奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

2世帯住宅の計画でのポイント、親世帯、子世帯、世代間の距離を個別に間取りと空間の中に設定する事、自分の親や自分の子供であっても結婚後離れて暮らすと生活文化が変わるという事。

2024年03月20日 | 2世帯住宅

 

2世帯住宅の計画でのポイントは

親世帯、子世帯、同時に家族としての

世帯間(世代間)の距離を

個別に設定することです。

※親世帯の暮らし方にも対応した構成でカタチになった外観提案実例

 

単世帯家族でもそうですが

2世帯といっても、

その関係性は多種多様。

※実際に完成した中庭のある二世帯住宅外観・夜景

 

距離の近い世帯もあれば、

距離の離れた世帯もあります。

 

10世帯があれば、10通りの

解があるわけです。

 

互いが気兼ねせず、

自分達のペースで暮らせるかどうかは、

世帯間の

心理的・空間的距離によって

決まってきます。

※吹抜けと借景を楽しむバルコニーを持つ

 マンション暮らしのような間取りを実現した子世帯鳥観図

 

 

勿論・・・それぞれの異なる世帯間もそうですが

夫婦間でもそれは同じです。

 

間取りという

平面的距離感だけではなくて

空間の感じ方による価値観と距離感、

その世帯間の

心理的距離感にあっていることが、

互いに心地よく過ごすためには

重要な事です。

 

※昔ながらの暮らしを愉しむことが出来る構成に

 中庭のある家の価値を設計した1階親世帯の間取り

 

設計事務所にも色々な設計事務所があり

得意分野も普段行っている設計業務も

多種多様です。

 

車の運転を日常的に行っていない

設計者・建築士が

ガレージや

駐車スペースからの

車道への出入りについて「視点」を

どう持っているのか?

 

想像すればわかりやすいですよね。

 

cafeの設計やテナント、

事務所や工場建築、

クリニックや福祉施設

ガソリンスタンドや施設

スーパー等でも同じで

設計は出来ても理解度は異なりますから。

 

これまで設計を手掛けさせていただいた

二世帯住宅には、

玄関の入口から完全に

居住エリアを分けているような

完全独立型から、

玄関や浴室、

リビングなど一部を共用する半同居型、

寝室以外はすべて共有という

完全同居型まで、

さまざまなパターンがあります。

 

各パターンとも、

その内容と暮らし方の価値観によって

世帯間(世代間)の距離には、

違いがあります。

 

2世帯住宅だから「こう」というように

ただ闇雲に生活エリアを

離すだけでは、

一緒に暮らしている

意味はありません。

 

同じ屋根の下に暮らす訳ですから、

一緒に暮らすことの

メリットを享受しつつ、

それぞれの世帯や家族にとって

程よい関係を作り出すこと。

 

2世帯住宅を設計する際には

単世帯住宅よりも様々な要素を

どのように整理していくのかが大切です。

 

住まいの新築・リフォーム

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気軽にご連絡ください。

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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

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庭と家を考えてイメージする事を丁寧にと思います、建物の外観のみではなくその周辺が建物全体として意識されますから、間取りの計画と配置計画時には窓の外側と外観の一部となる範囲を意識していますか?。

2024年03月19日 | 家 住まい 間取り プラン

庭と家を考えて

イメージする事を丁寧にと思います。

 

住宅の外観の雰囲気を

一番左右する要素、

それは外構(エクステリア)です。

 

建物の外観のみではなくて、

その周辺が建物全体として意識されます。

人物でもそうですが

写真などでもその「背景」で

印象も変わります。

家屋でも同じで、

庭の植栽や塀などの構えの

印象で、

住む空間の異なる表情が生まれます。

良い雰囲気を

行き交う人に与えます。

そんな「佇まいのよい住宅」は

好ましく思えます。

 

外からの見え方だけでなく、

室内にとっても

外構は有効です。

 

植えられた木々は

外部からの視線を遮り、

窓からの景色を作り出します。

 

毎日の朝食の時に眺める窓から、

豊かな緑のある庭を

眺められるのと、

車のお尻しか見えないのとでは、

どれほど暮らしの潤いに

違いが出るかは

言うまでもありません。

 

外構はどのような仕上げであれ、

家と一体化する

風景だと考えています。

 

暮らしをイメージする際には

家の外観や窓の外側の風景と共に

外部を考える時間も丁寧にと思います。

 

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広くて日当たりがよくて景色が最高な土地なかなか希望の土地が出てこないなと毎日インターネットで探されている方それぞれの事情を踏まえた家造りに適した土地を探すためにはコツがあります。

2024年03月18日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

広くて、日当たりがよくて、

景色が最高な土地。

※土地探しにて土地所有者・仲介業者了承の下で地盤調査中(地面下の軟硬)

 

そんな土地がいいな。

と土地探しをされている方、

なかなか希望の土地が出てこないなと

毎日インターネットで探されている方。

 

それぞれの事情を踏まえた

家造りに適した土地を探すためには、

コツがあります。

 

ちょっとしたコツですが、

知っていると知らないとでは

大違いです。

 

でも、

不思議とご説明する方法を

実践された方は

120点まではいかなくても

今まで探して見つけた土地が

60点だったとしたら90点くらいまでには

なるかも知れません。

 

実は土地を探すためには

順番と必要な準備があります。

 

これをしっかりと行わないと

希望の暮らしを実現できる土地に

巡り合う確率が上がる事はありません。

 

今回は土地を探していくための

コツをお伝えするblogになります。

 

土地を探そうと思われたとき

勿論・・・直接、

不動産会社窓口に出向く事も

あると思いますし

インターネットで

大手土地情報サイト等を使って

検索をされると思います。

 

まずは、取り組みやすくて

自由に検索できるので、

それらを行われると思います。

 

優秀な土地紹介サイトがあるので、

at homeさんや、

suumoさんも含めて、

皆さま「不動産会社の土地情報」を

チェックされていると思います。

 

実は、

多くの土地情報サイトに

掲載されている情報以外にも、

土地の資料を入手する方法があります。

 

でも今回は、

もう少し前段階のお話を

整理したいと思います。

 

冒頭に必要な

「順番」と「準備」があるということを

ご説明させていただきました。

 

これらに取り組んで、

初めて自分たちにとって

正解が近い土地資料を

手に入れる方法が

有効になってきます。

 

取り組むための

「順番」と「準備」が必要なのです。

 

土地探しに疲れてしまわれないように、

お伝えしたいと思います。

 

では、

それはどういったことを

行うことが良いのか?。

 

あくまで、

「世間的には自由設計と呼ばれる建て方」や

「本来の意味での注文住宅」で

住まいをご計画の方に向けた

方法をお伝えいたします。

 

建売住宅、規格住宅をご希望の方には

当てはまらないこともあるかもしれません。

 

箇条書きで示すと

① 建物を含めた総額の資金計画の目安 

② 土地を選ぶ「基準(ものさし)」を持つこと。  

③ 都市計画法・建築基準法をメインに

  法律の知識が豊富で家を建てる為の土地探しの

  実績のある建築士(建築家)と一緒に

  土地を探すこと(土地の隠れた不安要素を見極める)

④ ○○○をチェックすること

⑤ ▲▲▲を行うこと。

という内容に集約されます。

 

残念ながら、④、⑤までは、

blogではご紹介ができません。

(気になる方は、相談にてお話をお伺いしながらご説明いたします)

 

えっそんなこと?

と思われる方も多いと思いますが、

ご説明させていただき、

取り組みをされた方は、

早い方では、1週間で

土地を見つけられた方もいらっしゃいます。

 

意外と、「そんなこと」ということが、

基本の「き」だったりするものです。

 

まず初めに、

① 建物を含めた、

   総額の資金計画ができていること。

 

土地もないのに、

建物も計画していないのに、

総額なんてわからないという

声も飛んできそうですが、

ここがとても大切です。

 

なぜなら、

土地を探していくときに、

いくらの土地にすべきなのか?

ということがわからないと、

対象物の無いものを

探すことになります。

 

たとえば、

2000万円の土地がよいのか?

小学校が近い土地が良いのか?

駅が違い土地が良いのか?

土地を探していくための

条件によっては、

そもそも、

希望エリアに存在する土地なのか?

ということも含め、

建物を含めて金額がおさまるのか?

