こんばんは、やまぐち建築設計室 建築家の山口です。
秋の夜長・・・・雨が降る夜は「読書」も・・・・・・。
気に入った本をジックリと読む。
そんな時間を過ごせる「場所」を設ける住まい・・・・・。
コンパクトな場所でも「落ち着ける場所」ってあると思います。
そういう場所を考えておくのも良いですね。
さて、いつも「暮らし」を考える際に計画する間取り。
でも、「間取り」だけを見ても「生活のイメージ」は難しいですよね。
だから「間取り図」にイロイロ書きこみをしていただくんです・・・・。
間取り図の中に、イロイロ書きこむ事で、「写真のようなイメージ図」を見るよりも、
より深く「生活のイメージ」を考える事ができます・・・・。
一番良いのは、「暮らし」を連想させる「動線」・・・・。
生活動線ですね。
提案時点で「最初から」・・・・という事で、「書きこんでおく」こともありますが、
家族で話しをしながら「書き込む」ことで、よりリアルになりますね。
家族で沢山話したり、自分達のアンケートへの書き込みと
実際の「暮らす動き」の違いも見えてきますからね。
人の動き・・・・・「動線」は大切。
こんばんは、やまぐち建築設計室 建築家の山口です。
昨日の日曜は、息子の通う地元幼稚園の運動会。
育友会のクラス対抗リレーで久しぶりに全力疾走して案の定・・・・筋肉痛。
普段からのトレーニングの大切さが身にしみる月曜日です。
さて、午前中朝イチで奈良地方法務局葛城支局での資料請求を終えた後、
木造2階建て住宅の新築工事現場へ・・・・。
土地の事前の調査で、地層を調べて、強度上の補強が必要との調査結果が出ていたので、
今回は基礎工事前に土地の強度改良の工事を・・・・・。
柱状改良工事の開始。
柱状改良とは、地盤面から強度の期待できる支持層(硬い土の層)までが、
深い場合に使われる地盤の改良方法の事です。
深さで言うと大体・・・2メートルから10メートル位・・・。
10m以上の場合は鋼管杭を打って摩擦で持たせるなんて場合もあるんですが、
一般的に10m間での場合は、柱状改良を行う事が多いですね。
さて柱状改良はどうやって工事をするのかというと、
基礎の真下に、直径60cmのセメントの杭を形成していきます。
これを強度の期待できる支持層まで工事を施し、
建物の加重を受けても支える事ができるようにします。
工事の間隔は基礎形状に合わせて細かい配置間隔で90cmを超えない程度でマス目状にします。
基礎工事や改良工事は建物を支える大事な工事と言えます。
見えない部分こそ「大事」なんですよね。
この地盤の改良工事は事前の強度調査結果によっては省く事が出来ません。
安全の為ですからね・・・・・・・。
実際に調査を行わなければ分からない部分というのが「土地」にはつきものです。
しっかり「事前」の調査を行うことが「安全」にもつながりますので、
気をつけたいですよね。