一人のゼントラーディと地球人のハーフの少女は二人の男性に恋をした。
一人は同じグループの歌手、一人はお見合いで出会った軍人・・・
そのトライアングラーは1つの戦いに巻き込まれ・・・・
そして終わらした・・・
ただ、恋をした一人の歌手は放浪の旅へ出て・・・・
恋をした一人の軍人との関係は縮まる。
それから7年が立ち・・・・・
一人の歌手は帰ってくるが少女から一人の女性になった彼女はある事に気がつく。
自分にはついてはいけない部分がある。
もし結婚したらお互い対立し嫌いになり別離してしまう事を・・・・
彼女はその歌手に想いを伝えるのを諦め一人の軍人と結婚する事を決める。
だけど・・・・
本当は一緒に生きたかった、でもそれに伴う力はなかった。
その彼女は結婚式の時に・・・・・
一人の人間と結婚した嬉し涙と、一人の人間と別離した後悔の涙を流す。
それからかなりの年月が経った。
【西暦2072年】
第2次ウィンダミア独立戦争が起きたり、数々の紛争が増えた70年代。
その彼女は夫と一緒に住んでいる。
その彼女の名前はミレーヌ・キザキ
いやミレーヌ・ジーナス。
ガムリン木崎と結婚し3人の子宝に恵まれた。
一人目は歌手のアルテミス・キザキ
サンダーチェッカーと言うグループの歌手、祖母譲りの緑髪が特徴。
二人目はミラーン・キザキ
おっとり系の女性軍人であり、姉妹の中では色っぽい。
三人目はアメリア・キザキ
ミラーンと同じ軍人であり、エースパイロットである。
ミレーヌはガムリンと共に3人の娘を育て幸せに暮らしていた。
そんなある日・・・
アルテミス「思うように歌えない。」
サンダーチェッカー.アルテミス・キザキ
ミレーヌ「思うように歌えないですって?」
歌手ミレーヌ・キザキ
アルテミス「思うように声が出ないのよ、私が歌いたい声じゃない!」
アルテミスが実家に帰ってきて早々、思うように歌えないと訴える。
あまりにも衝撃的なアルテミスの言葉にミレーヌは驚く。
その歌えない理由は思うように声がでない。
自分が思っているような声が出ないと。
ミレーヌ「まさかそんな・・・・」
アルテミス「そんなでも、事実よ。ママ、どうしたらいい?」
ミレーヌ「どうしたらって、アルテミス・・・声の病気じゃないの?」
アルテミス「違うわよ、病院に行ったけど原因は不明だって。」
声の病気が原因じゃない・・・・
一体何がアルテミスを苦しめるような要因になったのか・・・・
病気でも無ければ一体なんなのか?
ミレーヌは首を傾げて考える。
アルテミスを歌えなくした原因とは一体・・・・
数分考えるも分からない・・・・
その後、軍司令部から帰ってきた夫・・・ガムリンとその事について話す。
ガムリン木崎「声が思うように出ないか・・・・」
新統合宇宙軍ガムリン・木崎大佐
アルテミス「そうなのよパパ、どうしたらいい?」
ガムリン木崎「う~む、どうしたらと言っても当分発声練習するしかないな。」
ミレーヌ「声の練習ねぇ、それもいいかも知れない。アルテミス、当分サンダーチェッカーの活動を休んで声の静養したら?」
アルテミス「うん、そこまで言うならするわ。」
ガムリンから声が出ないなら練習すればいいと言われる。
これは練習と言う名の静養である。
声が思うように出なくなったのは気持ちの変化の可能性もある。
なので・・・その気持ちの変化と自分の声に合うように練習し・・・
これからも歌手活動を行えるようにする。
これがガムリンの提案であり、同じように歌手であるミレーヌも納得した。
翌日、アルテミスはサンダーチェッカーの活動を休止し静養に専念することをネット発表した。