ということを考えていないと、

探すことができず、

当てのない迷宮に

迷い込むことになります。

 

実は、「気軽に土地を探しますよ」で

スタートするパターンから行きつく先が、

迷宮入りのケースになるように

感じています。

 

そして、

いくら探しても出てこない・・・・・。

希望の土地に巡り合えない。

土地探しに疲れた。

となることも。

 

これらは、

探すといっても、

「何を」「どのエリアで」「いくらで」

探してよいのかわからないことになり、

自分が何を探しているのかさえ、

わからなくなってしまうことがあるようです。

 

これでは、気の毒です。

 

そうならないように、

① 建物を含めた、

  総額の資金計画を行うことはとても大切です。

 

家計のやりくりを預かる方にとっても、

全体像の予算が

しっかりとわかることが

安心にもつながっていきます。

 

総額の資金計画を検討していないと、

時には、

希望の場所で土地は探したけど、

高すぎて

建物が満足いく内容では建築できない

なんてことも・・・・・。

 

資金計画をして、

土地を探して、

ちょっと高い金額の土地では、

資金計画をやり直してみて・・・・・。

まずは「資金計画が大切です。」

 

では、そうやって

いくつか新しく巡りあえ

土地があったとしたとき、

次なる不安が出てきます。

 

それが、

次のフェーズになります。

 

② 土地を選ぶ「基準(ものさし)」を持つこと」

①を実践されてみて、

「土地を探すぞ」といって、

インターネットで情報を集めたり、

色々な土地、

現地を見に行った時に、

起こりうる現象です。

 

土地を見たけれど、

どう良いのかがわからない。

 

この土地を買っていいものか・・・?

などこういった事症状に

悩んでしまうことも。

 

この土地を買っていいものか・・・・・?」

いう症状が特にそうなのですが、

これは、

実現したい「こんな暮らしを実現したい」ということも

検討しておかないと、

「基準(ものさし)」がないから、

土地を住まい手さん自身が「はかる(判断)」事が

できないからになります。

 

こういったことに陥らないように、

おこなっている事があります。

 

それが、「コンセプト設計(コンセプトマップ)」です。

 

どんな住まいにしたいのか?。

どんな暮らしを実現したいのか?。

 

設計事務所ならではの判断で、

住まいの新しい要望を

コンセプトにまとめます。

 

「コンセプト」がご家族様で

共有出来ている事で、

家を建てる事によって得る

何が重要なのか?

 

土地を探す情報力・巡り合える機会は

加速します。

 

そうして、「コンセプト」を基に、

巡り合えた土地を

じっくりと観察して、

判断していくなかで、「コンセプト」があると、

ご家族様どうしでも、

土地のなんとなくの理想の形が

見えてくるはずです。

 

そして、

今回の最後に登場するのが、

③ 土地探しの実績のある建築士・建築家と

  一緒に土地を探すという事になります。

 

土地を見つけてから、

建築士・建築家を連れていくことが

手順では?。

と思われる方もいらっしゃいますが、

そうではありません。

 

勿論先に「土地」購入済みのケースもあります。

それは既に「判断」が住んでいる訳ですが

一部「誤解」の上で購入されているケースもあります。

 

世の中の土地(分譲地も含めて)は、

どこでも、

当たり前のように、

住宅が建設できるように見えますが、

そうではありません。

 

その土地、

その場所特有の規制や、

法律が絡むので、

良さそうな広さの土地だけれど、

建物を建てるには、

予想外の法律の壁により

金額が別で必要になったり

土地と建物の比率の法律や

屋根形状や使用する材料の制限等、

思わぬハードルが現れることもあります。

※実際に市町村による水道の

 新規本管埋設不可のケース(100メートル以上自己負担)や

 電柱からの新規引き込み不可距離等ありました。

 

②でおこなった、「コンセプト」作りにもとづいた内容が、

 この土地は、○○ができるけど、▲▲はできにくいかも。

 この土地は、明るくてとても良いけど、

 コンセプトにした●●はできないかも。

 などが発生する事も。

 

後者の場合は、

「コンセプトを再度検討する。」ということもアリですが、

片方のコンセプトができるけど、

もう片方のやりたかったことは

出来ないかもしれない等。

 

土地だけではなくて

建築を計画する建築士・建築家の

職能だから提案できて、

分析できることもあります。

 

時には土地を踏まえて、

再度コンセプトを練り直すことも

必要になります。

 

長文になってしまいましたが、

土地を探すうえで、

行き詰ってしまった、

ちょっと土地探しにつかれた。

という方にとって、

少しでもヒントになれましたら幸いです。

 

今回ご紹介した手順のほかにも、

大切な土地探しの必須手順もあります。

「こんな暮らしを実現したい。」を

リアル化して考えてみると

見えてくる事もあると思います。

 

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住宅と暮らしの設計をしていると、四季を通じてもそうですが、どうしても夏も含めて特に思うのは冬の快適さをどのように手に入れるか?過ごし方と暮らしのシーンに味わいのある薪ストーブのある暮らし。

2024年03月17日 | 家づくりアドバイス

 

住宅と暮らしの設計をしていると、

四季を通じてもそうですが

どうしても夏も含めて

特に思うのは冬の快適さを

どのように手に入れるかが課題となります。

※薪ストーブのある暮らし提案過去実例

 

冬独特の状態による

環境の変化は

夏よりも大事な影響範囲が

多く存在しています。

 

昨今の高断熱・高気密住宅は、

確かに家中どこでも

ストレスを感じることなく

過ごせるようになりました。

 

 ただ、豊かな暮らしは

それだけで事足りるのかと言うと、

そうでもない気がするのです。

 

元々、日本人の生活は

四季の移ろいと共にありました。

 

冬には冬の、

夏には夏の時節を

愛でる文化がありました。

 

鍋を囲んだり、

こたつでみかんなんてのも、

寒さがないと

有り難みがわかりません。

 

こうした経験は、

季節とともに刻印され

た思い出となり、

大人になっても覚えています。

 

全室暖房によって、

冬に薄着で冷えた

ビールやアイスが美味しいというのも、

冬の寒さを

ようやく克服することができた

贅沢には違いありません。

 

一方で、

家中暖かくなった今だからこそ、

暖かさの有り難みを楽しむ

贅沢もあると思うのです。

 

それは、

ちょうど照明の明るさの

有り難みと似ています。

 

部屋中、

隈なく照らしてしまっては、

明るさの有り難みはわかりません。

 

陰があるからこそ、

明かりが際立つという風に。

※薪ストーブの周囲で寛ぐ猫達を愛でるという暮らしのシーンも贅沢な時間

 

そこでピザをつくったり、

焼き林檎を作ったり、

薪ストーブで沸かしたお湯で

コーヒーを淹れるのも、

冬ならではの

贅沢な過ごし方だと思うのです。

 

季節に対する過ごし方の心地良さを

少しの不自由とあわせて

考えてみませんか?。

 

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生活の環境をつくりだす家の庭と室内の関係性、玄関の位置関係や窓の位置、リビングなどの居住スペースから見える風景となる庭の位置付は外側の間取り、家の外観も庭の雰囲気で印象も心地も変わります。

2024年03月17日 | 家 住まい 間取り プラン

外部空間の演出法・・・・・。

※住宅計画での外構設計の全景イメージデザイン案実例パース

 

工事の期間は「ずれる」としても

外部空間は内部空間と

ある程度一緒に考える。

窓の位置やサイズ、

外側の利用とつながる玄関などの

位置関係も重要ですから。

 

外部空間は内部空間と一緒に考える。

 

 

一般的に住宅の間取りばかりに着目し、

外構は後回しにされがちですが、

ある意味屋外の部屋として

イメージしてみる事も大切だと思います。

 

したがって住宅の間取りと同時に

外構もあせて意識しておくことは

重要です。

住空間とは、

外部と内部の空間的連続性があって、

はじめて成立するものです。

 

 

建物や周辺環境との調和。

外構は、

一般的に建物と周辺環境との

接点となる計画上、

実は思っているよりも重要な場所です。

せっかく素敵な住宅が建設されても、

この外構が良くなければ

住環境全体が台無しになるだけでなく、

周辺環境との調和が無ければ、

隣地から丸見えのリビングになったり

方位のメリットだけに頼った計画により

隣地の室外機や

バックヤードのような

勝手口側を見ながらの生活になったり

住みにくい状態になります。

 

したがって、

住宅および周辺の街並みとの

関係性を配慮しながら、

広い視点で住みやすいと思える

住環境を計画していくべきかと思います。

 

材料、樹種の選定。

素敵な樹木であっても、

その土地の気候風土に

あったものでなければ、

すぐ枯れてしまいます。

 

素敵な庭石を見つけても、

自分の敷地に搬入できるか、

また庭の規模にあうのかどうかを

検討しなければ

庭に配置することができません。

 

すなわち、

外構計画では日照、

通風、樹種、材料、

植栽を施す時期等の

自然との関係を配慮しながら

総合的に考えていくことが

重要だという事です。

 

維持管理。

庭は生きていますので、

植物は絶えず成長し、

四季の変化という楽しみを

風景として提供してくれます。

 

そのため、

庭の維持管理こそが

最も重要な庭づくりであるといっても

過言ではありません。

 

