての市立病院がなくなる」のが、今、進められている市の病院再編計画です。
一度、立ち止まって考えるべきではないでしょうか?