アメリア「おっお姉ちゃんやっているなぁ。」
新統合宇宙軍アメリア・キザキ中尉
ミラーン「でも結構痛々しいわ。」
新統合宇宙軍ミラーン・キザキ中尉
双子であるが、似てない姉妹のアメリアとミラーンが里帰りし・・・
姉アルテミスの練習の様子を見ていた。
必死にギターを持ちながら静養練習するアルテミス。
なんかなんとも言えない程の悲痛な感じが入り込んでくる。
ミレーヌ「ミラーン、アメリア来てたの?」
アメリア「はい、アルテミス姉さんが心配で・・・」
ミラーン「調子はどうなの?」
ミレーヌ「なんとも言えないわ、何度も練習しているけど思っているような声が出ないって。」
ミラーン「そんな・・・」
二人の姉妹の前にミレーヌがやってきて、アルテミスの様子を伝える。
状態はよろしくない、納得できる歌が完成してない・・・・
アルテミスの悲痛な現状を二人は、なんとも言えないショックを受ける。
あんなに夢見た歌手活動なのに、思うように歌えなくなって・・・・
引退してしまうような結果になる・・・
ミラーンとアメリアはそう感じてしまう・・・
アルテミス「まだまだ・・・・」
それでもアルテミスは歌い続ける。
中々自分の思うような歌が歌えなくても、いつか歌えるようになるまで。
だけど
現実は非常、何度もやってもアルテミスの思うようにいかない。
一般な人から見ても素晴らしい歌声なのに。
ガムリン「娘の悲惨さを黙って見ているしかないのか、糞・・・親として失格だ。」
「木崎大佐、そろそろ司令部へ」
ガムリン「あぁそうだったな、今行く・・・・(アルテミス、何も出来ない俺を許してくれ)」
ガムリンも出勤前にアルテミスの静養練習を見るが・・・・
何もアルテミスの助けになるような事が出来ない事を悔やんだ・・・・
どうしたら、アルテミスを助ける事が出来るのか・・・
もしバサラがこの場にいれば、なんとかなるのだが・・・・・
そう思いながらこの場を去った。
アルテミス「歌えない、なんで・・・・なんで・・・歌えないのよぉぉぉぉ」
静養練習をやっても思うように歌えない・・・・
なんで歌えないのか・・・・
アルテミスは練習部屋の壁をドンッと殴り涙を流しながら自分の無力さに嫌悪する。
母親のミレーヌが一緒に歌って手伝ってくれるけど・・・
歌えない・・・・自分の歌いたいように歌えない・・・
これ以上、迷惑かけたくないと・・・日々常に考えており・・・
アルテミスのストレスになっていた。
ミレーヌ「アルテミス、休憩にして・・・ママの大好きなマンゴープリンを・・・・ってあれ?アルテミス?」
ミレーヌがアルテミスを元気つけようとマンゴープリンを買ってきたが・・・・
肝心のアルテミスが練習部屋にいない・・・
一体何処へ行ったのだろうか?
ミレーヌは部屋中を探すが・・・・アルテミスは見当たらない。
アルテミス「やめよう・・・・かな・・・」
アルテミスは川の土手にいた。
無力感もあってか、目には生気はない・・・・
まるで廃人のようであった・・・・
アルテミス「私にとって歌は・・・なんだったんだろう。」
アルテミスは今までの歌人生を振り替える。
母ミレーヌに憧れて歌手への道を進んだのに・・・・
そう考えていると・・・・
「あんたはどんな想いで歌っているんだ?」
アルテミス「えっ?」
後ろから誰かが話しかける。
アルテミスは話しかけてきた方向を振り返って見た・・・・
そこにはラフな格好をした丸眼鏡のアゴヒゲが特徴の中年男性だった。
背中にはギターを持っている。
アルテミス「私は・・・」
「歌ってのはなぁ、自分の気持ちを最大限に吐き出して歌うもんだ!何か自分の気持ちを吐き出せない部分があるんじゃないのか?そうハートを爆発させてなぁ!」
