2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 佐藤栄佐作著『知事抹殺 つくられた福島県汚職事件』(平凡社)

2011-05-29 00:48:10 | 読書
著者は、福島県前知事である。本書は2つの点で注目される。 ひとつ目は、佐藤さんが起訴された汚職事件が虚偽の自白によって成り立つ「国策捜査」の側面があると言うことである。2つ目は、佐藤さんが県知事時代に、原発の安全性を求めて、東電や中央政府機関と闘っていたと言うことだ。なお、佐藤さんは、反原発の立場には立っていないと本書で明らかにしているが、そのような態度の人さえも危機感をもつほどの原発の安全性を確 . . . 本文を読む