奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

理想をデザインする情報が詰まったショールーム。豊富な素材を実際に見て触れる事でカタログやウェブ上だけでは得られない情報を、旧サンワカンパニー・ミラタップショールームにて住まい手さんをご案内。

2025年02月08日 | 設計の事デザインの事

ホテルライクな高級感と

オシャレで実用性のある

モダンな暮らしの

両立を考えながら・・・・・。

※ミラタップ大阪ショールームキッチン周辺空間展示

 

住宅の間取りもそうですが

内観や暮らしの空間が

自分たちにとって

どうなのか?。

 

それは家づくりの大きなテーマです。

特に雰囲気に関しては

居心地にも直結しますし、

使い勝手の良さと

快適性を同時に実現できる

アイテムは重要です。

※ミラタップ大阪ショールーム

 

建材設備メーカーのミラタップは、

そうした需要に

応えるための

建材や設備

豊富にそろえています。

 

重厚感のある扉や

洗練された水まわり、

洗面化粧台など、

細部まで計算された

プロダクトを

多数ラインアップしており、

手入れのしやすさや

耐久性といった実用面も

考慮されており、

長く使える

ラグジュアリーを

追求するのにも

程よいブランドといえます。

※ミラタップ大阪ショールーム陳列展示

 

今回はインテリアの要素を含んで

新築計画中の

住まい手さんを

素材と商品の吟味で

ショールームに

ご案内させていただきました。

 

豊富なカラーバリエーションと

質感表現・・・・・。

 

インテリアの

空間演出において重要なのが、

色味や質感の選択です。

 

たとえば

キッチンや洗面化粧台の

扉一つをとっても、

艶あり・マット・木目調

メタリック調など、

仕上げによって

雰囲気は大きく変わります。

※住まい手さんにカラーサンプルをご覧いただきながらの打ち合わせ

 

ショールームでは、

こうした多様なパネルサンプルを

実際に手に取りながら

比較検討できるため、

WEB上での画質の違い、

想像だけでは得られない

“本物の質感”を

体感できます。

 

また、

壁材や床材に関しても、

素材感の異なる

タイルや天然石調、

セラミックパネルなどを

数多く展示。

※インテリア建材関連展示スペース

 

単なる色や柄だけでなく、

凹凸感や光の反射率など、

リアルなインテリアシーンを

イメージしやすいよう

工夫されているのが

魅力です。

 

イメージの共有・整理

 

初めてショールームを訪れた際に、

ぜひ行ってほしいのが

「ご自身の理想イメージの整理」です。

 

ショールームの

見学の際に

いろいろな材料集めとして

実際にご覧いただく事を

目的にしていますから、

その場で決めるのではなくて

先ずは準備段階として

「知る時間・興味を持つ時間」を

大切に。

 

家造りの空間にも

ホテルライクやモダン、

自然的要素のある空間、

和風イメージや

ナチュラルモダン等

様々な方向性がありますが

どんな雰囲気で

暮らしをイメージするのか?。


たとえば、

モダンな都会派ホテルなのか、

リゾートホテルなのか。

 

あるいは、

伝統的なクラシカルテイストを

好むのか。

 

これだけでも

選ぶ素材の方向性が

大きく変わります。

 

機能面で外せない条件は?。


掃除のしやすさや

収納力、耐久性など、

暮らしの利便性に

直結する条件を

洗い出すことで、

ショールームでの

比較検討が

よりスムーズになります。

 

予算と優先順位・・・・・。

憧れの設備や建材を

すべて取り入れると、

うしても予算は

跳ね上がりがちです。

 

そのためにも

自分たちがどうしても

こだわりたい部分はどこなのか?