植物の管理はもちろんですが、

忘れがちなのが水の処理です。

 

散水、雨水の処理を

しっかり計画しておかないと、

昨今のゲリラ豪雨等での

降雨と「排水溝」に対する計画性の無さで

排水が出来ない家のようになる

ケースもあると思います。

 

決して大げさではなくて

不要に思えるものが「とても大切」なのが

外構なんです。

 

屋根で受けた雨水は樋を通して

流れ落ちますから・・・・・。

不要な水溜りができたり、

散水が容易にできない等の

問題が発生します。

 

やはり、

自然の摂理を配慮して、

上手に人工物も使い

維持管理に配慮も重要。

 

多様な性格をもった外部空間。

生活空間を結ぶ庭の種類は多様で、

屋外、半屋外と空間も

多様名表情を見せてくれます。

 

外部と内部が

明確に分離された西洋と庭と異なり、

日本の場合は屋外と屋内との

境界を曖昧にした

中間領域といった空間を介して

屋内外が一体化する。

 

さらには「借景」という

優れた概念があり、

遠方の景色までをも

連続させてしまう宇宙観は

誇るべき概念でだと思います・・・・・。

 

主庭主として、

鑑賞を目的とした庭であったり、

居間や食事室の延長であったり、

心の充足感を高める外部空間。

 

敷地に余裕がある場合は、

前者と後者を

別々に計画する場合がありますが、

一般的には、

日本の土地事情もあって

後者が圧倒 的に多いかと思います。

 

ガーデニングブームの影響で、

ウッドデッキテラスを設けて、

だんらんの場として

庭を活用することも多く、

そういった場所は

外部の居間といった

性格が顕著です。

 

前庭門から玄関までのアプローチは、

街並みに対する

住環境の表情を決定付ける空間です。

 

この空間に限っては、

動線が長い ほうが

空間に奥行きが生まれ、

住空間全体が豊かになります。

 

また、

ガレージをそういった場所に

設けるケースが多いので、

日照、通風はもちろん、

全体的な雰囲気を配慮して

計画を行うことが重要です。

 

中庭・坪庭。

周辺の建物の密度が高く

プライバシーの確保が

困難な場合等には

坪庭や中庭を活用する事もあります。

 

ある意味では

住宅の中のオアシスであり、

周辺環境からは閉ざしつつも

心の充足感を

提供することはもちろんですが、

採光、通風上においても、

非常に役に立つ空間です。

 

浴室の傍に設けて

屋外空間として楽しむケースもあります。

 

裏庭(サービスヤード)。

台所(キッチン)、

ユーティリティーと通用門との

連絡部に設けるイメージでの

家事空間のひとつです。

 

屋根をかけるケースが多く、

半屋外的な場所として

利用されます。

 

物干、ゴミ置場、

自転車置場、土間置場、

食材置場等利用形態 は様々ですが、

敷地に余裕があれば、

是非とも欲しい空間。

 

通り庭。

京の町家等に見られる

特徴的な屋内庭で、

土間であり、

中庭から裏庭を結ぶ通路であり、

サービスヤードであったり、

台所であったりという

多様な生活空間であると同時に、

空間そのものが

空調装置としても機能します。

 

外部空間は

そのものが景色となるように

つくられます。

 

庭の構成。

アプローチ門から玄関に至るまでの

屋外または半屋外の空間は、

地域と個人との

接点となる重要な空間でもあります。

 

この空間の演出の良し悪しで、

家全体の雰囲気を

決定付けるといっても

過言ではありません。

 

(和の場合)

自然を手本に構成された

日本的住環境においては、

アプローチ空間の動線的が長く、

折れ曲がっている方が、

移動時の視線の変化が楽しめ、

空間的な奥行きを

演出できるので好ましいとされます。

 

(洋の場合)

自然の素材を

人工的に構成した

西洋的な住環境においては、

門から玄関が軸線上に配置され、

遠近感を演出したほうが、

好ましいとされます。

 

築山。

植栽風景を創り出す

基本となる技法で、

庭造りのイメージを決定付ける

骨格をなす部分です。

 

周囲環境や遠方の景色はもちろん、

太陽光線や樹木や

石の表情とも対話しながら

計画を進めていくことが

重要です。

 

添景物。

築山や植栽を施された庭に

人口構築物を程よく配置し、

修景を施す手法として

用いられます。

 

移動空間における

視線を奥へと誘導したり、

空間にアクセントや

潤いをを与える

重要な要素です。

 

和風庭園では、

石灯篭、腰掛、水鉢が多く、

洋風庭園では

照明灯やフォリ-(東屋)等が

用いられます。

 

自然と融合しつつも

大胆な構成も

暮らしの趣として考える事も

大切にと思います。

 

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リビングダイニングを含めて暮らしの為の家具選びは「過ごし方」を想定する事が大切、間取りが不便にならないように家具の選択肢も様々な視点から設計デザインと同じように生活のスタイルを大切に。

2024年03月16日 | 暮らしの事イロイロ

 

リビングダイニングを含めて

暮らしの為の

家具選びは「過ごし方」を想定する。

※Cassina ixc. Osaka shopカッシーナ・イクスシー大阪店

 

一人暮らしにおける

ワンルームなどはともかく、

いくつかの部屋があるような住居における

家具選びの場合、

予算の配分を含め「どこから何を決めていくか?」

という点が重要になります。

※Cassina ixc. Osaka shopカッシーナ・イクスシー大阪店

 

例えばLDKと寝室、

子供部屋があるいわゆる

2LDKの住まいがあるとして、

それぞれは軽視できないものの、

恐らく一番力を入れるのは

リビングダイニングではないでしょうか?。

※Cassina ixc. Osaka shopカッシーナ・イクスシー大阪店

 

食事や寛ぎの場となり、

家族がそこに長い時間滞留し、

来客などにも対応する事になる場所を美しく、

使い易くしたいと思うことは

ある意味当然と言えます。

 

いわば暮らしの中心ともいえる場所を

快適にするための

家具選びはとても大切です。

 

家具の配置やサイズ、

デザイン、

総合的なインテリア性も含めて

その選択の差で

日々の暮らしは

良くも悪くも変わってきます。

 

「家の中での過ごし方」を

きちんと想定することで

適切なものが見えてくるという事。

 

家具選びにおいて

欠かせない要素に

どのくらいのサイズのものを

どの場所に置くのか?

というものがあります。

 

所謂レイアウトをどのように行うのかは、

それによって配置できる

家具の大きさが変わることも含め、

まさしく過ごしやすさに

直結するものとなります。

 

家具があくまで「暮らしの道具である」と

考えた場合には

デザインや空間との調和を含めた

インテリア性よりも

重要な要素であると言えます。

 

どれだけ美しくても、

あるいは高級であっても

物理的に空間に合わない、

つまり大きい(小さい)サイズの家具では

使い勝手が悪く

暮らしのクオリティに

影響を及ぼすためです。

 

そのことをふまえて、

リビングダイニングに置かれる家具には

どのような種類があるか?。

 

ダイニングテーブル

ダイニングチェア

ソファ、リビングテーブル

テレビボード

あるいはリビングボードなどが

思い当たるかと・・・・・。

 

これらはそれぞれ

あってしかるべき家具ではありますが、

全てを揃える必要はありません。

 

ここで「家の中での過ごし方」を想定することで、

その家具たちの要不要や

それに伴う

占有スペースの大小=それぞれの家具の大きさや

適切な配置が見えてきます。

 

大事なのは

どのように過ごすか?

どのように暮らしたいか?

