こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「遺棄」が1年?!

2022-03-02 21:01:04 | 市政&議会報告

一般質問が終わりました。

小さな間違いですが、私の質問は7番目(昨日の告知)ではなく、5番目でした。

なんと、朝、気が付いてちょっと慌てました

それは良いとして・・・「ジェンダーギャップ」というテーマの質問で、私が言いたかったのは、「コロナが、あぶりだした女性の貧困」、そのなかでも、シングルマザーの貧困。

 

一人親への支援策、児童扶養手当の支給が「離婚調停中でもOK」の改正がまもなくされるということを、ニュースで知って喜びました。

ところが、パブリックコメントを書くために、政府の「施行令」の案というものを読んで、今度は、がっかりしました。

 

協議離婚で離婚が、すんなり成立すれば、すぐに児童扶養手当の申請、支給対象になりますが、法的に離婚が成立する以前は、なかなかハードルが高い。

DVで裁判所の保護命令が出るか、あるいは「1年以上、遺棄され実質的な一人親の状態が続くか」。

今、提案されている「施行令」(案)は、「遺棄の基準」・・・つまり「遺棄とは、どういう状態かを明確にする」というのですが、「1年以上」という期間については、変えるとは言ってない。

このことを知るまでは、ニュースの報道だけで、「夫と別居。離婚調停中」で、アルバイトを掛け持ちでがんばっている、実質シングルのママさんに、児童扶養手当の支給の道が開かれると信じていました。

でも、あきらめません。

 

「施行令」(案)は、あくまでも案であって、その「案」をとって、正式なものにするために、意見募集をしているのですから。出てきた意見によって、変わる可能性があるのですから。

パブコメは明日、締め切りです。

 

子どもは、みんな、愛され、幸せになる権利があります。

国と自治体には、そのための責任があります。

 

今日、議場で質問しながら、フツフツと怒りが湧いてきました。

「遺棄」とは、「遺し棄てる」こと。

「遺棄」を1年も続けろと?!

それは、国と自治体による虐待ではないか!

1年どころか、1週間でも、一日でも「遺棄」された子どもがいるなら救わなければいけないはずです。

 

子どもを、守るための手当なら、法律的に離婚が成立したひとり親と、「実質一人親」と、どちらで生きる子どもも、守られなければならない。

 

パブリックコメントは⇒コチラから。

繰り返します。締め切りは明日、3月3日の午後23時59分です!

 

 

 

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