げってん(その25)-星野順一- 2007年07月29日 | 随筆 星野順一 1979年 「南瓜」12号 絵とは ひとつのまなこをもとめ 風景をさがし、静物を描く 右に 左にあるく ひとつの動物である。 まなこをわすれた画には 心がなく 人を動かす力はない。 只のカンバスと色である。 まなこある絵は いつも人をみつめている。 辻 旗治 (この文章の一部は 西日本新聞連載「ふり返ると四半世紀」 を引用しています。)