例えばソファ前に置かれることが多い

リビングテーブル。

 

リビングテーブルを

ソファ前に置く理由は、

ソファに着座しながら

作業や食事を行う、

そこまでではなくとも飲み物を置く、

というものです。

 

同時にソファ前の

リビングテーブルは

スムーズな周囲の回遊の

妨げとなることもあります。

 

食事は主にダイニングでとるということなら

リビングテーブルは

小さなものでも、

あるいは無くても良いかもしれません。

 

最近はテレビ自体を

部屋に置かない暮らし方も多く、

スタンド一体型のテレビや

壁付けスタイルも多くなっています。

 

テレビボードも昔と違って

無くてはならないもの

ではないかもしれません。

 

あるいはソファは

リビングダイニングの顔ともいえる

家具ですが、

気が付けば家族全員が

ダイニングテーブルで

過ごしている時間の方が長い、

ということなら

思い切ってソファを無くす

という手段をとることで

テーブルをより大きく計画ができる事もあります。

 

その方が実益に合っている

という可能性はあります。

 

この部屋にはこれとこれを置かなければ

という意識が強すぎると、

逆に暮らしにくい空間に

なってしまうかもしれません。

 

「どのように過ごすのか」

「どのように暮らしたいのか」を

想定しながら

本当に必要な家具を

導き出し揃えていくように・・・・・。

 

過ごす時間が長い空間の家具は

少し大きめにする。

 

そこでもうひとつ大事なことは

過ごす時間が長い(であろう)空間の家具は

大きめにする事です。

 

例えばダイニングスペースで

過ごす時間が長い家庭があり、

そこでは個々が

ゆとりを持って過ごしたい。

 

サイズの理想は幅180cmだったとします。

 

しかし3人掛けソファも置くと

幅180cmのテーブルは

置けない。

 

このようなことになった場合、

選択肢は

ダイニングテーブルをサイズダウンする

ソファをサイズダウンするか無くす

となります。

 

どちらの答えも

間違いではありませんが、

前者は極力選ばないことを

お薦めします。

 

なぜなら、

テーブルのサイズが小さいと

着座時に互いの距離が近づき

圧迫感を感じるようになります。

 

合わせるダイニングチェアも

本当に自身の欲しいもの、

あるいは座り心地の良いものが

選べなくなる

可能性も出てきます。

 

つまり「ゆとり・くつろぎ」が

犠牲になる

可能性があるのです。

 

にソファで過ごす時間が長いなら

逆にソファのサイズは

大きめにするべきです。

 

過ごす時間が長い空間で

多少なりとも

居心地が悪く感じることは

なからず

ストレスに感じるものです。

 

過ごす時間の「長さ」を考えて

家具を選ぶことで、

暮らしはより豊かに

快適になっていくはずです。

 

人の移動する軌跡となる

動線確保も。

 

忘れてはいけない事に

過ごし方を考慮しながら

「過ごしやすさ」をふまえた

サイズ選びとレイアウトは

考えないといけません。

 

過ごしやすい空間を計画するには

「動線」を

考慮しなければなりませんが、

その動線は

暮らす人やそれを使う人によって

随分異なります。

 

動線とは、

人が部屋の中を移動するときに

通るルートのことです。

 

動線は

間取りと家具の配置によって

決まります。

 

家具レイアウトの基本は

よく通る動線は広く取り、

無駄に動かずに

行動できるように配置する事です。

 

日々の過ごしやすさは、

間取りと連動して家具配置で

決まるといっても

過言ではありません。

 

この点について

キチンと整理整頓しながら

暮らしを考える事で

生活の質がよりよくなります。

 

家族や自分の時間など、

その暮らしに

何を求め大切にするのか?。

 

新築、引越、リフォームの際は

「家具から始める家づくり」も標榜する

建築家との住まい造りで

満たされる暮らしを考えてみませんか?。

 

住まいの新築・リフォーム

リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は

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住まいづくりと家具選びを一緒に、間取りに含まれる窓や扉のサイズ、位置、窓の見える位置や風景、家具のサイズや雰囲気も暮らしの設計デザインの要素、家電を置くスペースなどコンセントの位置や数量も。

2024年03月15日 | 暮らしの事イロイロ

 

住まいづくりと家具選びを

一緒に行うべき理由。

 

※Poltrona Frau Osaka (ポルトローナフラウ大阪)ショールーム

 

住空間づくり、

つまり家づくり・住まいづくりは

毎日を心身ともに豊かにするうえで

重要なプロセスとなり、

考える事は多岐にわたります。

 

しかし家単体で、

本当に心地良い暮らしを

実現させることは色々な制約がうまれて

難しいことも多くなると思います。

※Poltrona Frau Osaka (ポルトローナフラウ大阪)ショールーム

 

日々の生活に欠かせない「家具」も

いわば空間の一部であり、

これらの要素も合わせて

はじめて「家」は「住まい」となります。

 

設計の段階から日常に使用する

家具のことまで視野に入れて

家づくりを進めることで

そこに住まう人の生活スタイルに合った

居心地の良い空間をつくることにつながります。

 

そこにいる人が居心地の良い住まいを実現するには

間取りの段階での

インテリアプランも必要になってくるのです。

※Poltrona Frau Osaka (ポルトローナフラウ大阪)ショールーム

 

住まいづくりと家具選びの実情一方で

「住まいづくり」と「家具選び」は

別々に考えられてしまうことが

多々見られます。

 

それ自体が間違っている

という訳ではありませんが、

その理由は住まいの提案と家具の提案が

別々になることが

殆どであるからと言ってよいかと思います

 

多くの場合は「家」を相談し、

その準備と設計・建築が進んでいきます。

 

そのあとに家具販売店やインテリアショップ等で、

予定されている、

あるいは完成している住まいに合わせた

「家具選び」が始まるということが

一般的には多いようです。

 

実際に、家造りを他社でされてから

インテリアのご相談ということで

お問い合わせをいただくケースもあります。

 

家の新築はそれ自体が住まい手さん側も

様々なことを決定する時間が

必要なのですが

普段の生活に頭が一杯になっている

ということも珍しくなく、

これ自体はある意味では

仕方のないことですが、

少なくとも誤解を恐れずに言えば

住む間際になって

家具を見始めるのでは

遅いと言えます。

 

このケースで起こりうることは

間に合わせやスペースの使い方を

限定してしまうインテリアプランになってしまう

可能性があること、

ひいては本当に快適な暮らし方を「我慢」

することになりかねないことです。

 

せっかくの様々なこだわりを

凝らした自慢の我が家です。

 

真の意味で快適性を持った空間にするためには

間取り段階での家具選び、

つまり住まいづくりと並行した

家具の検討が必要です。

 

本当に快適な空間をつくりあげるために

なぜ間取り段階で家具の検討が

必要なのでしょうか?。

 

その理由のひとつとして、

置きたい家具や家電の大きさから

部屋の広さや窓の位置など

間取りも変わってくるという点が挙げられます。

 

インテリアプランを

よく練っておかないと、

日常において頻繁に使用する

生活動線がうまく確保できない

といったことも多々あります。

 

特別に置きたい家具が

事前に決まっていれば

その家具を中心とした間取りを

考えることが可能になります。

 

勿論、ある程度自由を持たせたデザインも可能です。

必然的にレイアウトや

それに合わせた間取り設計にもなり、

窓の位置や高さも

それに準じたけいかくとなります。

 

リビングダイニングの中心となる

ダイニングテーブルやソファが

事前に決まっていれば

収納を作る場所

あるいは配置する場所も決まり、

間取りそのものが使い勝手を含めた

計画となります。

 

例えば住まい手さんの思う

窓のサイズ感や位置について

若しくは設計側の意見のままに

窓を取り付けてしまったりすると、

家具を決める際には消去で

サイズや置き方を決めることとなり、

せっかくの新居での

理想的な雰囲気や使い勝手を持った暮らしから

遠ざかってしまうのです。

 

あるいは家具のサイズや置き方が決まれば、

照明位置や意外と見落としがちな

コンセント類の数や位置も

それに応じて決める事が出来ます。

 

テーブルの中央に

照明が来るのが理想なのにそうではない。

 

住んでみたら延長コードだらけになり

配線が見えて見栄えがしない。

 

テレビを置く位置が不本意。

家電を使用する際に使いにくい等の

状況となる事を防ぐことができます。

 

カラーコーディネートも大事。

カラーコーディネートについても

家具を含めた全体の見え方が

空間の質を上下させます。

 

家具のカラーは部屋全体の雰囲気に

大きな影響を与え、

家具とコントラストを与えることが出来る

フローリングやドアなどの建具を

選ぶことで

空間も家具も引き立ちます。

 

逆に家具と同系色や

調和する色を選ぶことで、

統一感が生まれ

同調させることで落ち着きのある

空間づくりができます。

 

「住まいづくり」と「家具選び」を

同時に行うことで

カラーコーディネートも

目的がしっかりと見える事になり

過ごしやすさがより上質になります。

 

収納計画に基づいて

間取りを決めることができる。

 

間取りについて考えることは

同時に収納計画について

検討することにつながります。

 

普段の暮らしの動線に対して

ベストな位置での収納の配置や

取付けがあるはずです。

 

ここについても事前に

ダイニングテーブルなどの

家具が決まっていることで

どのような収納スタイルが

ベストかなどを決定する事も出来るようになります。

 

あるいはここは間取り=収納計画が

完成してから

着手してもいい部分かもしれません。

 

住まいに備え付けられている収納から

不足している部分を

補完することができるのが

置き型の収納家具であり、

あるいはキッチンの

バックセット(背面収納)などは

ハウスメーカーやデベロッパーの提案するものよりも

家具販売店の提案するものの方が

クオリティも高く

割安になることも少なくないからです。

 

さらには空間における

バランスと対称性を

最良のものにでき、

空間全体に整った印象を

与えることができる点。

 