それを明確にしておくことが

重要になります。

 

キッチンに最新の

タッチレス水栓や

美しい人造大理石の

天板を採用したいのか、

あるいはバスルームを

ワンランク上の

ラグジュアリー空間に

仕上げたいのか・・・・・。

 

それらの優先順位を

整理することで、

最終的に結論を出す段階で

ショールームでも

的確な選択を

しやすくなります。

 

ショールームで見学する

建材や商品群・・・・・。

 

実物スケールによる

空間イメージ。

 

それぞれ様々な

ショールームがありますが、

空間でコーディネートされている

コーナーでは、

展示されているキッチンや

収納、浴室設備などが

実寸に近い形で

コーディネートされています。

 

たとえば、

キッチンに立ったときに

感じる広さや通路の幅、

収納の高さなど、

カタログやウェブで

見るだけではわからない

リアルなスケール感を

体験できます。

※キッチン空間展示

 

キッチンコーナー。

調理台やシンクの高さ、

天板の素材、

扉の取っ手の大きさや

配置など、

家事動線をイメージしながら

確認できる貴重なスポット。

 

バス・サニタリーコーナー。

浴室の広さ、

浴槽の質感、

洗面化粧台の高さや照明など、

実際に生活する上での

使用感を体験できる。

※インテリアパーツの空間展示

 

豊富なサンプル類・・・・・。

ショールームには

壁一面にわたって、

床材・壁材・扉の面材などが

並ぶサンプルボードコーナーが

あります。

 

一枚一枚手に取り、

見比べることで、

色の微妙な違いや

感の差を

じっくりと吟味できるのが

魅力です。

 

明の当て方で異なる表情を確認。

ショールーム内の

照明環境で

チェックする際には、

スポットライトや間接照明、

自然光をイメージした照明など、

さまざまな角度から

見てみるのがおすすめです。

 

昼と夜で色の見え方が

変わる建材もあるため、

相談しながら

複数の光源下で

確認すると安心です。

 

ショールームには、

建材・設備が

豊富に揃えられていますので

耐久性やメンテナンス性、

施工方法の特徴など、

パンフレット、カタログや

WEB事例には

載っていない

細かな情報を

実際にサンプルを

手にすることで

つかむ事の出来る情報もあります。

 

予算やデザインの

方向性から見る

最適な組み合わせ・・・・・。

 

この扉素材なら

床材はどの色が合うのか?。

 

耐久性を重視するなら

タイルのグレードは

どれが良いか?

など、

細かい疑問を

少しずつですが

ショールームでは解決できるため、

家づくりの素材集めにも

不明点がかなり軽減されます。

 

ショールームを

最大限活用するための回り方。

 

まずは全体を見て回り、

イメージを膨らませる。

 

いきなり細部を検証するのではなく、

ざっと全体を回って

「どんな設備や素材があるか」

「どんなテイストの展示が多いか」を

把握するのがおすすめです。

 

ショールーム内でも

気になるエリアを

チェックすること。

 

キッチンに目が行くのか、

浴室や洗面台を重点的に見たいのか、

あるいは収納システムに

興味があるのか、

人によって優先したい

エリアは異なります。

 

最初の一周で全体像を掴み、

その後で重点エリアを

じっくり見学する流れだと

住まい手さん自身も

内容を把握しやすくなります。

 

サンプルを手に取り、

比較検討を繰り返す・・・・・。

 

床材や扉材、

カウンター素材などの

サンプルボードが充実しているのが

ミラタップ大阪ショールームの

魅力でもあるのですが。

 

色のバリエーションで迷ったら。

複数のサンプルを

並べて見比べると、

意外と違いがハッキリわかったり

逆にあまり気にならなく

なったりすることもあります。

 

好みの順番を決めておけば、

後での検討もスムーズです。

 

空間づくりのポイント・・・・・。

マテリアル・カラーの統一感

空間をつくる際には、

“統一感”が非常に重要です。

 

素材選びを統一するのか、

色のトーンを揃えるのか、

あるいはデザインの

テイストをまとめるのか。

 

ミラタップショールームには

幅広いバリエーションがあるため、

一定のコンセプトに沿って

組み合わせることで、

ワンランク上の

洗練された空間を

演出できます。

 

ダークトーン×メタリックの上質感

黒や濃いグレーの扉に

メタリックハンドルを

組み合わせ、

床は木目がシックな

タイルを合わせるなど、

重厚感のある組み合わせは

高級ホテルの

ラウンジを連想させます。

 

ホワイトベース×ウッドカラーの温もり感。

一方で、

白を基調として

木目のアクセントを加えると、

程よい柔らかさを伴った

ホテルライクテイストになります。

 

清潔感やゆったりとした

安らぎを感じやすいのも

特徴です。

 

照明計画による演出・・・・・。

いくら高級感のある

素材を選んでも、

照明計画が上手くいかないと、

その魅力を存分に

発揮することはできません。

※インテリア建材関連展示スペース

 

