奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしと間取りと窓と風景、環境の取り込み方と窓を通じて出入りする条件の受け入れ方をデザインする設計の工夫と周辺の状況判断を暮らし方の提案に。

2021年07月14日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※見える風景と入り込む環境を立体化しスキップフロアで視界を調整しながらの提案設計事例CG

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

注文住宅で

新たに住まいを建てるときや

既にある物件を購入するとき、

日照については

色々と気になりますよね・・・・・。

 

直射日光が当たらない北側は

なにかと嫌われがちですが、

実はメリットも存在します。

 

できるだけ明るい日差しを取り込んで、

ポカポカした部屋で

過ごせるようにと

南向きにこだわるケースもあるかと思います。

 

でも、夏の暑い時期になると

ある程度のスペースが無いと

南側に大きくとった窓は

厄介な存在になる事も多くなります。

 

強い太陽の光や熱によって

室内温度を上昇させるため、

エアコンも効きにくいからです。

 

日差しが強いことそのものが

逆のシーズンでも

デメリットにもなります。

 

縁側などのように

間取りやプランの工夫として

緩衝帯がデザイン出来る場合は異なりますが、

窓の性能にも限界がありますし

やはり窓と壁での違いは

大きいですから・・・・・。

 

南面からの採光量が

多い事で生まれるメリット

採光量によるデメリットについて

冷静に考える事は大切ですから・・・・・。

 

長い時間を過ごす部屋が

そこにくれば、

本当に切実な問題にもなりますよ。

 

また冬の場合も南側にある窓の

デメリットが存在します。

 

それはいくら天気のいい日でも、

熱や採光の恩恵を受けられるのは

昼間だけ・・・・・。

 

夜になったら

昼間に取り込んだ以上の熱が

大きな窓から出ていってしまいます。

 

そのため朝は外と同じような

室温になってしまいます。

 

住まいの北側は日照が悪く、

湿度も高いため、

物置やお風呂になっており、

北側に居室がくることは

少ないのかもしれません。

 

でも僕は間取りや

プランの提案の際には

あえて北側に居室と呼ばれる

LDKや和室、

個室等をレイアウトする計画を

提案する事も多いです。

 

それは土地の周囲を計画に含み

その特徴を取り込む工夫を

住まいに考えるからです・・・・・。

 

窓があったとしても

小さな窓がついているだけであったり、

大きな窓がついていても

閉めっぱなしにしたりしている

お宅もあるかも知れません。

 

しかし、夏場は南側の窓と

北側の窓を同時に

開けてみてください・・・・・。

 

風の通り道ができて、

それだけで室温を

かなり下げることができます。

 

南側の日差しが強いことが

デメリットにあげましたが、

反対に北側の日差しが

強くないことが

メリットにあげられると思います。

 

あえて北側に

性能の高い窓を設けることで

終日、安定した光を

確保することができます。

 

南側の窓を設置しても

光量が多すぎて

常時日よけが必要な状態になるのは

本末転倒ですから・・・・・。

 

高い性能を持つ窓を北側に設置し、

安定した光を長時間確保する方が

得策といえます。

 

設計上難しかったり、

隣家の距離が近くて

北側の壁面に

窓を設置できそうに

なかったりするときは

トップライト(天窓)という

選択肢もあります。

 

窓にも色々な種類と性能があり

選択とレイアウトの工夫で

色々なシーンとロケーション

環境の違いを生み出す

装置にもなる事を

考えておきたいですよね。

 

過ごし方と環境で

違いが生まれる

住まいの工夫・・・・・。

 

窓から室内へ入ってくる

暮らしの要素と環境の要素。

 

空間の心地提案。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

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建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

 

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色のトーンと暮らしのまとまり・・・生活空間に生まれる色のトーンと暮らしの彩提案、視界に入る空間の魅力を大切に、設計デザインの感度で暮らしの趣と居心地も変化しますよ。

2021年07月13日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※色のトーンを同色系で見慣れた色で空間がぼやけるようにまとめつつ、視線の向きにポイントとなるカラーを別に定めた設計デザイン事例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

色の効果とトーンを大切に・・・・・。

カラーは視覚効果だけでなくて

心理的な効果も

もちあわせているので、

カラーに気を付けて

インテリアを選ぶと

より居心地の良い空間を

計画する事が出来ますよ。

 

色の持つ心理的な効果を

いくつかの例を挙げると、

赤は情熱的で活動的なイメージ。

気分を高揚させて

活発にする作用があります。

 

黄色は幸福でポジティブなイメージ。

明るく元気な印象を与えます。

 

緑は木や森といった

自然のイメージ・・・・・。

リラックス効果があり、

緊張を緩和するという

作用があります。

 

活発な子供の部屋には赤、

落ち着いきたいリビングには

緑を使うなど、

心理効果を利用することで

よりよい空間に

することが出来ると実感しています。

 

また、服装と同じで

トーンに気を配ることも大切です。

トーンとは何かというと、

「明度」、「彩度」の

2つの要素で色をグループ分けしたもので、

色の調子を表すものです。

 

色とトーンの組み合わせを

大事にすることで

部屋の印象がぐっと良くなります。

 

部屋がいくら良くても

そのようなバランスの向き不向きで

空間の印象も随分変わりますから。

 

部屋全体のまとまり感を重視するなら、

色味が似ていて

濃淡の違うものを

組み合わせる「同系色」・・・・・。

 