採光と風通しを考慮した

設計が可能になる点など、

これらも「住まいづくり」と「家具選び」を

同時に行う大きなメリットです。

 

住む人の理想的な家具、

それを設置できる空間づくりを

包括的に提案し、

家具の配置・素材選びを含めた

空間づくりは大切だと思います。

 

「住まいづくり」の計画段階で

「家具選び」についても

相談することで、

より質の高い空間へと近づくはずです。

 

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伝統と現代的な暮らしのデザインと奥ゆかしさが融合する和モダンの暮らしの空間提案、魅力ある過ごし方に和の粋をデザインする事で心地よさを感じる提案の価値観も暮らしのシーンに如何ですか?。

2024年03月14日 | 和モダン 思想

 

伝統と現代的な暮らしのデザインと

奥ゆかしさが融合する

和モダンの暮らしの空間提案。

 

 

和風モダンとは、

日本の伝統美と現代的なスタイルの融合であり、

その魅力は独特です。

 

 

自然素材の使用したり

現代的な素材を融合させたり

カタチを工夫したり

といった事だけではなくて

和の雰囲気を醸し出す

設計とデザインの在り方。

 

 

モダンな要素のデザインによって、

新しい和の魅力が

生まれます。

 

 

和モダンの特徴と魅力、

そしてデザインのコツ。

 

 

和モダンの特徴と魅力。

和モダンの最大の魅力は、

和の伝統と

革新に対する融合にあります。

 

 

 

屋外や室内の視界に入る

外壁、屋根、床、壁、

天井、窓などを構成する素材の見え方は、

和モダンのデザインにおいて

中心的な役割を果たします。

 

 

これらの素材感は

日本の伝統的な建築やインテリアに

深く根ざしており、

自然な風合いと温もりを提供します。

 

 

さらに、

これらの素材は

心理的な環境にも

優しい選択肢としても注目されています。

 

 

モダンな家具の取り入れ

伝統的な和室には

見られなかったモダンな家具や

装飾品を取り入れることにより、

和モダンのスタイルは

更に繊細な粋を感じる事が出来るようになります。

 

 

例えば、

和洋のテーブルや椅子、

ソファやローボード(棚等)、

モダンな照明器具や

カーテンなどを使用することで、

空間はより使い勝手が良く、

視覚的にも魅力的になります。

 

 

 

落ち着いた雰囲気の維持。

和室の落ち着いた雰囲気を保ちつつ、

繊細な寸法取りと表現、

そして影や光を二次的なデザインとして

採用する事で

奥深さも感じやすい空間となります。

 

感度で心地をイメージする事は

和モダンの重要な側面です。

穏やかな色使いもありつつ、

激しい一面も持つ色の効能や

素材の質感、

そしてシンプルなラインは、

静けさと安らぎを提供します。

 

和モダンのデザインコツ

和モダンスタイルを取り入れる際には、

以下のようなコツが役立ちます。

 

和と洋のバランス・・・・・。

 

和風と洋風の要素を

適切にミックスする事で印象が整います。

 

ぼくが設計の際に心掛けているのは

住まい手さんの和と洋の感度にもよりますが

和を60%、洋を40%で織り交ぜています。

 

外観もそうですし

部屋全体の和と洋の比率を

その都度、

住まい手さんの価値観とあわせて

考慮することで、

バランスの取れた空間が生まれます。

 

例えば、

現代的なハイブランドな和のホテルライクを

イメージした住宅では

洋風の要素を多く取り入れつつ、

和風のアクセントを加えることで、

和モダンな雰囲気を創出できます。

 

開放感の演出・・・・・・。

家具は最小限に抑え、

部屋を広々とさせることが重要です。

 

家具の配置に注意を払い、

空間に余裕を持たせることで、

洗練された印象の部屋になります。

また、家具同士の間隔を十分に取ることで、

部屋全体に

開放感をもたらせますが

ココにも比率のデザインが重要で

表面的に見える色の比率、

サイズの比率と同時に

床と壁に対する

見える範囲のバランスという比率も

存在しています。

 

和風雑貨のアクセント

和風の雑貨や置物は、

部屋のアクセントとして

重要な役割を果たします。

 

選ぶ置物の質にこだわり、

部屋の全体的なテーマや色、

アートの意味する部分にわせて

配置することで、

統一感のある美しい空間を

生み出す事が可能になります。

 

 

和モダンというスタイルには

固定したものがありません。

 

 

伝統的な和の美しさと

現代的な機能性を

程よく柔軟に融合させたスタイルです。

 

 

このスタイルの魅力は、

素材の使用、

モダンな家具の取り入れ、

空間の開放感と閉塞感、

そして和の比率による

適切な配置によって際立ちます。


和モダンは、

日本の伝統と現代デザインの

美しい調和を実現する、

独創的で洗練されたスタイルです。

 

そのような魅力ある空間の価値について

感度よく暮らしに対して

豊かさを味わってみませんか?

 

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家造りと暮らしと間取りと生活環境の設計と提案デザインを奥深く丁寧に、あくまでも暮らしの主役はそこに住む人であり家族であるという事、価値観やライフスタイルと共に人生観も丁寧に紐解く時間と質が大切。

2024年03月13日 | 家 住まい 間取り プラン

日常的にも情報過多の昨今。

 

物事の良し悪しが

外部によって定められているように感じます。

※家造りのトータルコーディネートでインテリアの観点からも窓周辺トリートメントの打ち合わせ提案

 

あくまでも暮らしの主役は

そこに住む人であり家族。

 

正解を他に委ねるのではなくて、

まずはきちんと向き合い、

話し合い、相談をして

意味を理解する時間は大切です。

 

情報量が多い家造り・・・・・・。

 

理解度を深める事で

文字や言葉の意味と

それらが繋ぐ「状態」を把握できるようになります。

 

日常会話でもそうですが

言葉や文字は難しいものです。

 

立ち位置や幅の広さ深さがあり

認識するのにも時間がっかるものです。

 

言葉や文字の意味は思っているよりも

複雑ですから・・・・・・。

 

家造りには時間が掛かります。

はやく簡単につくる方法もあります。

勿論それが最適解の家づくりもあります。

 

色々な価値観の中で家造りをするのですから

はやく簡単に家を建てる方が

安いですし効率的ですし

カンタンですし選択肢も複雑ではありません。

 

設計や暮らしについて

人生観を共有しながら

複雑な話しをするのが面倒であれば

価値観が合わないのであれば

そういった家造りが最適解だと思います。

 

言葉の理解、

文字の理解も空間認識も簡単ですから。r

 

だけど、

人生観や生き方、

様々な複雑な思いを

人生を共にする暮らしとして

生み出すのであれば

楽しいけれど

悩む時間を過ごす事は

大切だと考えています。

 

理数的に考える事も

文系的に考える事も

感覚的に考える事も・・・・・。

 

すまい手さん自らの考えを

掘り起こす作業の時間を

どのように質よく提案が出来るのか?。

 

カタログに目を通すだけでなく、

より深い部分で共感し、

共に過ごす時間を増しながら

意味の共有がキチンと出来るように。

 

他と同じような「モノ」であったとしてもく、

自分の生活スタイルに

合った暮らしは

やはりご自身からしか生まれてこないと

考えています。

 

皆さんはどうですか?。

 

自分自身の事をどれだけ理解していますか?。

家造りの際は

ある意味では「それら」を探る時間であり

生み出す時間です。

 

これらの時間をきちんと考える事。

 

向き合う時間と思考の余白を

きちんと保っている事。

 

大切な住まいを考える時間に

質の考え方は重要だと考えています。

 

言葉と文字の意味も含めて

過ごす生活環境と

暮らしの周辺も丁寧にと思います。

 

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各家庭により異なる家事の考え方とスムーズな家事の意味、間取りの工夫には実際の家事をどのように連動するべきなのかを最適化する動線の設計が大切、家事の癖などもそれぞれの違いを設計には反映するように。

2024年03月12日 | 家 住まい 間取り プラン

各家庭により異なる

家事の考え方とスムーズな家事の意味。

※ペニンシュラ型キッチンをアイランド型同様に使える間取り計画を提案したLDK空間

 家電と空間を合わせる事でまとまりのある空間に

 

ですが共通する事柄は

家事が負担とはならないようにしたいという思い。

 

※移動に便利な回遊性のある家事動線設計と間取りの工夫で水回りスペースと

 LDK・廊下を中継する二方向動線の提案

 

遅くまでの仕事や、

子育てに追われて

過ぎ去っていく時間・・・・・。

 

さらに家事までやっていると、

なかなか自分の

自由時間が取りにくいですよね。

※アイランド型キッチンの提案でLDKをぐるりと回遊できる間取りと

 家電を見えなくするキッチン背面収納の採用でスッキリした空間に

 

