(仮称)和モダンの深い味わいを程よく感じる光井戸と質に暮らしの庭がある家新築工事
※基礎鉄筋の配筋が完了した工程
現場での柱状改良工事が終わり
引き続いての
基礎工事の段階に進んでいるところ。
防湿を終えて
基礎の中に埋まる鉄筋部分。
鉄筋コンクリートの
基礎となる範囲の確認で
現場にて鉄筋の配筋状態を・・・・・。
※基礎配筋ピッチ(間隔)を確認中
簡単に書くと
鉄筋コンクリート造の基礎は
引っ張り力を鉄筋が受け持ち
圧縮力をコンクリートが受け持ち
それぞえ補い合う構造。
街中でミキサー車を見かけると思います。
荷台に積んだ大きなドラム(ミキサー部分)を
グルグル回しながら走っている車が
ミキサー車です。
より専門的な呼び名としては、
「アジテータトラック」ともよばれますが、
一般的には「生コン車」等と呼ばれています。
グルグル回っている中に入っている
生コンクリートを現場で加工した
基礎の方枠内に打設して
生コンが固まり
鉄筋と一体化するまで養生して
その後型枠を外して
基礎のカタチが出来上がります。
その生コンを打設する前の状態で
大事な役割を持つ
鉄筋の配筋状態の確認という段階。
※基礎断面詳細図・基礎配筋図と現地確認
それぞれの工事の進む具合(工程)によって
現場での確認作業や打ち合わせも
進んでいきますが
今回はまず配筋状態の確認。
設計時に定めた鉄筋の組み方と
鉄筋径、そして鉄筋の種類が
その通りになっているのかを色々と確認。
鉄筋の種類や配筋(組み方)にも
色々な検討と意味があります。
全てが一緒という訳ではなくて
それぞれの建物や荷重の状態
構造要素によってその辺りは
その度に検討する内容が変わります。
一つ一つの現場で異なる内容を
その度に確認です。
出来上がると隠れてしまう部分ですが
丁寧に考える部分は
仕上げだけではありませんよ。
暮らし全般もそうですが
家造りの根底の構造から色々と。
人の暮らしと建築を
丁寧に考える時間を大切にと思います。
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