奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

検査。

2006年03月30日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事
今日は、午後から現在進行中の住宅の検査があります。

中間検査といいます。

建築中に検査を受けるのは、建物の構造や、木造の場合は

必要とされている接合部(梁と柱や基礎と土台)をつなぐ

金物等が適切に使用されているか?

構造部材(筋交い・構造合板)が図面と位置が一致し、

適切に使用されているのか?を行政・又は民間確認検査機関

が監理者立会いの上、確認する為です。

そのような検査が規定されているのです。

(規定が無くても、誠実な設計者・監理者はきちんと建て主・工事管理者と打ち合わせを行い、定期的に現場をチェックしますよ。)

以前建て主さんに、予算内にも関わらず、

費用がかかるからそんな現場にいちいち来てもらわなくていよ!

と見積書を提出した際言われた事がありました。

その分設計・監理費用を安く!と・・・・・。

ショックな一言でした。

予算内にも関わらず・・・・・。

説明の末、納得はしていただきましたが、

この設計・監理業務が軽視されているのは、とても怖いことです。

欠陥住宅がなぜ多いのか・・・・・?。

これから家を建てようと考えておられる未来の建て主の方。

一度考えて見ましょう。

住宅雑誌などにも良く書かれていますよ。

建築家の果たす役目が・・・・・。

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