アルテミス「それは・・・・」
「まずお前の歌・・・・俺に聴かせろよ!」
かなりパワフルなおじさんだった。
何かが震えるかのような事をどんどん言ってくる。
そのおじさんが自分の歌を望んでいるので、実際に歌ってみた。
「いい歌だが、ハートが足りないな!」
アルテミス「足りないですか?」
「あぁ俺が試しに歌ってやる!いいかよく聞くんだぞ!俺の歌を聴けぇぇぇぇ」
アルテミスは実際に歌ってみるとダメ出しされる。
ハートが足りないと・・・その事をショックを受けるが・・・
突然、おじさんが何処かで聴いた事のあるセリフを叫び・・
その場で歌い出した。
なんかが震えるかかのような、興奮を味わい・・・
何かを引き出すかのような・・・
その翌日
アルテミス「私・・・サンダーチェッカーに戻るわ。」
ミレーヌ「もう大丈夫なの?」
アルテミス「昨日、ある人に出会って勇気もらったのよ。」
ミレーヌ「ある人って?」
アルテミス「内緒よ♪」
アルテミスは現場復帰すると言い出した。
あまりにも突然な出来事に、ミレーヌも驚く・・・・
一体に急にどうしたのかと・・・・
それにある人って・・・・
ミレーヌは気になるが、アルテミスはそのまま現場復帰する。
その後・・・
「ミレーヌさん、もうすぐ収録入ります。」
ミレーヌ「お願いします。」
ミレーヌは日本の明治時代を舞台にした漫画のアニメのくノ一のキャラを演じるためスタジオに来ていた。
収録は大成功に納めるも、なんかアルテミスのある人が気になってしょうがなかった。
一体誰なのだろうか?
収録が終わり、ミレーヌはスタジオから出る。
ミレーヌ「まぁいいわ、アルテミスが元気になったのなら母親としても嬉しいし・・・さぁて次はミュージカル超時空大根ブラザーズの収録頑張ろう。ナベシンが監督する奴だから気合いいれないと。」
アルテミスの言っていた人はが気になるが・・・・
結果的に元気になったのでそれでいい、後はミュージカルに出て・・・
歌って演技して踊るなどをしなくては・・・・
とミレーヌはそう思って人ごみの中に入っていく。
すると・・・・
「ミレーヌ、いい娘持ったな・・・」
ミレーヌ「えっ!?」
人混みの中で自分には話しかけてくる声が聞こえた。
ミレーヌはその方向に振り替えるが、そこには誰もいなかった。
でも
あの声は忘れはしない・・・あの人・・・・あの人の声だ!
ミレーヌ「バサラ・・・バサラが助けたんだね・・・ありがとう・・・・バサラ。」
バサラ、あの声はバサラ。
アルテミスを助けたのはきっとバサラだ!
ミレーヌはアルテミスを助け、今さっき話しかけた人はバサラだと確信する。
確信したミレーヌは、涙を流しバサラに感謝した。
その後、アルテミスはサンダーチェッカーに復帰、再び歌手としての活動を行う。
復帰後のアルテミスの歌は更に魅力的になったとファンは喜んだ。
アルテミスは歌手だけでなく女優や声優などをやるようになるなどの仕事が増え・・・
順風満帆な生活を遅れたと言う。
ミラーン「なんと言うか・・・」
アメリア「リア充よね。」
ミレーヌ「二人とも嫉妬はしな~い。」
妹二人には嫉妬される程の順風満帆ぷり・・・・
ミレーヌもアルテミスを初め娘たちに幸せになってもらいたいな~と思った。
その頃
熱気バサラ「ここが惑星セフィーラか・・・」
放浪の歌手熱気バサラ
アルテミスを助けた熱気バサラは惑星セフィーラに降り立った。
この地で、熱気バサラの新たな伝説が幕を開けようとしていた。
そこで語られる熱気バサラの壮絶かつ愉快な伝説が!