照明は、

インテリアの影の主役といっても

過言ではない要素です。

 

間接照明で

コントラストをつける。

空間全体でもそうですが、

壁や天井を

デザイン的に工夫したり、

キッチンカウンターの下部に

間接照明を取り入れると、

素材の陰影が

美しく際立ちます。

 

高級感のある素材の表面が

ライトの加減で艶やかに見え、

ホテルのような

落ち着きと非日常感を

醸し出します。

 

調光機能を活用・・・・・。

朝は明るめの光で

アクティブに行動し、

夜は少し暗めのトーンで

リラックスできるように

調光機能を

採用するのもおすすめです。

 

リビングや寝室はもちろん、

キッチンにも

調光の工夫を施せば、

料理の際の集中力アップや

ダイニングの

雰囲気づくりにも

効果的です。

 

機能面を支える

テクノロジー・・・・・。

 

ホテルライクと聞くと

“美観”ばかり

注目されがちですが、

選択するべき設備や素材は

住まい手さんにとって

必要な機能性も重要です。

 

建材や素材、

設備ショールームでの

体験や経験が

住まい手さん自身の

暮らしのベースを

イメージしやすくするという事。

 

ホテルライクで

オシャレモダンに限らず

住宅を実現したい方にとって、

SNSやWEB上の

情報だけではなくて

ご自身で体験する時間は

理想をカタチにする為の

情報が詰まった

宝庫といえます。

 

豊富なカラーバリエーションや

素材感を実際に

見て触れることで、

カタログやウェブ上だけでは

得られない

確信を得ることも

出来ます。

 

予算配分や機能性、

メンテナンス面といった

多角的な視点を

踏まえたうえで、

満足度の高い家づくりへと

つなげることができます。

 

僕自身が建築家として

強く思うのは、

家づくりは

人生の大きなプロジェクトである

と同時に、

日々を楽しみ、

暮らしの未来を

豊かにする創造的な行為

でもあるということ。

 

家造りの過程で

得る事の出来る

本当の意味での体感や体験の時間は、

住まい手さん自身の

家づくりの大きな

原動力となるはずです。

 

そこで得たリアルな体感や、

イメージによって、

現実と理想を融合した

暮らしの空間は

ますます具体的

かつ

現実的なものになるかと

思ます・・・・・。

 

家づくりの過程の中で

大切な物事を選択する時間。

 

一気に間取りに進まずに

「要素を整理整頓する時間」として

前段階は重要ですから。

 

暮らしを丁寧に考える時間として

間取り検討前に

ショールームでの

イメージ吟味の時間も大切に。

 

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土間収納、玄関収納のある暮らしで叶える快適さとデザイン性を両立した家づくり間取りとプランの秘訣、収納の魅力を最大限に、暮らしに応じて家事効率も格段に上がるように収納計画で暮らしが変わる。

2025年02月06日 | 暮らしの事イロイロ

家づくりの計画を始めると、

玄関はなるべくスッキリさせたい、

ベビーカーや

ウトドア用品を置く場所が

足りない等、

玄関収納や

土間収納の必要性を

改めて感じる方は

多いのではないでしょうか?。

※玄関横に扉で隠せるように設けた収納土間兼玄関クロークスペースの設計提案事例(ホール土間として計画)

 

実際に間取りプラン

打合せの際にも

そういった悩みも

話には出ますし、

よくDMでも

ご相談をいただくことがあります。

 

そういったご相談も

SNSでいただく事も多いので

土間収納等の件について

少し書いてみたいと思います。

 

土間収納のある暮らしの

イメージが

グッと具体的になり、

失敗しない

収納計画のポイントも

理解できるはずですので、

ぜひ家づくりや

リフォームの参考に

してみてください。

玄関回りの収納不足が

暮らしのストレスに・・・・・。

 

玄関が散らかっていると、

家全体が片付いていない

印象になりがち。

 

靴や子どもの道具、

アウトドア用品が

あふれて入りきらない・・・・・。

 

こういった

プチストレスを

解消するために、

土間収納や玄関収納が

比較的支持を集めています。

 

 

ですが何でもかんでもSNSの内容を

鵜呑みにしてしまっては

暮らしとのバランスが

崩れてしまいます。

 