「家事をもっとラクにしたい・・・・・」

そう思われている方は、

きっと多いはずです。

 

家を建てる前に

知っておきたいのが、

家の間取りが家事のしやすさや

家事ラクに大きく影響するという事。

 

 

 

※システム洗面化粧台の幅が広い商品を採用してカウンター使いも出来るように

   目的に応じた洗面脱衣スペースで収納と部屋干しも機能的に

 

 

家事を効率的に行えるような

間取りのアイデアを

「料理視点」の家事ポイントから。

 

キッチンのカタチ料理をする際には、

調理から配膳、

片付けまでの流れが

スムーズであることが重要です。

 

アイランドキッチンは

回遊性が高く、

調理・配膳・片付けの流れが

比較的スムーズになります。

 

動線がよく、

家事がラクになりやすい配置になります。

 

キッチン近くの収納スペースは大きく

アイランドキッチンの近くにに

収納スペースを設けることで、

調理器具や食材などを

効率的に収納できます。

 

収納スペースが大きいほど、

キッチン廻りがすっきりと片付けられ、

家事がラクになりやすいかと思います。

 

コンセントの数と配置を考える。

キッチンで使用する家電は

多種多様です。

 

調理器具や電子レンジ、

コーヒーメーカーなど、

使う家電に合わせて

コンセントの数と配置を考えることで、

使い勝手が格段に良くなります。

 

「洗濯・掃除視点」の家事ラクポイント。

洗う場所、干す場所、

収納する場所を

極力近くにそして単純な移動に。

 

洗濯や掃除をする際には、

洗濯機や掃除機を

取り出す場所、

洗濯物を干す場所、

収納する場所が近いほど

効率が良くなります。

 

これらの場所を近くに配置することで、

家事の手間を減らし、

ラクに行うことができます。

 

洗濯乾燥機を使うなら、

収納スペースも近くに採用。

洗濯乾燥機を使用する場合は、

洗濯機と乾燥機を

近くに配置することが重要です。

 

さらに、

洗濯物を収納する場所も

近くに配置することで、

洗濯から収納までの流れが

スムーズになり、

家事がラクになります。

 

リビングや廊下など、

適材適所に収納をつくる。

 

家事をラクにするためには、

収納スペースを

適材適所に設けることも大切です。

 

リビングや廊下など、

家族がよく利用する場所に

収納スペースを設けることで、

掃除道具や洗剤などを

すぐに取り出すことができ、

家事がスムーズに行えます。

 

水廻りを出来るだけ集約する。

水廻りを一箇所に集約することで、

家事の効率もアップしやすくなります。

 

キッチンや洗面所、

トイレなどを近くに配置し、

水回りの動線を短くすることで、

家事がラクになります。

 

家事のための専用スペースをつくる。

家事を行うための

専用スペースを設けることで、

家事がより効率的に行えます。

 

洗濯物のしわ取りをしたり

アイロン掛けをしたり

洗濯物をたたむためのスペースや

掃除道具を収納するスペースなど、

家事に必要な場所を

しっかりと確保することが重要です。

 

料理、洗濯、掃除などの

家事を効率的に行うためには、

各家庭による「環境の違い」と「家事の意味」を

分かっての間取りの工夫が欠かせません。

 

なんでも一律に

家事がラクになる訳ではありません。

 

家事がラクになる間取りを考える際には、

キッチンの形や水廻りの集約、

家事のための専用スペース、

各家庭での家事の状況とライフスタイルを

感想ではなくて「事実」で把握して

間取に落とし込むことが

大切だと考えています。

 

注文住宅ならではの

家事ラク間取りをどのように考えるのか?。

 

日常の暮らしを丁寧に考えた住まいは

生活にもゆとりが生まれるものだと

考えています。

 

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ダイニングテーブル周りを片付けたい、ありがちなテーブルの上にものが放置されているという事態にならないように、間取りと家具と生活習慣を考える設計のプランを大切に。

2024年03月11日 | 家 住まい 間取り プラン

 

ダイニングテーブル周りを片付けたい、

ありがちな

テーブルの上にものが

放置されているという事態・・・・・。

※LDK8人掛けのダイニングテーブルをシンプルに使うライフスタイルでの提案

 

ダイニングスペースに

配置される家具といえば、

やはりダイニングテーブルが

その代表格です。

※ダイニングテーブル上での作業後も片付けのしやすい位置関係に

 リビング収納をデザインしています

 

食事だけでなく、

家族やそこに住む人それぞれの作業場、

あるいは来客をもてなす場でもあり、

非常に多用途な

スペースと家具という立ち位置に

なっています。

 

それはそこに滞在する時間が長く、

使用するものも

多くなることを意味します。

 

つまり、

ダイニングスペースには

意外とものがたくさん置いてあるという事です。

 

間取りの関係上、

出かける際・帰宅の際に

比較的立ち寄る場所となることも多く、

家族みんなの目に留まりやすいように

ついついものを

置きっぱなしになることも

少なくありません。

 

そこで起きるのが

ダイニングテーブルの上、

あるいは周囲が

雑然としてしまうという事態です。

 

考えてみれば無理もない話です。

 

ダイニングテーブルや

キッチンカウンターは、

出かける前・帰宅後の

よく目につく場所に

丁度良い場所に丁度良い高さの

適当な広さの場所がある

という状況を生み出すものです。

 

ついついそこに物を

置いてしまうこと。

そしてそれがそのまま

放置されてしまうことは

往々にしてありえます。

 

ダイニングテーブル周辺は

スッキリ片付けておきたい。

 

視線というものは

平面で面積の

大きなところに行きがちです。

 

そのため

ダイニングテーブルや

床などにものがいくつか置いてあるだけで

部屋が散らかったように感じやすくなります。

 

これはテーブルの上に

書籍や印刷物が

整然と積みあがった状況でも同様です。

 

そして、

その状況を「よし」とはしないながらも

なかなか解決方法が浮かばない、

あるいは解決に向けて

着手できないというケースも散見します。

 

ダイニングテーブルや

キッチンカウンターの上に

物がたくさん載っている状態は

見た目の問題だけでなく、

いざという時に

目的のものを探し当てるのに

時間が掛かるという実利面での弊害、

つまり時間のロスを招きます。

 

急いでいるときなどは

それが致命的なものになることも考えると、

やはりダイニングテーブル周辺は

スッキリ片付けておきたいものです。

 

解決策は「適度なサイズ」と「収納の設置」。

この問題を解決するのに

採ることができる方法は大きく2つ。

 

ダイニングテーブルを

適度な大きさのものにする事。

そして

ダイニングスペースに

機能的で雰囲気を揃えた

収納を配置する事です。

 

まず前者の

ダイニングテーブルを

適度な大きさのものにする事から・・・・・

 

ダイニングテーブルの上に

物を置いて

そのままになってしまう理由は

それを置いていても

作業や食事に差し支えないから

ということも考えられます。

 

これはそれぞれが

食事や作業に必要なスペースを

満たしたうえで

まだ余剰が生まれるような

大きなサイズのテーブルが

置いてあることで起こりえます。

 

例えば4人で使用するにあたり

幅150~165cm程度のもので

十分にも関わらず、

2mを優に超えるような

大きさのものが置いてある状況では

テーブルの端の方に物が

積みあがっていても食事は可能です。

 

この場合、

ついついものを置きっぱなしにする

ということに繋がりやすくなります。

 

反対に小さければ、

つまり使用人数ぎりぎりのサイズなら良いのか?。

という考えもあります。

 

これならテーブル上に

物を放置すると

肝心の食事や作業を行うのが

難しいので、

ものを置きっぱなしにしないように

気を付けることも増えそうです。

 

ただし、

意識しないとテーブル上に

物を積みあげる、

という習慣は

なかなか無くならないかも知れません。

 

小さいテーブルで

その状態となった時には

それを避ける(別の場所に移動させる)

手間が掛かります。

 

また、

あまりに狭いテーブルでは

食事や作業の効率も

悪くなります。

 

これらの問題を避けるためには

やはりダイニングテーブルは

適正サイズにすることが肝要です。

 

家族や来客の食事や作業に

十分なゆとりがあり、

且つ大きすぎないサイズを

インテリアショップや

家具販売店で実際のサイズを見ながら

決めていくことをお勧めします。

 

機能的な収納とは?。

 

もうひとつの

ダイニングスペースに

機能的で雰囲気を揃えた収納を

配置する事については、

そのようなことはウチでもやっている

という人も多いと思います。

 

この場合、

重要なのは機能的で雰囲気を揃える

という2点です。

 

ダイニングスペースで

よく使うものを

さっと取り出すことのできる

内部の視認性や

適切な仕様・・・・・。

 