その物語は別の機会に語られる事になる。
イメージ声優
ミレーヌ・フレア・ジーナス(キザキ)
=櫻井智
ガムリン・木崎
=子安武人
熱気バサラ
=神奈延年
アルテミス・キザキ
=前田玲奈
ミラーン・キザキ
=田村ゆかり
アメリア・キザキ
=種﨑敦美
ガムリンの副官
=井上和彦
一人は同じグループの歌手、一人はお見合いで出会った軍人・・・
そのトライアングラーは1つの戦いに巻き込まれ・・・・
そして終わらした・・・
ただ、恋をした一人の歌手は放浪の旅へ出て・・・・
恋をした一人の軍人との関係は縮まる。
それから7年が立ち・・・・・
一人の歌手は帰ってくるが少女から一人の女性になった彼女はある事に気がつく。
自分にはついてはいけない部分がある。
もし結婚したらお互い対立し嫌いになり別離してしまう事を・・・・
彼女はその歌手に想いを伝えるのを諦め一人の軍人と結婚する事を決める。
だけど・・・・
本当は一緒に生きたかった、でもそれに伴う力はなかった。
その彼女は結婚式の時に・・・・・
一人の人間と結婚した嬉し涙と、一人の人間と別離した後悔の涙を流す。
それからかなりの年月が経った。
【西暦2072年】
第2次ウィンダミア独立戦争が起きたり、数々の紛争が増えた70年代。
その彼女は夫と一緒に住んでいる。
その彼女の名前はミレーヌ・キザキ
いやミレーヌ・ジーナス。
ガムリン木崎と結婚し3人の子宝に恵まれた。
一人目は歌手のアルテミス・キザキ
サンダーチェッカーと言うグループの歌手、祖母譲りの緑髪が特徴。
二人目はミラーン・キザキ
おっとり系の女性軍人であり、姉妹の中では色っぽい。
三人目はアメリア・キザキ
ミラーンと同じ軍人であり、エースパイロットである。
ミレーヌはガムリンと共に3人の娘を育て幸せに暮らしていた。
そんなある日・・・
アルテミス「思うように歌えない。」
サンダーチェッカー.アルテミス・キザキ
ミレーヌ「思うように歌えないですって?」
歌手ミレーヌ・キザキ
アルテミス「思うように声が出ないのよ、私が歌いたい声じゃない!」
アルテミスが実家に帰ってきて早々、思うように歌えないと訴える。
あまりにも衝撃的なアルテミスの言葉にミレーヌは驚く。
その歌えない理由は思うように声がでない。
自分が思っているような声が出ないと。
ミレーヌ「まさかそんな・・・・」
アルテミス「そんなでも、事実よ。ママ、どうしたらいい?」
ミレーヌ「どうしたらって、アルテミス・・・声の病気じゃないの?」
アルテミス「違うわよ、病院に行ったけど原因は不明だって。」
声の病気が原因じゃない・・・・
一体何がアルテミスを苦しめるような要因になったのか・・・・
病気でも無ければ一体なんなのか?
ミレーヌは首を傾げて考える。
アルテミスを歌えなくした原因とは一体・・・・
数分考えるも分からない・・・・
その後、軍司令部から帰ってきた夫・・・ガムリンとその事について話す。
ガムリン木崎「声が思うように出ないか・・・・」
新統合宇宙軍ガムリン・木崎大佐
アルテミス「そうなのよパパ、どうしたらいい?」
ガムリン木崎「う~む、どうしたらと言っても当分発声練習するしかないな。」
ミレーヌ「声の練習ねぇ、それもいいかも知れない。アルテミス、当分サンダーチェッカーの活動を休んで声の静養したら?」
アルテミス「うん、そこまで言うならするわ。」
ガムリンから声が出ないなら練習すればいいと言われる。
これは練習と言う名の静養である。
声が思うように出なくなったのは気持ちの変化の可能性もある。
なので・・・その気持ちの変化と自分の声に合うように練習し・・・
これからも歌手活動を行えるようにする。
これがガムリンの提案であり、同じように歌手であるミレーヌも納得した。
