2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 酒井順子著 ユーミンの罪(講談社現代新書)

2015-04-02 23:28:59 | 読書
酒井さんは、本書で、1973年発売の「ひこうき雲」から1991年発売の「DAWN PURPLE」までの20のアルバムの社会的な影響(主に女性に対する影響)を考えています。

ユーミンこと松任谷由実さんは「女性の様々な生き方を肯定」したという(273ページ)。そして、ユーミンが提示するキラキラした世界に辿り着くために、女性たちを「ずっとこのまま、走り続けていられるに違いない」と思わせたことが「ユーミンの犯した最も大きな罪」ではないかと、酒井さんは言う(274ページ)。

「肯定」と「永遠性」がキーワードになるようだ。

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