予算書と会議録と、資料の山に、どっぷりと浸かって、6日間の予算委員会が終わって。
外に出たら、春の陽がまぶしい。
季節が変わっていた。
まだ最終日が残っているが、とりあえず、「予算書」と離れたくて手にとった1冊。
南 杏子さんの本は映画にもなった「命の停車場」から始まって、これで5冊目。
タイトルになったエリザベス・ブラックウェルは、「世界で初めて医師として認められた女性」だそうです。
「性の違いを超えて、全ての人が、その能力を発揮して伸び伸びと生きる」
そんな社会は、まだまだ・・・遠いと思う。
けれど、そんな社会に向かう道筋の途上に、今、私たちがいることもまた確かだと思う。
著者;南 杏子
発行所;光文社