奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

住まいの設計・・・・家の間取り「プラン」で考えておきたい暮らしの質で差が生まれる「勘所」。

2015年07月15日 | 家 住まい 間取り プラン

住まい造り・・・・家、住まい、間取り「プラン」で考えておきたい部分。

部屋、空間の広さだけの考え方では解決しない「生活」の

不便な部分をどのように考えて

住まいの間取りに反映させていくのかという部分の事をイロイロと・・・・・。

 

 

 

例えばですが・・・・・マクロ的に、

俯瞰に考えて、街は「通路」と「溜まり」で出来ていますよね。

 

 

 

「通路」は人や車が通るいわゆる「道路」です。

「溜まり」は建物が建っていたり駐車場などのいわゆる「敷地」です。

 

 

 

建物も「通路」と「溜まり」で出来ています。

「通路」は廊下や階段で、「溜まり」は部屋や収納部分。

実は部屋そのものも「通路」と「溜まり」で出来ていますよ・・・・・・。

「通路」は何かをするために人が動く空間で、

「溜まり」は人が何かをする空間で、

ダイニングテーブルやソファ、机やベッドが置かれている部分です。

 

 

 

住宅の平面プラン・・・・間取りを考えるとき

この「通路」と「溜まり」を意識してデザインプランを考えていますよ

 

 

「通路」と「溜まり」の関係が良く、

バランスのとれた住まいは、

動きやすく、居心地良い空間になるからです・・・・・・。

 

 

部屋としての「空間」も広いだけでは「逆に」散らかったり

モノの置き場だけがどんどんと増えてしまい、

使えない場所や不便な場所になってしまいますからね。

 

 

そこにも「バランスの設計」が大切・・・・・・広さの意味について。

 

 

建築家として僕ができる設計の工夫で

生み出す「モノ」と「コト」の質を

日頃から思考の中に・・・・ロジカルにラテラルにデザインしていますよ。

 

 

意味と節度のあるデザインで、

「プライスレス」も上質に変わりますよ・・・・・暮らしの「本分」としての部分で。

 

 

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