翌日、アルテミスはサンダーチェッカーの活動を休止し静養に専念することをネット発表した。
アメリア「おっお姉ちゃんやっているなぁ。」
新統合宇宙軍アメリア・キザキ中尉
ミラーン「でも結構痛々しいわ。」
新統合宇宙軍ミラーン・キザキ中尉
双子であるが、似てない姉妹のアメリアとミラーンが里帰りし・・・
姉アルテミスの練習の様子を見ていた。
必死にギターを持ちながら静養練習するアルテミス。
なんかなんとも言えない程の悲痛な感じが入り込んでくる。
ミレーヌ「ミラーン、アメリア来てたの?」
アメリア「はい、アルテミス姉さんが心配で・・・」
ミラーン「調子はどうなの?」
ミレーヌ「なんとも言えないわ、何度も練習しているけど思っているような声が出ないって。」
ミラーン「そんな・・・」
二人の姉妹の前にミレーヌがやってきて、アルテミスの様子を伝える。
状態はよろしくない、納得できる歌が完成してない・・・・
アルテミスの悲痛な現状を二人は、なんとも言えないショックを受ける。
あんなに夢見た歌手活動なのに、思うように歌えなくなって・・・・
引退してしまうような結果になる・・・
ミラーンとアメリアはそう感じてしまう・・・
アルテミス「まだまだ・・・・」
それでもアルテミスは歌い続ける。
中々自分の思うような歌が歌えなくても、いつか歌えるようになるまで。
だけど
現実は非常、何度もやってもアルテミスの思うようにいかない。
一般な人から見ても素晴らしい歌声なのに。
ガムリン「娘の悲惨さを黙って見ているしかないのか、糞・・・親として失格だ。」
「木崎大佐、そろそろ司令部へ」
ガムリン「あぁそうだったな、今行く・・・・(アルテミス、何も出来ない俺を許してくれ)」
ガムリンも出勤前にアルテミスの静養練習を見るが・・・・
何もアルテミスの助けになるような事が出来ない事を悔やんだ・・・・
どうしたら、アルテミスを助ける事が出来るのか・・・
もしバサラがこの場にいれば、なんとかなるのだが・・・・・
そう思いながらこの場を去った。
アルテミス「歌えない、なんで・・・・なんで・・・歌えないのよぉぉぉぉ」
静養練習をやっても思うように歌えない・・・・
なんで歌えないのか・・・・
アルテミスは練習部屋の壁をドンッと殴り涙を流しながら自分の無力さに嫌悪する。
母親のミレーヌが一緒に歌って手伝ってくれるけど・・・
歌えない・・・・自分の歌いたいように歌えない・・・
これ以上、迷惑かけたくないと・・・日々常に考えており・・・
アルテミスのストレスになっていた。
ミレーヌ「アルテミス、休憩にして・・・ママの大好きなマンゴープリンを・・・・ってあれ?アルテミス?」
ミレーヌがアルテミスを元気つけようとマンゴープリンを買ってきたが・・・・
肝心のアルテミスが練習部屋にいない・・・
一体何処へ行ったのだろうか?
ミレーヌは部屋中を探すが・・・・アルテミスは見当たらない。
アルテミス「やめよう・・・・かな・・・」
アルテミスは川の土手にいた。
無力感もあってか、目には生気はない・・・・
まるで廃人のようであった・・・・
アルテミス「私にとって歌は・・・なんだったんだろう。」
アルテミスは今までの歌人生を振り替える。
母ミレーヌに憧れて歌手への道を進んだのに・・・・
そう考えていると・・・・
「あんたはどんな想いで歌っているんだ?」
アルテミス「えっ?」
後ろから誰かが話しかける。
アルテミスは話しかけてきた方向を振り返って見た・・・・
そこにはラフな格好をした丸眼鏡のアゴヒゲが特徴の中年男性だった。
背中にはギターを持っている。
アルテミス「私は・・・」
「歌ってのはなぁ、自分の気持ちを最大限に吐き出して歌うもんだ!何か自分の気持ちを吐き出せない部分があるんじゃないのか?そうハートを爆発させてなぁ!」
アルテミス「それは・・・・」
