こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

間違いだらけの生活保護「改革」

2013-12-08 19:57:54 | 読書
それぞれの章の冒頭に「当事者の声」が一人称で掲載されている。
生活保護を利用している当事者の経験、想い、願い。

国会で強行された生活保護法の改悪は、現状を無視した理不尽なもの。

8月から生活保護基準が引き下げられた。今年の8月から3年間かけて総額670億円。平均6.5%、最大10%。
その根拠は、生活保護利用者の生活実態とかけ離れた、政府が恣意的に作り出した「物価下落」というごまかし。


法改悪も、基準引き下げも、理論的整合性のないことを明快に、詳細に明らかにしてくれている。
それだけに読んでいて怒りが募る。

編者;生活保護問題対策全国会議
発行所;明石書店

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2 コメント

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Unknown (ただち恵子)
2013-12-11 04:48:07
tweetyさん

「生活保護が増える」ことが問題なのではなくて、「増えざるをえないこと」、貧困と格差の広がりが問題。「生活保護の急増」を目の敵にするのは、政治の無策。

社会福祉士の試験、がんばってください。心ある、福祉の担い手が増えてもらわないと救われませんから。
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悪い方に (tweety)
2013-12-08 22:33:57
消費税あげるのに生活保護下がるって矛盾ですね。
なんかめちゃくちゃです。

個人的には社会福祉士毎年受けてる(落ち続けてるので)もういらんことせんとってほしいなんて思ってしまいます。いいようになるのであればいいけど悪い方になるんですから。

それにしても生活保護率は、パーミル単位だったのに、いまやパーセントで表せるようになってます。
異常事態。。
この状況作ったのは政府だというのに。
なんとかしてほしいののです。
返信する

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