2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 佐高信著『湛山除名 小日本主義の運命』(岩波現代文庫)

2011-09-11 00:07:27 | 読書

「小日本主義」とは、「量的拡大がすべての問題を解決するかの如き幻想を与える大日本主義」に対し、「質を問題にする」主義のことである(331頁)。かつての大日本帝国は、「大日本主義」で軍事力で領土の拡大を目指して破綻した。
石橋湛山は首相になったものの、病気によりわずか2ヶ月で退陣した。もし、数年間石橋が首相を続けていたら、日米安保条約はなかったかもしれず、日中国交正常化も早かったかもしれない。

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