中国政府は6月、「南京大虐殺」と「従軍慰安婦」に関する資料をユネスコ記憶遺産に登録申請したが、この南京大虐殺の根拠の一つが、中国系アメリカ人、アイリス・チャン氏の著書『ザ・レイプ・オブ・南京』である。
大川隆法・幸福の科学総裁は同月、アイリス・チャン氏の霊を呼び、「南京大虐殺」の真相に迫った。その内容が収録されたのが、書籍『天に誓って「南京大虐殺」はあったのか』である。
この中でチャン氏の霊は、反日路線をとる中国系ロビー団体とアメリカ諜報機関から資金面や情報面でのバックアップを受け、十分に裏付け調査をしないまま『ザ・レイプ・オブ・南京』を書いたことを涙ながらに告白。
また、「史実に反している」との批判が殺到して調べるうちに、南京大虐殺の存在を疑い始め、最後は口封じのために何者かに殺されたことを明かした。
長らく南京大虐殺が嘘であることを訴え続けてきた、外交評論家の加瀬英明氏も、本霊言の歴史的意味を高く評価。加瀬氏にこの霊言について聞いた。
――今回、アイリス・チャンの霊言に対して、「霊言の場をつくって、"嘘つきチャン"にとどめを刺している。じつに痛快だ」という推薦の言葉をいただきました。
加瀬氏(以下、加): 私自身、信仰心は薄いですが、チャンの霊言は実に面白いですね。
――具体的には?
加: 一番面白いのは、閻魔様に尋問されているような臨場感。それから、「だまされて殺された」と告白したところ。おそらく中国側がやったのでしょう。チャンに「実は中国から金をもらって、『ザ・レイプ・オブ・南京』を書いた」と白状されたら困りますからね。
――霊言で明らかになったのは、ゴーストライター本として、最後にチャン氏がまとめたという真相です。
加: 私が会長を務める「南京事件の真実を検証する会」の多くの学者が、『ザ・レイプ・オブ・南京』は、北京あたりで誰かが下書きの原稿を作ったとみなしていました。その通りですよ。
――まさに「霊言がとどめを刺した」。
加: 今まで南京大虐殺に関して「30万人以上が犠牲になった」など、真っ赤な嘘が言われてきましたが、霊言の場を通じて真実が明らかになったということですね。今までの大嘘にとどめを刺したので、アイリス・チャンの霊言は痛快です。
――霊言は、イスラム教の開祖・ムハンマドが、大天使ジブリールの通信を受けて聖典『コーラン』ができたのとほぼ同じ、と説明できます。加瀬先生は、大川総裁の霊言をどう捉えていますか。
加: 大川総裁はきっと群を抜いてカンが鋭い方だと思います。私の持っていない能力をお持ちなのですね。ムハンマドは偉大ですが、字が読めなかったことを考えれば、大川総裁と比べるのはちょっと失礼ですよね(笑)。
日本の教科書を正し歴史のねつ造を国際社会に訴える
THE SECRET BEHIND THE RAPE OF NANKING
大川隆法総裁がアイリス・チャンの霊を呼び「南京」の真相に迫る
大川隆法著
幸福の科学出版
――中国が「南京大虐殺」「従軍慰安婦」をユネスコ記憶遺産に登録申請しました。こうした歴史問題をめぐる反日の動きに対して、日本人は何をすべきでしょうか。
加: 南京や慰安婦を問題にしたいのは、中国や韓国だけではない。国際社会の中で、戦勝国史観を維持したいアメリカもそうです。
そうした嘘の歴史について、日本人は全力を尽くして反論すべきですが、「日本の教科書に書いてある」と指摘されれば、言い返せません。まず、歴史教科書の内容を正すべきでしょう。
慰安婦の強制連行を実質的に認めた「河野談話」は撤回すべきです。戦場の兵士の性処理の問題は、全世界に存在しますが、政府が公式に謝罪したのは日本だけです。だから、国際社会では、「日本はよほど悪いことをしたに違いない」と思われています。談話の検証だけでは不十分で、これを明確に否定しなければいけません。