出かける際に

持っていくもの

帰宅の際に置いておくものを

見栄えよく収納・保管できる

使い勝手。

 

これらを兼ね備えたものを

使用しながら、

よく言われている「物の住所」を決めて

使用したらそこに戻す習慣を

身に付けることは

ダイニングスペースを

美しく保つ秘訣です。

 

ここではダイニングスペースの中でも

テーブルの近くに置く、

というのがポイントです。

 

長く滞在する場所で

よく使うものを

すぐに取り出すことが出来る(収納できる)事が

ダイニングスペースを

美しく保つことに繋がります。

 

お勧めなのは腰高且つ

引き出しが上部に

その下部に扉が付いているもの。

 

比較的スタンダードな仕様ですが、

引出しは腰の近くにあると

内部の視認性が良く、

細かなものを収納しておくのに

役立ちます。

 

テーブルやカウンターの上に

重ねてしまいがちな

便物や印刷物などを

収納しておくのに

活用してもよいかと思います。

 

扉収納には大きなものや

重いものを収納します。

 

ランドセルや学校で使う備品などは

ここに置いておくのも一手です。

 

腰高であれば

天板上をさらに収納スペースにも

飾り棚にも使用できます。

 

高さを抑えることで

圧迫感も削減できることは

空間をスッキリ美しく見せるのにも

違う意味で一役買うはずです。

 

雰囲気を揃えることで

生まれる効果

そして「雰囲気を揃える」ことは

空間全体の統一感が

見栄えに繋がり、

その場所を美しく保ちたいという

意欲に繋がります。

 

ダイニングテーブルと

素材やデザインを合わせた収納。

内装と世界観が同じもの、

収納などを配置すること

美しいダイニングスペースづくりが

ぐっと進むはずです。

 

この収納追加策は

テーブル下、

あるいはキッチンカウンター下を

有効活用するのも

非常に有効です。

 

特にデッドスペースになりがちな

キッチンカウンター下のスペースは

ダイニングテーブルからの

アクセスも良く

片付けやすい場所の

ひとつとなります。

 

家族が毎日使う

ダイニングスペースは、

ふと気づけばものが置かれていたり

散らかったりしがちなスペースです。

 

自身の日頃の行動を

見直しながら

新しい暮らしや家具との付き合い方を

イメージする時間を大切に。

 

インテリアコーディネートや

家具と空間を整えるデザインも

建築家としての大切な設計の範囲です。

 

住まいの新築・リフォーム

リノベーションのご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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結露でマイホームも、そこに住む人の寿命も縮むかも知れないという暮らしの環境による差を窓の計画性からも考えるように、窓単体の性能と機能ではなくて使う環境のバランスを間取りと暮らしからデザインするように。

2024年03月10日 | 設計の事デザインの事

 

結露でマイホームも

そこに住む人の寿命も

縮むかも知れないという事。

 

※窓そのものの性能と機能以外にも設置する位置関係や

  サイズも全体での性能差に結びつきます。

 

ガラスメーカーの調査等にもよるのですが、

部屋の気温25度、

湿度60%の場合、

フロートガラス(1枚ガラス)は

外の気温が13度になると、

またペアガラス(複層ガラス)は

0度になると結露が始まります。

 

では結露はどうして

発生するのでしょうか?。

 

私たちの身のまわりにある空気には

水分が含まれています。

 

そしてこの空気に含まれる

水分の量は、

気温によって「含める量」が変わります。

 

例えば気温10度の場合は、

気温20度の

半分程度しか水分を

含むことができません。

 

ですから

水分を多く含んだ部屋の

暖かい空気が、

外の寒さで冷えた窓やサッシに触れると、

含めなくなった水分が

結露として発生するのです。

 

よく表現上例えられますが

暑い部屋で氷の入った冷たい水を

ガラスコップに入れていたら

硝子コップの表面に

汗をかいたような水滴が

沢山ついている状態と同じです。

 

結露は放置しておくと

住まいを腐敗させて、

大切なマイホームの寿命を縮める原因になります。

 

場合によってはカビなどの

悪影響で

気分だけではなくて

身体にも悪い影響を

及ぼすケースもありますから。

 

窓の結露対策としては

ペアガラス(複層ガラス)で

又はトリプルガラス(3重ガラス)そして

サッシ部分はアルミと樹脂の複合

又は樹脂サッシが効果的です。

 

また壁の内部で

結露を発生させないためには、

隙間のないように

断熱材をしっかり詰めるといった

丁寧な施工も重要です。

 

ガラス面や窓の位置関係を

どのような環境で仕上げるのかにもより

その差は生まれます。

 

間取と共に、

建物の素材状況を考える事も

家造りでは大切な

環境改善のデザインとなります。

 

暮らしの趣と共に

素材や資材の考え方を

整理するように。

 

特別良いものを採用しても

その性能や機能が

活かされない状態にならないように

そういった分部でも

感度とバランスを大切にと思います。

 

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建築において様々な機能を持つ要素である軒と軒裏の効能を住まいの佇まいやデザイン性としても考えつつ軒裏空間を活用する事の生まれる暮らしの趣を設計に組み込み暮らしの心地を提案する住まいの価値観。

2024年03月09日 | 家 住まい 間取り プラン

 

建築において様々な機能を持つ

要素である「軒」。

※外観イメージプラン提案時のCG

 

軒の意味や構造、

そのメリットとデメリットを知る事で

家の計画や間取りも

考え方も大きく変わります。

※工事中の現場外観軒のある家の様子

 

そして注文住宅における

暮らしの心地も。

 

※工事中の現場外観・水平の深い軒のある家の様子

 

注文住宅を考えている方々にとって、

理想の住まいづくりにおいて

軒が果たす役割を

深く理解していただく一助となれば幸いです。

※工事中の現場外観・水平の深い軒のある家の様子

 

軒とは何なのか?。

 

住宅建築において軒は、

単なる屋根の一部ではなく、

建物のデザインや機能性に

大きく影響を与えます。

※工事中の現場外観・水平の深い軒裏が通り土間の天井を兼用し

 半屋外空間の自由空間となるように提案

 

その代表的な種類に

焦点を当ててみます。

 

軒先。

軒先は建物の外観に

大きく寄与する部分です。

 

その長さや形状によって、

建物の印象ががらりと変わります。

 

長い軒先は優雅で上品な印象を与え、

短い軒先は

スッキリとした外観を演出します。

 

デザイン段階での検討が肝要です。

 

軒下。

軒下は出入り口や玄関周りを覆う領域で、

雨や日差しから建物を守ります。

※設計デザイン時の外観提案CG

 

※工事完成後の実際の外観

 

※LDKから繋がるウッドデッキはあえて深く計画した軒下の効能で

 プランワンのリビング空間に(ハンモック設置空間)

※LDKから繋がるウッドデッキはあえて深く計画した軒下の効能で

 プランワンのリビング空間に(ハンモック設置空間)

 

機能的でありながらも、

そのデザインは

建物の印象を大きく左右します。

※設計デザイン時の外観提案CG

 

軒下には照明や植栽、

アウトドアリビングのような家具や

アウトドアギアを配置することで、

暮らしの更なる魅力を

引き立てることができます。

※工事完成後の実際の外観

※通り土間空間軒裏に設けた照明が格子を透かして

 夜の佇まいを整えつつ防犯対策にも

軒天。

軒天は軒先の裏側で、

通気や断熱効果に寄与します。

 

設計段階で

素材や構造に工夫を凝らし、

居住空間を

より快適にする要素となります。

※囲み込まない屋根軒利用の半ビルトインガレージと

 通り土間のある格子空間

 

また、

軒天を活用して

室内からのロフトスペースを造るなど、

プランによっては

創造的な使い方も可能です。

※玄関ポーチを通り奥まで移動できる幅と奥行きのある通り土間に

 軒下・軒裏による囲まれた半屋外空間提案

 

軒のメリット。

軒は意匠性を高める軒のデザインは

建物全体の印象を左右します。

※ガレージから雨に濡れる事なく玄関ポーチへたどり着く動線に

 屋根と軒裏の効能

 

複雑な形状や

長さの異なる軒を取り入れること

特徴的な使い勝手を設計する事で

建物の個性を

引き立てることができます。

※間取り設計でビルトインガレージとは分離して動線計画として

 通り土間を自転車保管スペースに

 

建築デザインにおいて、

軒は重要なアクセントとなります。

※数寄屋の家外観イメージ提案CG

 

※工事完成後の実際の外観

 

※軒が重なる事で和の粋を表現した外観

 

※風情を味わう暮らしの風景としての屋根軒裏の設計事例

 

※夜には室内の灯りか漏れて軒裏の陰影と

 石張りテラスの風情を味わう風景のある暮らし

 