統一感を重視するなら、

「オレンジと赤」や「青と青緑」など

色相環が近いものを

組み合わせる「類似色」。

 

色数を増やしても

トーンを統一させることで

まとめる「同一トーン」。

 

あえて反対のカラー同士を

組み合わせる「反対色」等々があります。

 

自分の好みと

その部屋に合うイメージを

勘案してこれらの

色やトーンの組み合わせを

つかいこなすことが

インテリアを選ぶうえで重要ですよ。

 

視界に入る色のバランスを

丁寧に、そして大切に・・・・・。

 

生活の現実をイメージしながら

余白の構成を細部にも意識した

空間の心地提案。

 

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間取りとプランと生活環境の設計デザインを大切に・・・毎日の暮らしを意識する事で見えてくる生活の理想と現実のギャップ、疲れない暮らしの空間となるように意識する事、先ずは動線から。

2021年07月12日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※空間を切り取ったスタディー模型でLDKの一部要素を立体化してビジュアル感度をイメージする提案

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

家事は毎日のことだから、

ストレスが少ない

家事動線の家にしたいですよね。

 

それだけの充実では無くて

その周辺要素も含めて

暮らしやすいということの本質を

キチンとデザインされた住まいに・・・・・。

 

憧れの注文住宅を建てたけど、

いざ住んでみると不便だったというケースは

理想や憧れだけで住まいを考えてしまう事。

 

そして「YESマン」の設計者や

つくり手に囲まれてしまう事・・・・・。

 

暮らし方の本質に対して

デザインの効能をしっかりと

含める事、そして家としての意味を

きちんと理解してるのかどうか?

 

暮らしに対しての立案は

そういうところを見逃さないように。

 

そして「暮らす人」にきちんと

フォーカスする事・・・・・。

 

そういう意味で家での暮らし方に

必要な見え方の部分とポイント。

 

家事動線の重要性を丁寧に。

 

動線とは人がどのように流入し、

どのような道を

自然と辿って出ていくのかを追跡し、

線でなぞったものです。

 

家の中での移動と周辺、

そして外側との連動・・・・・・。

 

その中でも、

料理や洗濯、

掃除といった「家事」をする際に

通る道筋を家事動線と呼びます。

 

家事をする時間が

限られているケースも多いですが

家事を楽にできる家づくりに重要なのが

この家事動線です。

 

例えば料理をするときに、

食材が入っている場所とそれらを調理する場所、

食器が入っている場所が

バラバラな場所にあれば、

無駄な移動動作と

距離が増えてしまいますよね。

 

シンプルに動く事が出来る空間に

意識を向ける事。

余白は大事ですが

それは適度に・・・・・。

 

逆に無駄な移動距離が増えることは、

疲れやすく

イライラを募らせ

生活を不便に感じてしまいますから。

 

間取りを計画する際には、

このような意味を

どんな風に落とし込むのか?

が重要ですから。

 

家事動線は、

家に住む人の生活習慣や

家具の置き方で異なりますが、

住宅設計によって

方向性が決まります。

 

その為、少しの工夫で

家事動線を改善するのには

限界があります。

 

注文住宅を建てる際には、

希望する家事動線だけではなくて

俯瞰で暮らしの意味紐解き

環境をきちんと設計出来る

そんなデザインが大切・・・・・。

 

必ずという訳ではなくて

家族や暮らしの文化を紐解く前提ですが

家事動線をスムーズにするポイントは

回遊できる動線にする事。

 

キッチンとトイレや

お風呂場がドアでつながり、

回り込める動線等を回遊動線と呼びます。

 

同じ場所へ行くためのルートが

いくつかあると、

移動しながらの家事が

可能になり便利になりますから。

 

可能な限り家の中で

行き止まりがない計画だと

暮らしの空間とバックヤードとの

移動もスムーズになります。

 

そして家事のための道具は

使う場所で収納する計画に・・・・・。

 

例えば、掃除をしようと思っても、

掃除機の収納場所と

使うところが遠ければ

不便さを感じてしまう事も多いのでは?

 

充電式の掃除機と

そうでは無いものでも変わりますが、

基本的な暮らしのアイテムと

その使い方、頻度は

設計の情報の中に落とし込む

そんな必要性はありますから。

 

また、洗濯物を取り込む場所の近くに

アイロンを収納しておくの重要。


そうすれば、

アイロンやアイロン台を

わざわざ運ぶ必要なく、

その場でアイロン掛けをして

その選択物を収納したり

分別する事も単純な移動で

済ます事もできるようになりますから。

 

自分の理想の生活と現実を

キチンと判断する事・・・・・・。

 

自分の理想の生活と

そのギャップをどのように整理整頓するのか?

 

誰でも好きな家事と

苦手な家事はありますよね。

 

それだけに限らず、

本来の自分がどうであるのか?

 

理想の暮らしがあっても

自身がそれを行う事に

そのような空間に身を置く事

暮らす事がストレスにならないのかどうか?

