2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 田崎基著 令和日本の敗戦  ちくま新書

2020-07-26 10:52:00 | 読書
本書は、神奈川新聞の記者である田崎さんが、2018年から2020年までの間に新聞に記載された記事をベースにしたものです。

田崎さんは、「日本は国家との戦争ではなく、敵なき敵との戦いに挑み、失策に次ぐ失策を重ね、自滅のときを迎えようとしている」(260頁)と危機感を露わにしています。

そして、「時代がどう変わろうが試されているのはいつでも私たちの底力だ。自由と民主主義のために、何度でも立ち上がるしかない」(267頁)と最後に書かれている。

「私たちの底力」が「何度でも立ち上が」れるほど残っているのか、疑問がないわけでもないが、他に道はないことは確か。

ちくま新書のリンク


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3ヶ月ぶりの出勤 | トップ | 4連休の最後の日 »

読書」カテゴリの最新記事