ご自身や家族の環境や

暮らしに対する軸に

沿っているのかどうかが

重要です。

 

土間収納が暮らしを変えるメリット

収納力アップで

玄関をスッキリできる。

 

大容量の土間収納や

玄関収納があれば、

ベビーカーや

ゴルフバッグ、

アウトドアグッズなどの

大きな荷物もまとめて

収納できます。

 

玄関が物であふれず、

比較的常にスッキリとした

印象を保てます。

 

室内への汚れ

湿気の侵入をブロック出来る。


土や泥がついた靴、

濡れたレインコートなどを

そのまま玄関脇へ置き、

室内には持ち込まない・・・・・。

 

これが土間収納の

大きな利点。

 

外と内の中間領域として

機能することで、

掃除や手間も

軽減しやすくなります。

 

生活動線がスムーズになる。

 

玄関から

土間収納を経由して

キッチンやリビングへ

アクセスする

ウォークスルータイプ

間取りを調整すれば、

買い物帰りの重い荷物や、

子どもが泥だらけで

帰ってきた際の

室内での移動が

劇的に改善します。

 

失敗しない土間収納を

作るための事前準備・・・・・。

 

収納したい物を

リストアップすること。

 

失敗の原因として

もっとも多いのが、

何をどれだけ

収納するのかを

明確に出来ない場合かと思います。

 

サイズ感・使用頻度が違う

アイテムを

同じように詰め込もうとすると、

あとで「入らない」

「取り出しにくい」という

トラブルが発生します。

 

毎日使う靴や傘、

通勤カバン。

週末に使う自転車、

アウトドアグッズ。

年数回だけ出番のある

季節モノやイベントグッズ。

 

参考ですが

上記のように、

利用頻度や大きさ

重さを踏まえて

事前にリストを作り、

優先度を考えておくことで

随分計画性が変わります。

 

土間収納の広さと

間取りタイプの検討・・・・・。

 

土間収納を

どの程度の広さにするかは、

家族構成やライフスタイル、

趣味によって

大きく左右されます。

 

一般的には1~2畳が

目安かと思いますが、

アウトドアやDIYが趣味

靴のコレクションも多い方は

少なくても

3畳以上のスペースを

確保することもあります。

 

ウォークインタイプ・・・・。

玄関ホールの隣に

収納空間を設け、

扉を開けて直接入る形式。

 

外からの目線を遮りつつ、

かさばる荷物を

しっかり隠せるのが

特徴です。

 

ウォークスルータイプ。

土間収納を

通り抜けることで

玄関から別の部屋

(キッチンやリビング)へ

移動できる間取り。

 

生活動線をスムーズにしたい方、

荷物を整理してから

室内に入りたい方には

最適かと思います。

 

可動棚とフックで

柔軟性を高める・・・・・。

 

土間収納は、

靴だけでなく傘やコート、

スポーツ用品など、

サイズや形が異なるアイテムを

収めるスペースとして活用する

場合もあります。

 

そのため、

可動棚やハンガーパイプ、

フックなどを取り入れ、

あとからレイアウトを

自由に変更できるように

計画しておくと

ライフスタイルの変化時にも

対応が出来て便利です。

 

重い物は下に、

軽い物は上に・・・・・・。

頻繁に使う物ほど

取り出しやすい位置に。

こうした原則をもとに

間取りと暮らしに融合して

収納計画を立案しておけば、

使い勝手のよい

収納空間を

実現しやすくなります。

 

土間収納で失敗しないように。

収納容量が足りない・・・・・。

ゴルフバッグを

入れようとしたら

高さがギリギリ。

ベビーカーを収納したいのに

奥行きが足りない等、

実寸を甘く見積もってしまうと

後悔に繋がります。

 

対策として・・・・・。

 

収納対象のサイズを測る

幅・奥行き・高さを

メジャーで実際に計測し、

プラン段階で反映させる。

※僕が随時ブログで伝えてる家具や家電の考え方と同じです。

 

通路幅に余裕を持たせる。

扉を開けたり

荷物を持ち運んだりする

人の動作を考慮し、

最低でも60cm以上

ベビーカーや

車椅子を通すなら75cm以上の

通路幅を確保すること。

 