「まずお前の歌・・・・俺に聴かせろよ!」
かなりパワフルなおじさんだった。
何かが震えるかのような事をどんどん言ってくる。
そのおじさんが自分の歌を望んでいるので、実際に歌ってみた。
「いい歌だが、ハートが足りないな!」
アルテミス「足りないですか?」
「あぁ俺が試しに歌ってやる!いいかよく聞くんだぞ!俺の歌を聴けぇぇぇぇ」
アルテミスは実際に歌ってみるとダメ出しされる。
ハートが足りないと・・・その事をショックを受けるが・・・
突然、おじさんが何処かで聴いた事のあるセリフを叫び・・
その場で歌い出した。
なんかが震えるかかのような、興奮を味わい・・・
何かを引き出すかのような・・・
その翌日
アルテミス「私・・・サンダーチェッカーに戻るわ。」
ミレーヌ「もう大丈夫なの?」
アルテミス「昨日、ある人に出会って勇気もらったのよ。」
ミレーヌ「ある人って?」
アルテミス「内緒よ♪」
アルテミスは現場復帰すると言い出した。
あまりにも突然な出来事に、ミレーヌも驚く・・・・
一体に急にどうしたのかと・・・・
それにある人って・・・・
ミレーヌは気になるが、アルテミスはそのまま現場復帰する。
その後・・・
「ミレーヌさん、もうすぐ収録入ります。」
ミレーヌ「お願いします。」
ミレーヌは日本の明治時代を舞台にした漫画のアニメのくノ一のキャラを演じるためスタジオに来ていた。
収録は大成功に納めるも、なんかアルテミスのある人が気になってしょうがなかった。
一体誰なのだろうか?
収録が終わり、ミレーヌはスタジオから出る。
ミレーヌ「まぁいいわ、アルテミスが元気になったのなら母親としても嬉しいし・・・さぁて次はミュージカル超時空大根ブラザーズの収録頑張ろう。ナベシンが監督する奴だから気合いいれないと。」
アルテミスの言っていた人はが気になるが・・・・
結果的に元気になったのでそれでいい、後はミュージカルに出て・・・
歌って演技して踊るなどをしなくては・・・・
とミレーヌはそう思って人ごみの中に入っていく。
すると・・・・
「ミレーヌ、いい娘持ったな・・・」
ミレーヌ「えっ!?」
人混みの中で自分には話しかけてくる声が聞こえた。
ミレーヌはその方向に振り替えるが、そこには誰もいなかった。
でも
あの声は忘れはしない・・・あの人・・・・あの人の声だ!
ミレーヌ「バサラ・・・バサラが助けたんだね・・・ありがとう・・・・バサラ。」
バサラ、あの声はバサラ。
アルテミスを助けたのはきっとバサラだ!
ミレーヌはアルテミスを助け、今さっき話しかけた人はバサラだと確信する。
確信したミレーヌは、涙を流しバサラに感謝した。
その後、アルテミスはサンダーチェッカーに復帰、再び歌手としての活動を行う。
復帰後のアルテミスの歌は更に魅力的になったとファンは喜んだ。
アルテミスは歌手だけでなく女優や声優などをやるようになるなどの仕事が増え・・・
順風満帆な生活を遅れたと言う。
ミラーン「なんと言うか・・・」
アメリア「リア充よね。」
ミレーヌ「二人とも嫉妬はしな~い。」
妹二人には嫉妬される程の順風満帆ぷり・・・・
ミレーヌもアルテミスを初め娘たちに幸せになってもらいたいな~と思った。
その頃
熱気バサラ「ここが惑星セフィーラか・・・」
放浪の歌手熱気バサラ
アルテミスを助けた熱気バサラは惑星セフィーラに降り立った。
この地で、熱気バサラの新たな伝説が幕を開けようとしていた。
そこで語られる熱気バサラの壮絶かつ愉快な伝説が!
その物語は別の機会に語られる事になる。
イメージ声優
ミレーヌ・フレア・ジーナス(キザキ)
=櫻井智
ガムリン・木崎
=子安武人
熱気バサラ
=神奈延年
アルテミス・キザキ
=前田玲奈
ミラーン・キザキ
=田村ゆかり
アメリア・キザキ
=種﨑敦美
ガムリンの副官
=井上和彦