 

理想と現実のギャップ・・・・・。

焦点を当てて考えるのは大切。

 

例えば、洗濯物を

たたむのが苦手という方は

いっそのことハンガーにかかったまま

収納できるようにしてみたり。

 

自分自身の暮らしの感度を

きちんと理解するところから

家づくりを考えるのは大切な事・・・・・。

 

生活の現実をイメージしながら

余白の構成を細部にも意識した

空間の心地提案。

 

ご相談、面談のご希望は

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間取りと暮らしの空間構成に窓の存在で明るさの変化と心境の変化をデザインする意味・・・・・玄関と住まいの連続した設計デザインと空間意識。

2021年07月11日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※玄関坪庭を意識した玄関デザイン設計事例(過去物件)

※玄関坪庭を意識した玄関デザイン設計事例(過去物件)

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

暮らしの入り口にもなる玄関は

家族の出入りだけでなく、

お客さまを迎える

大切な「場」でもあります。

 

そのため、

家造りでは

玄関についても十分に

検討したいものです・・・・・。

 

暮らしの雰囲気も「そこ」で

生まれたりしますから。

 

玄関は毎日使用し、

お客さまも、

その家で暮らす家族も

最初に目にする所でもあるため

雰囲気も重要・・・・・・。

 

一般的には

窓を設けるなどして

光を取り込むのですが、

敷地や間取りの状況によっては

それが難しいこともあります。

 

そのような場合には、

吹き抜けを設けて

トップライト(天窓)などから

光を入れたり、

玄関ドアを

光の取り込みやすいものにする。

 

坪庭や側面庭を設けて

間接的に・・・直接的に

明るさを取り入れたり・・・・・。

 

そして時には暗さの演出も。

明るさだけでは無くて

程よい暗さによる

心地よさも存在していますから。

 

その次にポイントとして「収納」の存在。

雑然とした玄関にしないためには

適切な収納が必要です。

 

そしてそのために最も大切なことは、

靴は何足ある?

ベビーカーはどこに置く?

ゴルフバッグは?

スリッパは?・・・・・etc。

 

といったことを

事前にしっかりと

検討することです。

 

これを省略して

成り行きで暮らすと

結果「・・・」な事に。

 

暮らしに沿った家への入り口のデザイン。

 

玄関の存在意味を問い直すように

設計デザインの際は

暮らし方を

きちんと意識していますよ。

 

デザインの感度を大切に。

 

心地の在処を

イメージしながら

余白の構成を細部にも意識しながら

今回葉そぎ落とした空間の心地提案。

 

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暮らしに充実と心地良さに見えない範囲の配慮が活きる設計デザインの付加・暮らしの意味を立案する思考・ミセスルーム・ワークスペース・家事空間の充実度が支える間取りの感度。

2021年07月10日 | 暮らしの事イロイロ

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※LDK空間のリビングアクセス階段下にワークスペース・アイロン掛けスペース兼用デザイン設計実例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

サニタリーに少し余裕を持たせて

洗面や洗濯以外にも

家事が出来るスペースを備えた暮らし。

 

暮らしの見える部分と

見えない部分・・・・・・。

※LDK空間のリビングアクセス階段下にワークスペース・アイロン掛けスペース兼用デザイン設計実例

 

暮らしのコア。

 

アイロンを掛けたり、

洗濯物をたたんだり

化粧したり

ウォーターセクションと、

日常的な暮らしの基盤・・・・・。

 

このようなスペースを

きちんと配慮して

設計・デザインの工夫、

そして暮らしの経験値を

きちんと意識しておく事・・・・・。

※洗面脱衣室に設置した洗面化粧台・シンク横にカウンター設置提案の事例

 

そういった範囲の充実度

そしてスペースに

ある程度の余裕があると

多用途に使えます。

 

人の動き、移動を設計する

間取りと同時に

動線も大切な

空間をつなぐルート・・・・・。

 

動線は人の動きなので

住まいを計画する上で

図面の中で色々と

動き回り

想像を働かせると

何が効率として良いのか、

快適であるのか?

日々の暮らしにおける

シミュレーションが大切で、

住まいには、

考察すべきスペースは沢山ありますね。

 

そして水回りのサニタリー。

 

サニタリーは、

洗面脱衣も含みますし

ホテルのようにトイレも

同じ空間の中に存在させることもあります。

 

サニタリーをどこに配置するか?

何と融合させ

どんな暮らしの風景を隣接させるべきか?

 

浴室に隣接する形が

最も多いのかもしれませんが

その逆も計画したり。

 

そこにつなげる暮らし方を

イメージする事で

家事動線が短くなって

便利かもしれないですね。

 

顔を洗うスペースも

一カ所に拘らず

家の中、移動に良い場所へ

複数計画する事により

時間や生活のスタイルに合わせて

清々しく使える空間を

意識したり・・・・・。

 

暮らしの文化を

適切に距離感も含んで

提案立案するよう

デザインの感度を大切に。

 

心地の在処を

イメージしながら

余白の構成を細部にも意識しながら

今回葉そぎ落とした空間の心地提案。

 

ご相談、面談のご希望は

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(仮称)ミニマムな「BASE LIFE]を楽しむ家新築計画・着工に向けて最終段階のアトリエでの打ち合わせ中のところ、多拠点生活の豊かさを設計デザインの工夫で暮らし方提案のカタチ

2021年07月09日 | (仮称)ミニマムなBASE LIFEを楽しむ家新築

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※外観デザイン提案時のCGパース

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

来月の現場での新築着工予定に向けて

準備を進めている

(仮称)ミニマムな「BASE LIFE]を楽しむ家新築計画

 

住まい手 Mさま

設計・監理・コーディネート 建築家 山口哲央

施工・管理 株式会社 伊勢田工務店 

※仕様書の内容にあわせて建材・素材・部材・設備類の最終確認中

 