湿気やカビが発生するという事。

土間は外気との温度差が大きく、

湿気を溜め込みやすい場所です。

 

換気設備や小窓がないと

カビや悪臭の原因になります。

対策・・・・・。

換気扇と窓で空気を循環。

自然換気・機械換気の

両方を取り入れる。

 

断熱材・防湿対策。

壁や床に断熱材を施工し、

結露を予防。

 

除湿剤や防カビ剤の常備。

シーズンごとに取り替え、

定期的に風通しを。

 

手入れ・掃除の手間がかかる。

土間収納は

泥や砂がたまりやすいため、

定期的な掃除が欠かせません。

 

仕上げ材を考慮しておくこと。

対策・・・・・。

掃除しやすい床材を選ぶ。

タイルやモルタル仕上げ、

水掃除が出来るように

防水対策と排水口を設けるなど。

スリッパやサンダルを常備。

靴を脱がずに土間で作業できるようにする。

 

水洗い可能な構造。

ホースをつないで

洗えるようにすると

格段に土間の掃除が楽になります。

 

玄関やリビングが狭く感じる。

土間収納にスペースを

割きすぎてしまうと、

玄関ホールや

リビングの広さを圧迫します。

 

対策・・・・・。

プラン全体のバランスを考慮。

LDKや玄関ホールの広さ、

居室数との兼ね合いを重視。

 

視線をコントロールする。

透過性のある

パーテーションや

格子戸を使い、

閉塞感を軽減する計画。

 

オープンと

クローズドのメリハリ。

 

敢えてオープンな

土間スペースを設け、

圧迫感を軽減する手法もあります。

 

デザインやプライバシーの問題。

玄関収納が丸見えだと、

ごちゃつきや

生活感が

来客時に気になる

ということもあります。

 

対策・・・・・。

扉やロールスクリーンで目隠し。

必要に応じて

サッと隠すことができる。

 

玄関との段差や

仕切りを工夫・・・・・。

 

土間収納部分だけ

視線をカットし、

玄関を見栄え良く保つ。

 

照明や色使いを工夫。

収納内部も

デザインの一部と考え、

アクセント照明や

統一感のある

カラーリングを取り入れる。

 

湿気対策と

メンテナンスを

徹底する・・・・。

 

奈良の気候と土間収納。

奈良は夏は蒸し暑く、

冬は冷え込みが厳しいため、

外と室内の温度差が

大きくなりやすい地域です。

※奈良県は北部、北東部、中南部、南部でも相当異なります。

 

玄関や土間で発生する

結露とカビを防ぐには、

適切な断熱・換気設計が不可欠。

 

換気扇・小窓・通気口のフル活用。

機械換気×自然換気の

ハイブリッド計画・・・・・。

 

気候に合わせて

必要な量の空気を

入れ替えられるように。

 

ドア下に通気のための隙間。

空気の流れをつくり、

湿気がこもるのを防ぐ。

 

仕上げ材と収納材の選び方。

吸放湿性の高い壁材。

珪藻土や漆喰など、

自然素材を活用・・・・・。

 

防湿加工された棚板・扉。

木材や合板でも、

防湿・防カビ処理を

施したものを選ぶ。

 

耐水性・防汚性に優れた床材。

モルタル、タイル、

洗い出し仕上げなどを採用。

 

日々のメンテナンスがカギ。

除湿剤や防カビ剤を

定期的に交換・・・・・。

 

ドアや窓を時々開放して換気。

泥やホコリを見つけたら

こまめに掃き掃除。

 

こうした日常の

ンテナンスを

習慣づけることで、

土間収納の清潔感と

機能性を

長く保ちやすくなります。

 

デザイン性と使い勝手を

両立させるコツ。

 

見せる収納なのか

隠す収納なのかを選ぶ・・・・・。

 

土間収納には大きく

「オープンスタイル」と

「クローズドスタイル」の

2パターンがあります。

 

どちらが良いかは

ライフスタイルや美意識次第です。

 

オープンスタイル。

アイアンラックや

木製棚で見せる収納。

 

アウトドアグッズや

DIY道具をインテリアの

一部として飾り、

個性を演出できます。

 

クローズドスタイル。

引き戸やロールスクリーンで

サッと目隠しをする。

 

