奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしの価値観と生活の基盤、過ごし方に関連するキッチンのスタイル・・・設計デザインの方向性と価値基準のデザインにオープンスタイルとクローズスタイルの違い。

2023年01月26日 | 住まいの水まわり住宅機器

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※オープンスタイルのキッチン商品展示・Panasonic大阪SR

 

※オープンスタイルのキッチン商品展示・Panasonic大阪SR

 

オープンが良いのか

それともクローズドが良いのか・・・・・。

 

※部屋を仕切ることによるオープンスタイルをクローズで使用可能となるキッチン商品展示・Panasonic大阪SR

 

独立キッチンとは、

壁や扉でダイニングや

リビングなどと切り離して

独立させた間取りのキッチンで

「クローズドキッチン」と

呼ばれることもあります。

 

一方の「オープンキッチン」は、

壁や扉がなくダイニングや

リビングとつながった

間取りのキッチンになります。

 

比較的「場」を兼用する暮らし方が

多くなっているので

LDK空間のように一体化した

オープンキッチンですが、

メリットもあればデメリットもあります。

 

またクローズドキッチンも同様です。

 

オープンキッチンでは

料理中でも家族とコミュニケーションが取れる

配膳などの作業がしやすい

空間が広く使える等のメリットがありますが、

一方で

シンクで使う水の音や

洗い物、調理中の音がリビングにいるとき気になる

テレビの声が聞こえない

食洗器や換気扇の音が

想像以上に大きく気になる

料理中のにおいが

リビングに広がりやすいといったところも

気になるところ。

 

クローズドキッチンでは

リビングやダイニングに油やにおいが広がらない

壁面が多いため

収納スペースをたっぷり計画することが出来る

という一方で

壁に囲まれて圧迫感がある

夏場は調理中の熱がこもって暑い

孤独を感じる・・・という側面があります。

 

それぞれのメリットデメリットを

どのような

暮らしの価値観に寄り添わせて住むのか?

 

そういったそれぞれの常識の範囲と

暮らしの価値基準は

家づくりの際には基本となる部分。

 

間取りに対する時間を計画する前に

家づくりの根底にある物事を

見直しておくことは大切・・・・・。

 

家づくりの前に

まずは過ごし方の価値観を

見直す時間が大切。

 

理想だけではなくて

暮らしの現実と

家と全体を生活のスタイルを

デザインすることが住まいには大切。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

お問い合わせフォームから
お申し込みください。
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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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