今回はアトリエにて

予定を二日間を使って

建物に使う予定の建材・素材関係

資料関係の再確認と最終決定の打ち合わせ・・・・・。

 

多拠点生活・暮らし方の自由度が

そこには存在していて

そんな意味から僕の方で

名付させていただきた仮称から

生活・・・ライフスタイルの自由度が

存在の付加価値として

意味を成すように・・・・・。

 

ミニマムな空間と「基地」としての

遊び心も程よく・・・でも満載に。

 

ワンフロア・ワンルームのような

暮らしのカタチと間取りは

フリーダムな空間だから

生まれる有効性もきちんと

設計とデザインの意図として

レイアウトしていますよ・・・・・。

 

例えば、シンプルを追求したLDK空間。

 

素材感を統一して

だけど場所による違いには

融合と統一感をレイアウト。

※床材サンプル帳で住まい手さんと色・素材の打ち合わせ中・奥さまとはスマホでリモート打ち合わせ

 

床に使う材料も

そんな空間の見え方と

感じ方を意識した「Rustic Face Rich」

でアカシア「Acacia 」を採用。

 

室内での存在感、

幅と奥行をより一層拡張する選択肢に。

※住まい手さんと今回の施工担当会社・㈱伊勢田工務店 現場監督・現場代理人のM氏

 

そして、この日は施工・管理を発注した

株式会社 伊勢田工務店の現場監督と

住まい手さんとの

アイスブレイクとコミュニケーションを兼ねて

打ち合わせの時間に・・・・・。

 

設計図書・仕様書に記載の

部材や素材建材類は予め僕の方で

住まい手さんとのプラン検討や

デザイン・設計の段階で

提案、打ち合わせ・吟味・採用したものですが

再度・・・着工前の最終決定ということで

色柄も含みながら

現場監督・現場代理人のM氏より

説明中のところ・・・・・。

 

単にモノをつくる

家をつくるのではなくて

こういったプロセスの重要性は

家の完成度にもつながります。

 

そういった部分の価値観を

きちんと共有できる、

そして共感できるのか?

によって僕は毎回施工者を

決めるようにしています。

 

施工者としての資質は「つくるだけ」・「つくる事が出来る技術力」

だけでは選定していませんよ。

 

実はそれと同等に大切な意識の部分。

 

実感された方にはその重要性が

分かるかと思います・・・・・・。

 

勿論、住まい手さんにとっては

建築家・住宅作家としての「僕自身」の存在も

そうだと思います。

 

だから僕は初期の面談等で

共感できない、YESマンの設計者を求めている

と思ったら、

いくら住まい手さんからオファーをいただいても

依頼をお断りする事にしています。

 

色々な経験もしましたので・・・・・・。

 

なので、共感と価値観は

凄く大切に考えている部分です。

 

暮らしの場所を造る事は

生活そのものを考える事ですからね。

 

今回もきちんと丁寧に昇華を

繰り返しながら「この段階」でも

きちんと打ち合わせです。

 

心地の在処を

イメージしながら

余白の構成を細部にも意識しながら

今回葉そぎ落とした空間の心地提案。

 

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暮らしの質感にインテリアと生活価値観のデザイン設計を丁寧に落とし込むように・・・価値観と暮らしの趣をキチンと連動する様に過ごし方の粋と意味を生活基準として寄り添うように。

2021年07月08日 | (仮称)古都の風情と「ぱーそなる&こもん」を満喫する数寄屋の家

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※実施プロセス中の内観LDK設計デザインイメージ図

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

住まいの設計に対する感度。

暮らしの価値観と

家が持つべき

役目の範囲への寄り添い方。

 

今日も「とある方」と

夜の入り口頃に、

僕のアトリエで

話していたのですが・・・・・。

 

僕は基本的に「生活の場」

という観点から

住まいの設計をしています。

 

生活の場は毎日の蓄積が

人に「影響」を与えています。

 

その影響は

良い意味でも悪い意味でも「建築」

という箱と家族や人、風景等の

入り混じった要素から派生する「影響」。

 

今までどのような

住まい方をされてきたのか?

 

どんな暮らし方をしたいと

思っているのか?

 

理想と現実の差が

どれくらいあるのか?

 

暮らしに対する好奇心はあるのか?

 

人付き合いや常識の範囲は

どんなところから来ているのか?

 

日常の住まい方と作法・・・・etc。

 

趣味や思考の方向性まで、

家単体の情報よりも

「ひととなり」が大切・・・・・。

 

人との付き合い方

好きなことは何か、

逆に嫌いなことは・・・等々、

じっくり、じっくりと

話しと暮らしの原点を見定め

時間を過ごすそれぞれの価値観の対話と、

建物の建つ土地の持つ特質や条件、

気候や周辺環境などの

理解を通して見えてくる内容を

建築と環境という住まいの「カタチ」に

変換して設計と

デザインを施していきます・・・・・。

 

その場所で建築を通して

体験することができる

様々な暮らしのシーンを

想像しながら相応しく

創造し定めていくように・・・・・。

 

普段からの暮らしの持つ意味。

 

日常の中で「家」が「住処」として

まかなうべき

仕事の内容と仕事量はそれぞれの

家族や家庭環境によって異なります。

 

生活しやすくするべきか?

逆に不便を暮らしに持ち込むべきか?

 

生活の時間を過ごすのが

楽しくなる場所にするだけでよいのか?

