1980年台から90年初頭までの雑誌等に掲載されたものを文庫化。
「モノでかためた生活」においては、モノは「自己表現の手段、自分を表わす記号」となっている(93頁から94頁)という主張は、まさにバブル時代にぴったりくる。しかし、それから20年過ぎた現在にはあてまわらないだろう。何故なら、当時のように、誰もがモノを持つことができなくなったからだ。
「モノでかためた生活」においては、モノは「自己表現の手段、自分を表わす記号」となっている(93頁から94頁)という主張は、まさにバブル時代にぴったりくる。しかし、それから20年過ぎた現在にはあてまわらないだろう。何故なら、当時のように、誰もがモノを持つことができなくなったからだ。