突然の来客にも対応しやすく、

生活感を出したくない方に

おすすめです。

 

照明とコンセントの配置で

使いやすさも・・・・。

 

足元や壁面を照らす間接照明。

夜間に荷物を

取り出すときも

明るく見やすいように。

 

動作センサー式ライト。

両手がふさがっていても、

自動で照明が点くので便利です。

 

コンセントの設置。

電動自転車の充電や

掃除機の使用、

靴乾燥機など

想定用途を明確にしておくことで

部屋の柔軟性も変わります。

 

素材や色で

玄関との一体感を演出。

 

土間収納だけが

浮いた印象にならないよう、

床材や壁材の色味

質感を玄関ホールと

統一すると

全体的に落ち着いた

雰囲気に仕上がります。

 

土間収納の活用としては・・・・・。

ペットのケアスペースを兼ねた

土間収納。

愛犬や猫の足を洗える

小さな洗い場や、

ペットシートや

餌のストックをまとめて

収納できる棚を設置。

 

泥が室内に入りにくく、

ペット飼育と衛生管理が

ぐっと楽になります。

 

ガーデニング&DIYの作業コーナー。

庭いじりやDIYが趣味の方には、

土間収納内に

作業台を置いておくの

がおすすめです。

 

園芸道具や

工具をすぐ取り出せるので、

家事や他の作業の合間にも

サッと趣味を楽しめます。

 

季節ものやスポーツ用品の収納。

キャンプ用品、

クリスマスツリー、

夏祭りの浴衣セットなど、

年に数回しか登場しない

アイテムを

一ヶ所にまとめて管理ができます。

室内収納を圧迫することなく、

次の出番まで

出し入れもスムーズです。

 

子どもの遊び場、

汚れ対策スペース・・・・・。

外で遊んだあと、

スポーツや部活の後、

汚れのついたままの

靴や服をそのまま

室内へ持ち込まず、

土間収納で洗って

着替えられる環境を整えれば、

リビングの汚れが激減します。

 

そのような環境下での家庭では

非常に重宝します。

※将来の環境変化も視野に。

 

土間収納がもたらす快適な未来。

土間収納や玄関収納は、

単に荷物を多くしまうスペース

ではありません。

 

外の汚れや湿気を

コントロールし、

室内をいつでも清潔に保つ。

 

ベビーカーや

アウトドア用品など、

大型の荷物をスマートに

管理ができる。

 

玄関まわりをスッキリ見せ、

おしゃれなインテリア演出も可能。

 

これらのメリットを

最大限に引き出すためには、

「何を収納したいか」

「どのぐらいの広さが必要か」

「どのように換気・防湿対策を行うか」

などをしっかり

検討することが大切です。

 

とくに奈良のように

四季ごとの気温差や

湿度変化が大きい地域では、

断熱・換気などの

要素を盛り込んだ

設計が不可欠。

 

日常のちょっとした

ストレスを解消しつつ、

家の中の衛生環境や

デザイン性を高める意味でも、

土間収納の導入は

非常におすすめです。

 

ライフスタイルと

将来の変化を見越しながら、

機能美と居心地の良さを

両立させる家づくり・・・・・。

 

玄関まわりが整えば、

家族みんなの毎日がもっと

快適になると思います。

 

ぜひ、

土間収納や玄関収納の

可能性を

この機会にご検討ください。

 

家づくりを進める中で

実際にどの程度の

スペースが必要なのか分からない。

 

湿気や断熱の対策は

どうすればいいのか?

など、

疑問や不安も

出てくるかと思います。

 

玄関収納や

土間収納の計画を含めた

暮らしの

トータルプランニングは

生活の状態を見直す事から

始まります。

 

先ずは暮らしの中身を

紐解く事から

丁寧に家族と話し合い

理想と現実のギャップを

確認する事が重要です。

 

暮らしの現実を精査したうえで

最適解をどのように

見つけるべきなのか?。

 

家造りを機会に

暮らしの中身を

丁寧に紐解いてみませんか?。

 

住まいの新築・リフォーム
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暮らしの原点と家族の未来を紡ぐリノベーションの計画デザイン設計、耐震・断熱性能と動線計画を活かした空間づくりのプロセスで住まい手さんご夫婦との空間イメージと暮らしの環境デザインの打ち合わせ