喜怒哀楽に対しての

暮らしの距離感も含めて

別の機能と役目が

どの程度必要となるべきか?

 

ライフスタイルの変化や

人の経年経過、

勿論・・・建物自体の経年変化も考えつつ、

時代を経ても「色あせない魅力」を持つように。

 

建物から暮らしに対しての

内部機能があふれ出てくるような、

風景に存在しつつも

ある意味では溶け込み、

主張しつつも主張しすぎない

そんなシンプルな意味をもった

「カタチ」の存在をデザインする事。

 

暮らしが複雑化されない中で

シンプルかつ必要であるべき

機能的な暮らしへの仕掛け・・・・・。

 

暮らしを手伝う為の「仕掛け」を

程よく感じる事が出来る様に。

 

生活の一部に

きちんと家の意味を成す事。

 

持つべき意味を

過去の暮らしの提案からも

整理整頓の思考中ですよ・・・・・。

 

暮らしの空間に

役割を意識して、

拡張性をデザインすると

生活環境の改善にもつながりますよ。

 

思考の範囲は

暮らし全体に・・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

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建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

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暮らしとデザインの連動性に収納計画と収納のしやすい環境と考え方のデザイン設計案も色々と・・・・過ごし方と癖と片付けを紐づけて間取り提案する事の大切さ。

2021年07月07日 | 設計の事デザインの事

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※間取り提案として秘密基地・篭もり部屋としての小屋裏収納庫・過去の設計デザイン事例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

上手にスッキリとした空間で

綺麗に暮らす・・・・・。

 

毎日の暮らしの中で、

「片付け上手な人」と「片付けの下手な人」が

いらっしゃいます。

 

その違いについて・・・・・・。

 

片付けが

上手では無い人の特徴としては

要らないものを捨てられない。

「いつか使うかも」とか

「思い出が有り捨てられない」などの

様々な思いが重なり

捨てる勇気が出せないでいます。

 

そして・・・・・。

片付け場所が

シンプルではなくて

複雑になっているケースもい多いです。

 

物が整理されないまま

あちこちにあるので、

一見片付ているようにみえても

なかなか探せなかったり、

同じ物がいくつも出て来ることも

しょっちゅうあるかと思いませんか?。

 

使い終わったものが

そのままになっているケースも。

 

使い終わった時に

直ぐに元に戻せばいいのですが

「後から戻そう」とか

「またすぐ使うし」とか理由を付けて

そのままになっていたり・・・・・。

 

片付け上手なケースでは

空間利用がうまい事があげられます。

 

屋根裏を整理して

くつろぎスペースに利用したり

隙間空間を個別に設けていたり。

 

そして、片付け上手な人は、

まず物を見直すことから

始めていますよ・・・・・。

 

また、空間の有効利用を考え、

自分が使いやすい、

動きやすい空間を

つくっています。

 

まず3つに分類する事・・・・・。

 

片付けたいモノを全部出して、

「今使っている」

「今使っていないから処分」

「使っていないけど処分に迷う」の

3つに分けます・・・・。

 

よくある分類方法ですが

一番確実性のある分類。

 

「使っていないけど処分に迷う」モノは、

「迷う」という判断が

できていると考えます。

 

袋や箱にひとまとめにして、

目につく場所に置いておきます。

 

すぐには捨てられなくても、

「なくても困らない」

そういう風に気付けると、

処分することが出来やすくなります。

 

そして、

.収める「今使っている」と

判断したモノだけを、

もとの収納場所に収めていきます。

 

特によく使っているモノを、

一番手の届きやすい場所に

収めておきます。

 

使用頻度の低いモノは、

高い位置や収納場所の奥の方でも

問題ないケースが多いですから。

 

あとは、個人による頻度の違いへ

合わせていくように・・・・・。

 

そして、ものを循環させる

そんな考え方も

重要だったりします。

 

循環には「使ったら戻す」と

「ひとつ買ったらひとつ減らす」

という2つのやるべきことがあります。

 


「使ったら戻す」については、

当たり前といえば

当たり前なのですが、

モノを出して使い終わったら、

元の場所に戻すという作業・・・・・。

 

単純だけど

実は難しいかなと思うところです。

 

癖も大いに関係しますから。

習慣づけは大事です・・・・・。

 

使った後は元の場所へ。

小さなものから大きなものまで。

 

 


「ひとつ買ったらひとつ減らす」は、

買物の前に処分するモノを決めておいて、

新旧を交換させるつもりで、

家の中のモノの

総量を増やさないようにすることです。

 

不用品の処分は、

自分にとって不必要なものを手放すことで、

軽い生き方も出来つつ

暮らしの空間をスッキリさせて

有意義な暮らしの手助けにもなりますよ。

 

意識改革は難しいかも知れませんが

徐々に簡単なところから・・・・・。

 

空間の拡張性と

片付けのスペース取りは

きちんと日常に寄り添う

良い意味で「かけがえのない」場として。

 

思考の範囲は

暮らし全体に拡張しつつ

パーソナルな在り方も丁寧に。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

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和とモダンの思想と粋の設計デザインを大切に・・・意識に語りかける空間の存在を人の距離と暮らしの距離を丁寧に普段着のように疲れないだけど「装い」として相応しく。

2021年07月06日 | 和モダン 思想

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※検討中の和室空間スケッチ

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

日常的な暮らしの範疇に

心地よい意識が存在するよう。

 

