ボランタリー画廊   副題「げってん」・「ギャラリーNON] 

「げってん」はある画廊オーナとその画廊を往来した作家達のノンフィクション。「ギャラリーNON]は絵画を通して想いを発信。

ギャラリーNON(59) 2012個展・ギャラリー「椿」界隈

2012年11月19日 | 随筆
 次の章は、ギャラリー「椿」界隈とした。

2)ギャラリー「椿」界隈
 作品発表のホームグランドとしていました若松の「マルミツ画廊」が閉廊して寂しい思いをしておりましたが、昨年ここ「椿」に出会い、今年もお世話になっています。
 町の雰囲気にも馴染みたいと思って、画廊界隈をスケッチ散策しました。花などのスケッチも一緒に並べます。


「架け橋の詩」の像 金鶏町交差点にて

「金鶏町交差点にこんなのあったっけ」とつぶやく人が多かった。等身台の彫刻だけど目に留まらない。文化の香る町にするのであれば作品を鑑賞する環境を考えて欲しいと思う。作家さんの名前も分らない。


「枳殻」 下到津にて

到津八幡神社に程近いところに中低木で囲まれた広い屋敷があり、門までのアプローチの生垣に枳殻(カラタチ)の枝が張り出していた。この実は柚子(ユズ)に似ているが食べられるのだろうか。棘は丈夫そうだ。


「皿倉の見える通り」 筑紫女子短大前「にて

真直ぐな通りの真正面に皿倉山が見える。皿倉山の頂上からの眺めは360度見渡せるので、皿倉山はどこからでも見上げることができる。しかし真直ぐな通りの消失点に皿倉山が鎮座する景色はそうはないだろう。


「通学路」  丘の上の九州歯科大からの帰り道 

ギャラリー「椿」は国道3号線を挟んで真向かいにある。車の通りは多いが人通りは少ない。ビル風が強い。九州歯科大は新しい建物で、病院の建物も付属している。ぐるりを散策していると学生が次々と長い坂道を登っていく。まるで田舎道である。誘われるように私も登って行った。すると古い校舎や体育館、グラウンドのある丘の上に来ていた。帰り道をスケッチした。