軒。

雨漏りを防ぐという事。

軒下があることで

雨水が建物の外壁や玄関に

直接当たることを防ぎます。

 

これにより、

外壁の劣化や雨漏りのリスクを低減させ、

建物を長持ちさせることができます。

 

軒は雨の吹き込みを防止できる。

軒下があることで、

強風や悪天候時に

雨水が室内に吹き込むのを防ぎます。

 

特に出入り口や窓周りにおいて、

軒の役割は大きく、

快適な居住空間を実現する

重要な要素。

 

家の外壁を保護する。

軒があることで

外壁が直接雨に晒されず、

外壁の劣化を防ぐことができます。

 

外壁の保護は

建物全体の耐久性を向上させ、

メンテナンスコストを削減します。

 

軒は外部からの視線を遮る。

軒があることで、

外からの視線を遮る役割も果たします。

 

プライバシーを確保しつつ、

開放感のある

住空間を実現できます。

 

軒は夏の日差しを遮る。

日本の夏は強烈な日差しと

高温が特徴ですが、

軒があることで

室内に直射日光が

差し込みにくくなります。

 

これにより、

冷房効果を高めつつ

エネルギー効率を

向上させることができます。

 

軒は外部縁側のような軒下空間が生まれる。

軒下には余白空間を

設けることができます。

 

外部の余白空間は

自然との調和を感じさせ、

リラックスした環境を生み出します。

 

季節ごとの風物詩や

景色を楽しむ場として、

家族や友人と過ごす場としての

軒下は魅力的です。

 

軒のデメリット。

軒は好みの外観にならない

というケースもある。

 

軒のデザインは

好みが分かれる要素であり、

設計や施工によっては

理想とする外観にならないことがあります。

 

建築の際には、

意味を考えながら打ち合わせを行い、

自身のくらしにとって

どうなのか?

家の雰囲気はどうなのか?

納得のうえで

軒のデザインを選ぶことが重要です。

 

軒は建築費用が必要。

軒のデザインや構造によっては、

建築費用が

増加する傾向があります。

 

特に特殊な形状や

素材を使用する場合は、

追加のコストが発生する可能性があります。

 

予算内で

理想の軒を実現するためには、

プランニング段階から

選択肢を吟味する事が必要です。

 

法律上の建築面積に

含まれるケースがある。

 

軒の広さや形状によっては、

建築面積に含まれるため、

法律上の建築可能な面積に

空間が制約されることがあります。

 

特に敷地が狭い場合や

建物の高さに制限がある場合は、

注意が必要です。

 

建物全体のプランを考慮しながら、

バランスを取ることが

必要となります。

 

軒は風の影響を受ける。

特に大きな軒の場合、

風の影響を受けやすくなります。

 

強風や台風の際には、

軒が風圧を受けて

揺れることがあります。

 

この影響を軽減するためには、

適切な構造や補強が必要です。

 

このように、

軒の形状や素材を工夫することで、

個性的で魅力的な

住宅が生まれます。

 

建築の際には、

理想の軒を実現するために

専門家との協力が重要です。

 

注文住宅の軒の出の

長さを決めるときのポイントは?。

 

軒の出の長さは、

建物のデザインや機能性に

大きな影響を与えます。

 

適切な軒の出の長さを決める際には、

以下のポイントを

考慮すると良いです。

 

外観デザイン。

建物全体のデザインに合わせて

調整することが重要です。

 

気候条件。

地域の気候によっても

軒の出の長さは変わります。

 

雨量の多い地域では

長い軒が有効ですが、

風の強い地域では

構造や補強に気を付ける必要があります。

 

機能性。

軒の下での利用を考えると、

出入り口周りや

庭など特定のエリアでの

機能性を高めるために

軒を設けることがあります。

 

その際には、

その機能に合わせて

軒の出の長さを決定します。

 

「軒」に焦点を当て、

その意味や構造、

メリットとデメリットを考えるだけでも

暮らしの趣が変化します。

 

軒は単なる建築部材にとどまらず、

建物の外観や機能性に

良い意味で

大きな影響を与える要素となります。

 

軒の深い空間を

どのような価値観で考えますか?。

 

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暮らしの環境とライフスタイルをデザインする間取りとプランの方向性、日常の過ごし方をどのように考えるのかで間取りが持つ意味と効能も変化します、注文住宅での暮らしの日常をイメージ。

2024年03月09日 | (仮称)古風な暮らしに和のエスプリを感じる高台の家新築

よく考えた住まいは暮らしが楽しくなる。

 

質の良い設計とデザインで

人生の潤いを生み出す

暮らしの空間を丁寧に・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※プランと間取り図を見ながら人の動きである動線とライフスタイルを可視化しての打ち合わせ

 

橿原アトリエ住まい手さんと

住まいの新築計画打ち合わせ。

 

プランと間取りも具体化して

暮らしの選択肢を検討中のところ。

 

今現在の暮らしと新しく始まる暮らし。

 

家造りの際には

建て替えを含む新築の場合でも

リフォームやリノベーションの場合でも

今ある暮らしがそのまま移行するのではなくて

新しい環境がそこに出現するので

どのように暮らしていくのかは

想定しつつも

環境の変化を想定しておくことが重要です。

 

今がこうだからという事も大切にしつつ

環境がこのように変われば

こうなるかな?

というところを

ある程度イメージしておくことで

新しい暮らしが始まってからの環境は

良い方向へ変化します。

 

今回はそのような範囲を含めての

打ち合わせ。

 

特に水回り部分と呼ばれる

キッチン・洗面・脱衣洗濯・トイレ等の範囲を

玄関周辺の動きも含めて

重点的に話し合い。

 

間取り図を見ながら

実際の動きの想定の範囲を

色々なパターンをイメージしつつ

朝起きて出勤等で家を出る時から

帰宅した際の

玄関へ入ってからの移動ルートとなる

動線関係も「水回り」と含めて。

 

それぞれの暮らしのスタイルが

環境が変わった際に

どのようになるのか?。

 

家造りの際には

柔軟に考える為の打ち合わせの時間が

大切だと思います。

 

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暮らしの空間に光は大切だと考えています、間取りの考え方にも吹抜けにも窓の大きさや種類どのような場所に窓を計画すべきかも暮らしのテーマに設計デザインの工夫で暮らしの空間は良くも悪くも変化します。

2024年03月08日 | 家 住まい 間取り プラン

 

暮らしの空間に

光は大切だと考えています。

 

※吹抜けから一階LDK・リビングを見下ろす風景

 

 

単純に明るさを指す場合もありますが

濃淡や印象、

心地よいと感じる光と明るさ、

そして

影と暗さの「あいだ」も大切に。

※吹抜けから一階LDK・リビングを見下ろす風景

 

光そのものも大切ですし、

光に照らされたものの

質感を見ることも

心が穏やかな気分になる風景に。

 

 

素材によって

光の反射の仕方が異なるため、

素材の特徴が際立ちます。

 

※中庭の格子を透かして優しく降り注ぐ自然光の恩恵

 

日々過ごしている中で、

美しい光に出会うと、

思わず写真を撮ってしまいます。

 

とくに誰かに

見せるわけではないのですが、

刻々と移り変わる

光の風景を

手元に残しておきたい気持ち。

 

光は住空間に

良い意味でも悪い意味でも

大きな影響を及ぼします。

 

※季節と時間の変化に万華鏡(カレイドスコープ)の効能をデザインした空間美

 

 

すまい手さんが過ごしやすくなる

快適な暮らしのために

必要不可欠な光、

そして、

ただ存在するだけで

美しい光を

どのように日常に

取り入れるべきか。

 

 

それを考えることは

とても大切で、

一種の芸術品を扱うかのような

緊張感があります。

 

※光を優しく変化させ室内に取り込む色と反射の効能

 

大切だと思う

光の取り入れ方にも

色々ありますが、

影と一緒に

日時計のように揺らめく

空間の存在価値を

考えてみる事も・・・・・。

 

少しに明るい光が降り注いでいる、

というような状況です。

 

濃淡を感じながら

少し落ち着く空間から、

美しい光を眺められることは、

ある種とても贅沢に感じます。

 

空間を鑑賞する合間で、

彩を感じるようななんか国。

 

少し落ち着いた明るさの空間、

時間の流れによる

差と昼と夜の明暗の差を

心地よく感じるシーンとして

考える事も

暮らしが満たされる

印象だったりします。

 

空間とはその時の

景色の移り変わり、

飛び込んでくる光、

目が慣れてぼーっとその光を見る時間。

 

そのどれもが気持ちに対しても

体験となります。

 

そのような心地の良い体験を、

住まう方にも

日々感じてもらえたら

嬉しいなと思いながら

生活の中にある

美しい光のある空間を

間取と空間とカタチにと思います。

 

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