2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 荻野富士夫著 特高警察

2014-03-12 22:47:18 | 読書
荻野さんは、特高警察とは、「戦前日本における自由・平等・平和への志向を抑圧統制し、総力戦体制の遂行を保障した警察機構・機能」という(231ページ)。特高は国内にとどまらず、当時植民地であった朝鮮半島や台湾、満州国でも猛威をふるった。 国策に反対する者を全て敵視し抑圧したのだから、戦況を客観的に見るということは到底できなくなり、仮に誤った方向に進んでいることはわかっても、それを修正することは不可能と . . . 本文を読む