2025年02月05日 | リフォーム・リノベーション

 

住まいのリノベーションについて

ご相談をいただいている

住まい手さんご夫婦と打ち合わせ。

※住まい手さんご夫婦とのリノベーション計画の打ち合わせ

 

現在のお住まいを

視察させていただいた際の

写真と暮らしの方向性を検討する

素材のカタログも一緒に見ながら

暮らしの質感も・・・・・。

 

「暮らしの原点を見つめ直す」

それは家族の未来を思い描く、

かけがえのないプロセスです。

 

今回のアトリエでの

打ち合わせは、

まさにその一端。

 

日々の生活をより美しく、

より快適に、

そしてより自分たちに

フィットした空間へと変えていく

リノベーションには、

多くの可能性と

喜びが詰まっています。

 

住まいのリノベーションを

検討するとき、

そこには新築同様に

暮らしへの思いが存在します。

 

打ち合わせの際

実際に現在の暮らしの環境を

意識しながら

「次はこんな空間にしてみたい」

「この素材感が好き」といった

具体的なイメージを共有すると、

よりリアルな未来の暮らしが

見えてくるものです。

 

今回も事前にご家族で話し合いながら

記入していただく

生活チェックシートの内容を含めて

暮らしの現状を

意識しながらの打ち合わせの時間。

 

暮らしの原点を考える

リノベーションの

方向性をいろいろと相談中です。

 

おしゃれなデザイン

というだけはなくて

暮らしの価値観と

ライフスタイルを大切に。

 

現場の環境を

いろいろと整理整頓しながら

ご夫婦にとって

自分たちの暮らしを

ことん見つめ直す

貴重な時間。

 

その空間づくりの

アイデアやデザインコンセプトは、

住まい手さんの

希望を大切にしながら、

耐震・断熱性能や

動線計画などの

専門知識をミックスして、

世界に一つだけの

住まい手さんにとっての

リノベーションプランを

創り上げていきたいと思っています。

 

暮らしの趣をまずは紐解きながら

整え方の整理整頓を。

 

住まいの新築・リフォーム
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住まいと暮らしの快適性と環境を上質に変化させるリフォーム・リノベーションの価値基準、家事動線が変わる後悔しないキッチンリフォームの間取り変更、暮らしと家事に馴染む機能の調和提案

2025年02月04日 | リフォーム・リノベーション

毎日の暮らしを

美しくデザインする

キッチン周辺や家事動線を考えて

リフォームで後悔しないための

間取り変更の意味・・・・・。

※ホテルライクをイメージした変則的なⅡ型キッチンレイアウト・キッチンハウス展示事例

 

キッチンは、

日々の食卓を支え、

家族の時間を育む

大切な空間です。

 

使い勝手はもちろん、

家全体との調和を図りながら

快適性を高めるには、

間取りとレイアウトが

大きく影響します。

 

キッチンの選択肢にも

いろいろあるのですが

大切なのは家事動線と

キッチンでの作業内容

そして間取りとの価値融合。

 

そういった意味でも

代表的なキッチンレイアウトの特徴と、

リフォームやリノベーションにおける

留意点を少し書いてみたいと思います。

※よくお問い合わせをいただく変則的なペニンシュラ型レイアウトでのキッチン事例

※よくお問い合わせをいただく変則的なペニンシュラ型レイアウトでのキッチン事例

 

キッチンについての「お問合せ」で

blogやInstagramなどを通じて

ご相談をいただく事もありますので

ぜひ、

リフォーム計画等の

参考になさってください。

 

キッチンレイアウトの基本形──6つのプラン

  1. Ⅰ型キッチン

シンク・コンロ・作業スペースが

一直線に並ぶ、

最もシンプルなレイアウトです。

 

限られた面積でも導入しやすく、

動線が単純で

扱いやすいのが利点。

 

一方で、

横長のため端から端まで

移動が必要になり、

調理時の癖や使い方によっては

家事の作業効率が

下がる場合があります。

 

また、

オープンに見せる設計の場合は

手元や調理器具が

視界に入りやすく、

空間の見せ方にも独自目線が必要です。

  1. Ⅱ型キッチン

Ⅰ型キッチンを

2列に配置したスタイルで、

シンクとコンロを

分けることで

作業スペースを広く

確保できます。

 

