本書は、「ちくま文学の森」シリーズ全10巻の第1巻である。
収められている話は次のとおりである。
島崎藤村「初恋」
堀辰雄「燃ゆる頬」
尾崎翠「初恋」
アンデルセン/大畑末吉訳「柳の木の下で」
ヘッセ/高橋健二訳「ラテン語学校生」
伊藤左千夫「隣の嫁」
モーパッサン/青柳瑞穂訳「未亡人」
フォークナー/龍口直太郎訳「エミリーの薔薇」
リルケ訳/水野忠敏訳「ポルトガル文」
A・ハックスリー/太田稔訳「肖像画」
菊池寛「藤十郎の恋」
スタンダール/桑原武夫訳「ほれぐすり」
バルザック/水野亮訳「ことづけ」
加藤道夫「なよたけ」
文学から遠い私は、いずれも読んだことのない話だった。たまには、文学するのもいいのかもしれない。ただ、本編だけで523ページもあるので、読むのに1ヶ月以上かかった。