15年前、末の娘が中学1年生のときだった。
信州へスキー旅行に出かけた。
冬の朝、外はまだ暗く「送っていこうか?」と声をかける間もなく元気に駆け出して行った。
「大きくなったんだな」と思った瞬間。
「トルコで気球に乗ったよ!」と娘が写真を送ってくれたとき、なぜかそのことを思い出した。
あれから15年。
娘はもっともっと大きくなった。
15年前に「反戦反核平和詩歌句集 第16集」に寄せた詩です。
出発の朝
「朝だと思うと
暗くても
こわくないね」
スキー旅行の朝
12歳のつぶやき
ひきずりそうな
大きなバッグ
体にななめにかけて
とびだしていった
明けきらない冬のまちへ
思いがけない速さで
路地をかけぬけ
曲がり角に影が消えた
あなたを見送った
その場所に私は立ち
胸に問い
そして 答える
「平和って
なに」
「育つ命のあした
送り出したものの帰りを
疑いもせずに
こうして 待つこと」
娘たちは、隣の町の友達に会いに行くように
世界のどこにでも行く。
だから世界が平和でないと本当に困る。
きょうのたつみコータローのHPには、「憲法9条を生かした平和外交」の訴えがアップされています。
視聴はコチラから。是非聴いてください。
信州へスキー旅行に出かけた。
冬の朝、外はまだ暗く「送っていこうか?」と声をかける間もなく元気に駆け出して行った。
「大きくなったんだな」と思った瞬間。
「トルコで気球に乗ったよ!」と娘が写真を送ってくれたとき、なぜかそのことを思い出した。
あれから15年。
娘はもっともっと大きくなった。
15年前に「反戦反核平和詩歌句集 第16集」に寄せた詩です。
出発の朝
「朝だと思うと
暗くても
こわくないね」
スキー旅行の朝
12歳のつぶやき
ひきずりそうな
大きなバッグ
体にななめにかけて
とびだしていった
明けきらない冬のまちへ
思いがけない速さで
路地をかけぬけ
曲がり角に影が消えた
あなたを見送った
その場所に私は立ち
胸に問い
そして 答える
「平和って
なに」
「育つ命のあした
送り出したものの帰りを
疑いもせずに
こうして 待つこと」
娘たちは、隣の町の友達に会いに行くように
世界のどこにでも行く。
だから世界が平和でないと本当に困る。
きょうのたつみコータローのHPには、「憲法9条を生かした平和外交」の訴えがアップされています。
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