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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

 黙示録の獣、龍そして女 第33回

2017年07月11日 | 日記

国家は法を通して語ります。アメリカが宗教的な法を作って、人々に迫害を加える場面を想像できますか?また、アメリカが人々にある特定の方法の礼拝を強要する姿を想像できますか?もちろん、想像できません。しかし、神様の預言はアメリカがそのように変身することについて、はっきりと語っています。アメリカは獣の像(Image)、すなわち教皇権に似たある勢力を作るのです。中世期に教皇権が国家の権力を後ろ盾にして強大な権力を行使したように、現在でも、教会と国家が連合して、宗教的な法を強要することができるという状況です。このような姿は教皇権に非常によく似ています。

 

黙示録の中に誤解する余地がないほどはっきりと預言されているように、米国は最終的に獣の刻印を強要するでしょう。しかし、そのことは何を意味するのでしょう?聖書に基づいて考えると、偽の安息日が獣の勢力によって作られるということを意味します。聖書が教える安息日を遵守するかわりに、日曜日を守るということは、教皇権の権威に忠誠を尽くす証となります。結局、米国は日曜礼拝を強要する勢力となるのです。預言はまさにこのことを語っているのですが、現在のアメリカ政府と宗教界ではこのような姿が時おり垣間見られます。アメリカ建国当時は、カトリックの影響は少しも見られませんでした。清教徒たちはカトリックの迫害を避け、祖国と財産を捨てて、新大陸であるアメリカへ移住した人たちだったため、カトリック教会は彼らにとって、敵とみなされるものでした。

 

そのようなアメリカが、レーガン大統領の時代にはバチカンに大使を送り、旧ソ連と東欧共産圏の没落過程で教皇権と極秘で同盟を結んだことが、タイム誌に特大記事として紹介されるほどにまで変わってしまったのです。アメリカでカトリック教徒の数が、単一の教会としてはどのプロテスタント教会よりも多くなり、アメリカ議会議員の中でカトリック信者が最も多い議席数を占めるようになりました。また、アメリカで犯罪が多くなるにつれ、アメリカ政府は国民を指導し教育する面で、宗教の影響力を大きく必要とするようになりました。もちろん、これは良い意図で始まったことですが、最終的には宗教と国家の連合を成し遂げるための、決定的な動機となるでしょう。

 

今日、アメリカの国会議員や大統領候補者たちは、クリスチャン コーリィションと呼ばれるキリスト教政治団体が、各教派の教会を通して国民に与える大きな影響力を利用しようと力を尽くしています。1994年の国会議員選挙で、クリスチャン コーリィションが支持したほぼすべての議員が上・下院選挙で当選したことが、新聞やテレビで大きく報道されました。このようにカトリック教会とプロテスタントの宗教団体が、政治に及ぼす影響力は日に日に増しています。このような状況が、アメリカの変貌に関する黙示録の預言が実際に成就されつつあることを表しているのです。

 

私たちは、アメリカが日曜日礼拝を強要することになるという、ヨハネの黙示録の預言を信じなければなりません。聖書に出てくる全ての預言は、その預言がその時代に生きている人々の目の前で起こる瞬間まで、誰もそれを実感することはできません。神様の言葉に対する知識と信仰を通して、私たちはその預言が現実になることを確信しなければならないのです。日曜日礼拝を強要するようになる基礎は、もうすでに出来ています。現在でも、世界のすべての国家で、日曜日は休日として定められています。そのため、土曜安息日遵守者たちはいろいろな面で困難を受けています。宗教の影響力が強い米国南部では、日曜日に店を開店できないようにする法を具体化する動きを見せ、ジョージア州では、日曜日に酒を売れないようにする法が施行されています。黙示録13章17節では、やがて獣の刻印が非常に強圧的な制裁を伴って強要されるという事実を語っています。「この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした」。