2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 城山三郎著『男子の本懐』(新潮文庫)

2010-03-31 22:18:20 | 読書
1930年代の世界恐慌に対するため、金解禁(金と通貨との交換を可能にすること。金本位制。)を断行した浜口雄幸首相と井上準之助大蔵大臣の話。 二人は好対照な人生を送ってきたが、お互いに信頼できる人物とみていた。浜口が首相となった際に、金解禁を行うため、井上に大蔵大臣への就任し、井上はこれを受諾し、金解禁の前提となる緊縮財政をひき、政府の財政状態をある程度好転させてから、1930年1月に金解禁という政 . . . 本文を読む