本書は、病気感染の拡大が「生物的原因」だけでなく、社会的要因もあること(306頁)を明らかにしている。
西洋社会で流行したハンセン病、ペスト、梅毒、結核及びガン、並びに日本社会でのコレラ等が具体例として取り上げられている。
明治時代の富国強兵政策のために、公衆衛生の拡充はなされず、専ら隔離といった対処療法ばかりだったようだ。この時代の人々、特に農民は本当に苦難の連続だったろう。そのような苦難の上に . . . 本文を読む
昨日のBS11の番組「インサイドアウト」に、森田実さんが出演されていた。久しぶりに森田節を聞けて楽しかった。菅政権が小泉政権以上に米国ベッタリであるなんて意見は、地上波では難しいだろう。 . . . 本文を読む