こんにちは。
奈良で新築 リフォーム リノベーション を通じて
住まい手目線とプロの視点で、
住まいづくりと暮らしを考える やまぐち建築設計室 建築家の山口です・・・・・。
午前中は気持ちのいい青空だったのですが、
午後から少し曇ってきたな・・・と思っていたら雨・・・・・。
午後からはコツコツと吉野のアトリエで図面を描いています。
雨の日ですが・・・PC横の窓から外の様子を感じながら・・・。
雨だから図面という訳ではありませんよ・・・・「雨だからこその現場視察」という事もありますから。
図面を描いている「家」は、事前にイロイロと手続きの件も調整しつつ・・・細かな部分も考えているところ。
水まわりメーカーからの資料を待ちつつ、工事に向けての準備段階の段取り中です。
今回は「進めながら考える」部分もありますからね。
さて・・・・・その話とは別の件で、午前中は吉野のアトリエでの打ち合わせ。
古民家改修の件でイロイロと相談の段階。
水まわりのセレクトも「目的」により随分変わります。
将来の事をどの段階まで考えておくのかとか、
その浴室の使い方とか・・・・同じくキッチンも・・・・洗面スペースも。
わかりやすい部分で考えると・・・例えば別荘や週末ハウスといったような、
非日常をベースとして考える場合・・・・。
浴室も屋外を取り入れて考える場合もありますよね。
それが毎日の事になるような場合は使い方+日々のメンテナンスや掃除のしやすさ・・・、
毎日の維持管理の方法や節約についても考えておきたいところ・・・・・。
そのように・・・・・「ベース」や「プランの拠り所」によって計画内容は大きく変わりますよ。
スペースが広くなれば・・・「掃除」も同じように・・・・・・毎日の掃除にかける「時間」配分とかもありますからね。
床下部分や・・・・床そのものも、その高さによって「考え方」がイロイロとありますよね。
改修や再生等の場合は「既存の状態」があっての計画なので、
既存の段差をどのように考えるのかというのは重要・・・・・。
そこで「誰」が住むのかにもよりますが、
「段差」を有効に活用するのか・・・・段差の一切を否定して「フラット」にしてしまうのか・・・・・。
もちろん「バリアフリー」の考え方のいい部分も悪い部分もあるので、
考えておきたいところですが、
適切な段差を設けることで「スペース」が生きてくる事もあります・・・・。
それぞれの「価値観」ですが、
ちょっと腰を掛けたり、作業台に活用したり、ローボード変わりの飾棚的な活用をしたり・・・・・。
普通に少し床を掘り下げて「椅子」としての利用をしたり・・・・座面としての利用。
そうすると・・・・天井を高くしない程よい高さと空間が導き出せたりもしますよ。
凸凹が生きてくるような考え方もありますし。
平面的ではなく・・・計画を練る時は立体・・・高さ関係も意識しながら・・・考え中です。
器としての家はその価値観で大きく変わりますよ。
高さも細かく・・・・相談。
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