基本的に僕が

設計やデザインの中に組み込みつつ

大切にしているのは、

人の心、そして住み方と

価値観を取り込んだ

安らぎが存在する空間創りです。

 

昨今はこの「つくりかた」の

心と配慮を

不必要と感じさせる程のスピードで

追い立てられているように

皆さん・・・・・暮らしていませんか?。

 

その中にあっても、

静かで、心のゆとりを感じさせる場の存在意味。

和の空間‐茶室等にも結びつくような

伝統的な「数寄屋」や「和」の粋には、

人をもてなす住み手の心、

自然を生かし取り入れる工夫が

細部にまでみられます。

 

伝統から多くを学びつつ、

新しい価値観も踏まえ

多様性の中にも存在の理由と

住まう人との語らいの中から

必要である在り方と

空間意識を持つように・・・・・。

 

和室の存在が

きちんと日常に寄り添う

良い意味で「かけがえのない」場として。

 

思考の範囲は暮らし全体に拡張しつつ

パーソナルな暮らしの範囲

個人の時間と空間の在り方も丁寧に。

 

ご相談、面談のご希望は

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住まいと暮らしの設計デザインで変化する生活環境と暮らしの付加価値を丁寧に・・・家の中で移動する場所と過ごす場所、普段の使い勝手が良い意味で蓄積する事につながる間取り計画。

2021年07月05日 | 設計の事デザインの事

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

※既存建物の間取り図(新築当時のもの)から現代的な暮らしの中身を読み解き中

 

住まいと暮らしを

リノベーション

する暮らしの設計色々な検討要素。

 

昨日書いたblogの続きです・・・・・。

 

既存建物の間取り図を見ながら

描くべき方向性に

意識を向けているところ。

 

現況では洗濯することも

物干し場へ行くことも

日常的に水まわりへ移動する事も

大変だろうなと思う・・・・・。

 

移動の際に極端に姿勢移動する

「くねくね」している範囲も

スッキリ改善予定に。

 

少し前・・・現地訪問させていただいた時に

90°・90°の短い距離間での

クランク廊下で歩く姿勢制御が

大変だったので

体験するとそれは「分かる」部分。

 

空間の取り方の意識も

検討しながら・・・・・。

 

家の中で物を持って

歩いている際それはもっと大変。

だから周辺の部分で

体を打ったり

物を当てたりだとか・・・・・。

 

家づくりって、

そういう部分をしっかりと

「しみ込ませる」事が

重要だと思いますよ。

 

だって、計画する人も

造っている側の人の大半は

家での生活を知らない人ばかりだから。

 

アナログ的ですけど、

現況に重ねて

手を動かしながら

リノベーションプランを

思考しているところ・・・・・。

 

現場調査は来週の予定なのですが

一旦暮らしのスケール感と

人がそれぞれに持つパーソナルエリア

そして暮らし時間の中での

人の移動(動線)の検討と目安に。

 

部屋の使い方を変えるだけでも

随分変わりますけど

家族の構成が変わったり

成長過程から

住み方の柔軟性を考えながら

ご夫婦の年齢的な部分から

二階で使っている生活空間を

ほぼ一階へ持ちこむ予定。

 

でも将来的に

二階の視野も大事なので

どうなるのかは未定でも

ホームエレベーターを

後々検討出来る様に

暮らしの空間には「拡張性」も考えつつ。

 

生活環境の改善と思考の範囲は

暮らし全体に・・・・・・。

 

ご相談、面談のご希望は

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暮らしの環境改善を目的に・・・住まいのリノベーション計画で住まい手さんとの打ち合わせをアトリエにて、設計デザインに入る前の段階に暮らしの方向性を紐解く情報の整理整頓。

2021年07月04日 | リフォーム・リノベーション

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※アトリエにて住い手さんと水まわり商品の選択肢検討の打ち合わせ

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

住まいの計画準備中・・・・・。

色々とご縁があって

約築35年の木造二階建て住宅

住まいのリノベーション計画。

 

新築当時の暮らしの状態

家族構成と

今・・・現在の暮らしの状態、

家族構成や

過ごし方から生まれる気付きは

違いの範囲を

意識させていきます。

 

今回の打ち合わせ前に

現在の住まいへおうかがいして、

簡単な現地でのお話しから

リフォーム・リノベーションの

目的が何処に向かうべきか?

を話し合いながら

単純に古くなった状態を

新しくするだけの考え方が正解なのか、

そもそも生活の状態を

変化させなければ

同じ事の繰り返しとなり

無駄な投資になるのか?

 

暮らしの段階を精査しながら

リフォーム・リノベーションの

目的についての雑談と

住まい手さんご家族の思う

真意へのプロセスを色々と・・・・・。

 

そのプロセスから

今回のアトリエでの打ち合わせです。

 

生活の基準を見直す大切さ。

 

考えるべき方向性は

そういう趣で・・・・・。

 

水まわり設備も含めた

生活空間のリフレッシュと

「そもそも」の

暮らす時間内にある移動経路と

質感も今回の見直しの本題に。

 

家の方位(向き)で変化が生まれますが

それだけではない環境変化が与える

暮らしの改善・・・・・。

 

部屋の使い勝手ひとつでも

用途の違いと出入り口の違い

窓の向きや仕上げ・・・・etc。

 

様々な視界に入る要素の

整理整頓から。

 

