2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 久野収・鶴見俊輔著『思想の折り返し点で』(岩波現代文庫)

2010-08-24 19:46:47 | 読書
久野収さんと鶴見俊輔さんとの対談(1989年10月頃から1990年7月頃か)。 本書からいくつか。 「自分が相手にレッテルをはるんじゃなしに、相手もどこかいいことを言っているのではないか」を探る姿勢が双方にないと、議論が生産的にならない(50頁)。『朝生テレビ』で行われる大声の出し合いで、互いが納得するようなことはないということがこの姿勢の大切さを明らかにしている。 「ぼくら日本人は、自分と他人や . . . 本文を読む

読書 大貫隆著『聖書の読み方』(岩波新書)

2010-08-24 19:14:24 | 読書
やはり、聖書というものは読みづらいということがわかった。 また、聖書が(キリスト教徒が信じる)神によって人間が創られたということを発していることが改めてわかった。 最後の章の「聖書の読書案内」は比較的わかりやすかった。 . . . 本文を読む