奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りとデザインと設計の工夫・・・環境を整理整頓してデザインする事で生活の習慣と使い勝手のバランスを程よくリンクする様に、各家庭での生活基準と文化の違いをレイアウトするように。

2020年04月03日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※中庭のある家のデザインで環境と風景・開放感等を意識的に空間へ取り込んだ提案事例CG

 

家づくりに悩む事も色々とありますよね。

生活と暮らしの基準が

そこには存在しますから・・・・・。

注文住宅ではどのように

間取りを考えるのだろう?

そう思いませんか・・・・・?

 

注文住宅を建てる際には、

間取りについてお悩みかもしれません。

 

快適だけではありませんが、

家で過ごす為にも、

コツを押さえて考えたいものですよね。

 

間取りを決める際には、

何を重視するのかを

しっかりと検討するのがおすすめです。

でも・・・・分かりにくいですよね。

 

ということで、僕が家を提案する

というよりも「暮らし」を提案する

理由の部分・・・・・。

 

住まい手さん自身にも「見えていない」

外側から考えることで

提案している間取りの観点について。

 

間取りを決める際の観点

場所と過ごす時間、

内的要因・外的要因のバランスを加味して

快適に移動できるかを重視した部屋の配置(レイアウト)

 

快適さに大きな影響を与えるのが、

行き来の状態・・・・・。

 

特に毎日同じ作業を行うものについては、

時間がかかると厳しいですよね。

家事動線はそういうところを意識して

配置を・・・・・。

 

たとえば、洗濯する時間では

前後して洗濯機・物干し場所

その後は家事室や折り畳み、アイロンがけするスペース

クローゼットや納戸、もしくは

ファミリーCL等の場所を行き来しますよね。

 

勿論「その間」には「それ」とは別の

移動もミックスされたり・・・・・・。

 

つまりは家の中での行動とタイミング、

時間軸という観点。

 

キッチンであればシンク・コンロ

冷蔵庫の間を動くことが多いものです。

勿論「それ」とは別の行動時間も

「そこ」にはミックスされたり・・・・etc。

 

そういった一連の流れに使う部屋を

どのように考えて意識するのか?

また引き寄せるのは何なのか?

という部分を考えることで、

移動の「意味」もデザインに取り込んでいますよ。

 

次に・・・・収納をある程度まで

優先的に考えて、

そこから逆算して部屋の配置を考える。

 

注文住宅でよく挙げられる理想に、

収納の充実があります。

 

でも・・・普段生活している空間を

なるべく広くしたいと思って

それらを削ると使いづらくなります。

 

なぜなら、ものがあふれてくると

快適さも下がるからです。

収納計画論的には

全体の家の面積に対して10%~が

収納エリアの理想形となっていますが、

人によりますよ・・・それは。

 

片付けの上手下手もそうですし。

僕は観察します・・・そういうところ。

 

そして間取りの際にも

例えば考え方として、

毎回他の部屋に物を移動させて

片付けるのも面倒ですから、

使うところの近くや移動の際に

兼用できるスペースの確保等

収納場所は十分に「生活習慣」とのリンクを

確保したり・・・・・。

 

そのためには、

まず収納スペースとして使える部分を探します。

その上で、スペースの広い場所

狭い場所に対して

使う部屋を意識的に配置すると

片付けは行いやすいですから・・・・・。

 

今後の生活で「荷物」が増える事

逆に減る事・・・・同じ程度?

これも大事。

 

生活の習慣や癖、新しい家での

行動するイメージの逆算・・・・・。

 

それを踏まえると

ある程度の「余裕」を持った

スペースづくりがおすすめです。

 

車を運転する人には分かると思いますけどお

ハンドル「あそび」と同じで

余裕がないと・・・・・直進出来ませんよね?

実は家もそれと同じ。

ある程度の「余白の存在」が

家の快適性と機能性と過ごし方を

向上させるポイントだったりしますから・・・・・。

 

音を考えて配置する事も大切。

家の中には、落ち着いて過ごしたい場所も

設けたいものですよね。

リビングや寝室などが

音の出る場所や通りの近くにあると

騒音が気になりますから・・・・・。

 

ある程度は建材の性能で防ぐ事は出来ますが、

建築的細工、工夫での方法も考える様に。

 

また、風呂や手洗いの音が

寛ぐ場所や、隣家に聞こえるのは

住むという行為から考えると

気が引けるかもしれません。

 

そういった音の気になる部屋は

なるべく道路や音の鳴る部屋から離したり

障壁をデザインしたり・・・・・etc。

 

採光性と風通しを重視

住宅が受ける太陽の光や

風をうまく取り込みたい方も多いと思います。

 

普段過ごす時間の長い場所を南側に配置すると、

採光性は確保できるでしょう。

 

でも・・・暮らしの時間は

それだけではありませんよね。

南側方位のメリットとデメリットは

その建築場所の周辺要素でも変わります。

 

東西南北の持つ意味も満たす条件も

その建築現場の周辺からの影響も受けます。

南側がすべての条件において

満たされる訳では無いという事です。

 

南側信仰や南側の過信はやめたほうが

いいですよ・・・・。

建築予定現場の条件整理で

有効性をデザインンに取り込む事の方が

暮らしの環境整理には大事なので・・・・・。

 

間取りを決める際の観点色々と。

収納・動線・採光性など

ご自身にとって大切だと感じるものを

優先的に採用しながら中身と外側から

整理整頓するように。

 

意識する事で見えてくる

暮らしのカタチがありますから・・・・・・。

 

居心地の差を感じる住まいのデザインを

考えてみませんか?。

 

暮らしの環境を

紐解きながら「デザイン」の提案と

暮らしの質的向上をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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