着目するべき「範囲」を

これから丁寧に

読み解いていく予定。

 

暮らしの空間に

役割を意識して、

拡張性をデザインすると

生活環境の改善にもつながりますよ。

 

思考の範囲は

暮らし全体に・・・・・・。

 

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間取りとプランの思考範囲・・・・生活時間がどんな時間どんな居場所で過ごすのか?設計デザインの感度として一人の時間と皆で過ごす時間、そして環境の変化を心地よく。

2021年07月03日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※家の中心階段を挟み反対側へ計画したリビング+書斎

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

※家の中心階段を挟み反対側へ計画したLDK(和コーナー畳スペース)

 

歴史や慣習、作法、

環境など

空間にまつわる

様々な背景を取り込み、

その秩序や思い込みのタガを

そっと緩めると、

新しい暮らしや社会、

空間のあり方も

よく見えるようになります。

 

その住まい手さんの暮らし、

その場所でしか成立し得ない

空間を見つけ出し、

人が生きることに寄り添う、

美しくありつつ

ある種・・・「チャーミング」な

建築を生み出すようにと思います。

 

昨今の外出自粛によっても

仕事でも学校でも

オンライン化が急速に進んでいます。

 

多くの人にとって、

家族がこれほど長い時間

家の中で一緒に過ごすことは

これまでなかった経験かも知れません。

 

そんな暮らしの中に

離れという意識と近いイメージで

二つのリビングを計画する事もあります。

 

なぜ二つも?

 

それは居場所や家族同士の距離感に

自由度を持たせたいという

考えからです。

 

セカンドリビングのお話しを

させていただくことも多いのですが

そういう観点からです。

 

これまでリビングは

ひとつだけというのが

常識だったのかもしれません。

 

この場合、

居場所の選択肢は

各自の寝室か

リビングということになります。

 

引きこもるか、

みんなと一緒にいるかの二択です。

 

思春期の子どもや

現在のように長時間にわたって

家族と過ごさなければならない

そんな状況では、

本来幸せのカタチかも知れませんが

だけど・・・この選択肢の少なさは

苦痛になりかねません。

 

二つのリビングは

視線は通らないものの、

物音や雰囲気は

伝わるよう

空間は区切られつつも

繋がっていくように・・・・・。

 

家の中に

居場所の選択肢が増えることで

少し距離を置きたいときでも、

個室に引きこもることなく

それぞれの居心地の

良い居場所を

見つけることが出来るように。

 

設計時には

まさか今のような状況を

想定してはいませんでしたが、

平時で心地よい距離感を

探ることが

結果的に非常時の

心地よさも担保できていく訳です。

 

これから家づくりをされるときには、

今まで以上に

家族同士の距離感の

自由度について

少し家族でも話し合いつつ

配慮してみる考え方を

見つける事も・・・・・。

 

一人になりたい時間の観点。

 

思考の範囲は暮らし全体に・・・・・・。

 

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廊下と間取りの距離感を丁寧に・・・暮らしの空間として距離感のあるデザイン設計は大切、間取りの中に廊下の存在、融合する機能と活用方法を適切に組み込む事で有意義な空間に。

2021年07月02日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※玄関ホールに廊下と土間テラスを取り込んだデザイン設計事例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

住まいの計画を行う際に

どうするべきかの検討要素で

廊下の存在は「間取り」を大きく変化させます。

 

それは良い意味でも悪い意味でも・・・・・。

 

土地事情などにもよりますが、

広いリビングにしたい、

生活動線(人の移動距離・移動の軌跡)を

短くしたいと考える場合は廊下を

出来る限り少なくして

居室の比率を上げる事も有ります。

 

しかし、視点を変えると

廊下は様々な役割を担っていて

廊下が存在する事で

逆に空間を有意義に活用出来たり

廊下をプラスの空間として

室内に取り込む事で

生活環境の改善につながったり・・・・・。

 

廊下の役割と間取りを考える際の

価値観の持ち方にもよりますが

少し考える事で

良い間取り化を

出来る事も有りますので参考までに

少し書いてみたいと思います。

 

基本的な事ですが

廊下の主な役割とは?

 

みなさんの中には、

廊下の役割を

通るためのスペースと

考えていらっしゃる方も

多いのではないかと思います。

 

確かに廊下には

そのような役割が大半だったりします。

 

また、この空間の面積が増えると、

リビングや個人の部屋といった

プライベートに割ける面積は

減るかもしれません。

 

そのため、特に都心部といった

敷地面積の取れないような

住宅では

廊下を無駄な空間として

排除するような流れになっています。

 

しかし、廊下は間取りによっては、

家を住みやすく変えてくれる

可能性を持っています。

 

例えば・・・・・。

生活音を軽減してくれる事。

 

廊下が配置されていないと、

キッチンや洗面所、

トイレといった

プライバシーな空間の周辺に

影響を及ぼすことがあります。

 

生活動線や他の部屋の広さを

意識しすぎるあまり、

それぞれの部屋から発せられる

様々な音が漏れるといった

見えない環境要素を

意識しない間取りなってしまう事もあります。

 

音響に配慮した仕上げを使っても

間をとっていないと

リラックスしたいのに

落ち着けないという事態に陥ってしまい、

ストレスが溜まってしまいがちな事も。

 

そのような音や振動を軽減し、

プライバシーを確保するといった役割が

廊下でまかなう事も

出来るようになります。

 

また、廊下には

音だけでなくて

臭いが漏れるのを防ぐ

といった役割もあります。

 

廊下があることで、

臭いが階段や個人の部屋に

漏れることを軽減できます。

 

このようにごく一部のように

思えるかもしれませんが

生活の事をかんがえると

こういった内容が大きく

生活に関係することだったりしますよね。

 

そう考えると

必ずしも廊下は

無駄な空間とは言えないので、

間取りを考える際は

廊下の存在意味

注意しておく事も大切です。

 

そして、プライバシーを守る以外の

廊下の役割も存在します。

 

廊下には

ゆとりを作る役割があります。

 

無駄な空間と見なされ、

排除されがちな廊下ですが、

ある程度の空間を持たせる事で

室内の「ゆとり」を

醸し出す事が出来ます。

 

もし部屋と部屋の間に

廊下がない場合は、

移動の際の人の可動域が苦しくなったり。

 

そこでそれらをつなぐ

廊下の空間があると、

階段の上の部分や

下の部分といった空間にも、

少しゆとりが生まれます。

 

これによって人の動きの為の

予備動作もしやすくなりますから。

 

ゆとりが取れないケースにおいては

ドアを引き戸にするか

内開きするという手もありますが

可能なら廊下のようなスペースが

適所にあることで

移動の為の動作もしやすくなりますから。

 

そして一つの視野として

廊下に通路以外の幅のある役割を持たせ、

機能性のある空間として

利用を増進する間取りも・・・・・。

 

例えば家族スペースや

読書スペース、

勉強用コーナーなどの

カウンターがある空間を

計画する事・・・・・。

 

また、収納スペースにするといった

活用方法も考えられます。

 

間取りを考える上では

収納は大きなテーマです。

 

廊下にも収納を考えておくと

移動の途中で出し入れを行えるので

便利な空間にもなります。

 

限られた面積の有効利用を考えると、

廊下のある間取りを

工夫することは重要です。

 

近年排除されがちな廊下には

逆に現代的な暮らしで

欠けてしまった

有意義な暮らしの仕組みが

兼ね備えられていたりします。

 

プライバシーを確保することや、

住宅全体にゆとりを持たせる等の役割もあれば、

機能を持たせた活用方法も

考える事が出来ます・・・・・。

 

そのような役割を意識して、

廊下の役割に

拡張性をデザインすると

生活環境の改善にもつながりますよ。

 

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インテリアと暮らしと照明の効能・・・暮らしの質感に奥行と陰影のある空間構成に設計デザインの工夫と感度でのレイアウト単に明るい場所であるだけではなく明るい部分と暗い部分の陰影効果。

2021年07月01日 | 設計の事デザインの事

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

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※設計デザイン実例

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

家の雰囲気をオシャレにしてみたいなと

思っている方も

多いのではないでしょうか?。

※設計デザイン実例

 

インテリアなどで

大きな家具を置くと

空間全体に変化を持たせたくなりますし

そういうところにお勧めしたいのが、

照明で部屋の雰囲気に

変化をつけるという考え方です。

※設計デザイン実例

 

まず、照明には、

全般照明と部分照明というものがあります。

 

この全般照明は、

空間全体を明るくするための照明で、

よくあるシーリングライトや

シャンデリア、ダウンライト

といったものが

例にあげられます・・・・・。

 

一方、部分照明というのは、

全般照明を補う照明で、

テーブルスタンドや

足元を照らすフットライト、

エリアを絞った

スポットライトなどが挙げられます。

 

部分照明には、特定のものに

視線を集める効果を出したり、

空間に奥行きを持たせる

そんな働きもあるものなのです。

 

オシャレな雰囲気を作るためには、

この2つの照明を

上手に使いこなす必要があります。

 

一つ目のポイントとしては、

照明を一つだけ設置するのではなく、

全般照明は少し暗めに設定し、

部分照明で

暗い部分を補うというものです。

 

全般照明と部分照明を

組み合わせたライトが

オシャレに見えるのかというと、

空間に明るい部分と

暗い部分が生まれるからなのです・・・・・。

 

影となる空間の

暗い部分が部屋に奥行きを持たせ、

立体的な空間を

演出することができるんですよ。

 

コツとしては、

全般照明で影を残すように

少し暗めに設定して、

影になった壁や天井、

部屋の隅の部分に

明かりを置いていくことです。

 

暗い部屋に一つずつ

明かりを足していく

とイメージすると、

わかりやすいです。

 

光と影のグラデーションを

楽しむことが、

オシャレな照明のポイントとなります。

 

さらに、2つ目のポイントとしては、

照明のデザインがあります。

 

照明は、夜は部屋に

明かりを灯してくれるものになりますが、

昼間の間はインテリアとしても

楽しめるものです。

 

ものによって、

シェードの形や向き、

スリットの入り具合も大きく異なったり、

照らすことのできる

光の範囲が変わるので、

デザインによって

使用場所の向き不向きが

あることを覚えておくように。

 

複数の照明を使った

光の組み合わせ次第で

他にはない、

自分の家だけの光のデザインができます。

 

故に、照明プランは空間構成には

大切な計画性を持つ部分なんです。

 

全般的な照明に

少し局所的なライトをプラスして、

部分照明となる間接照明を

用いてみることで

暮らしの質感と居心地は

十分変化します・・・・・。

 

思考の範囲は暮らし全体に・・・・・・。

 

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