調理器具が多いご家庭でも

ゆとりを感じられ、

複数人での

作業もしやすい点が魅力。

 

ただし、

左右のスペースに分割するため、

リビングやダイニングの広さに

影響が出ることがあります。

 

振り向き動作が増えるため、

背後のスペース確保にも

注意が必要です。

 

  1. L型キッチン

シンクとコンロが

L字に配置されるレイアウトで、

Ⅰ型よりも

キッチンでの作業動線となる

ワークトライアングルを

コンパクトにまとめやすいのが

特徴です。

 

※ワークトライアングルとは、

キッチンでシンク、冷蔵庫、

コンロを結ぶ作業動線のことを指します。

この三つの機器が

バランスの取れた距離で配置されていると、

効率的に作業を進めることが

できるとされています。

 

L字配置の場合

複数人での同時調理も

比較的スムーズに行えます。

 

ただし、

L字の内角部分が

デッドスペースになりやすいので、

収納や作業台の配置に

工夫が求められます。

※システムキッチンの

商品によっては

デッドスペース部分を

改善したタイプも

発売されています。

 

また、

設置にはある程度の

キッチンスペースが

必要になります。

 

  1. U型キッチン

シンク・コンロ・作業台を

U字に囲むレイアウトで、

作業や収納スペースを

豊富に確保できるのが

最大のメリット。

 

料理が趣味の方や

本格的にキッチンを

使いこなしたい方に理想的です。

 

一方でキッチン空間そのものを

広く取る必要があり、

U字の角に

デッドスペースが

生まれやすい点が

課題となります。

 

  1. アイランド型キッチン

独立したカウンターを

中心に据えたレイアウトです。

 

開放的でデザイン性も高く、

ダイニング・リビングとの

一体感を演出しやすいのが魅力。

 

しかし、

シンクとコンロが分散しやすく、

作業動線が

長くなりがちです。

 

また、

空間に余裕がないと

導入が難しい場合もあります。

 

  1. ペニンシュラ型キッチン

アイランド型キッチンの一部を

壁面に接続したような

イメージのキッチンスタイルです。

 

完全に独立していない分、

比較的コンパクトなスペースでも

導入可能で、

リビング側への

開放感も得やすいのが

メリット。

 

ただし、

カウンターが壁と接するため、

アイランド型ほどの

フレキシビリティや

視覚的開放感は抑えられます。

 

後悔しないキッチン間取り変更のポイント

  1. 適切なキッチンサイズを見極める

キッチンの間口(横幅)や高さは、

使い勝手と快適性を

左右する重要な要素です。

 

間口は各メーカー商品によりますが

数センチ単位で選べる製品が多く、

冷蔵庫や食器棚との

兼ね合いを考慮して

決めるようにすると

スッキリとした空間になります。

 

作業台となる

カウンター高さは、

もっとも頻繁にキッチンに立つ方の

身長とリーチに合わせるのが

望ましく、

一般的には80cmから5cm刻みが主流です。

 

JIS規格で推奨される

「身長÷2+5cm」をカウンター高さの

目安にすると、

長時間の作業でも

疲れにくいと言われています。

※実際には作業や姿勢によって変わるので

参考程度です。

 

  1. 水回り全体の動線を意識する

キッチンは暮らしの中心にもなる

スペースだけに、

洗濯機・浴室・トイレなどの

水回り設備とも

近接配置が理想的です。

 

これにより

家事全般の動きが

スムーズになるだけでなく、

配管の延長工事を

最小限に抑えられ、

リフォームやリノベーション時の

費用の削減にもつながります。

 

水回りを分散してしまうと、

家事効率も下がり、

コストも意図せずに

増える事があります。

 

  1. 冷蔵庫の位置関係を再確認する

キッチンの使いやすさを

左右する要素として、

シンク・コンロ・冷蔵庫の

配置が挙げられます。

先にも書いたように

これらを結ぶ三角形を

「ワークトライアングル」と呼び、

動線が長すぎず、

かつ交錯しない

位置関係に

調整することが大切です。

 

冷蔵庫から

食材を取り出して洗い、

調理・盛り付けを行う

そういった流れに

無理が生じないよう、

通路幅や移動時の動きを

ご自身でも

十分に理解する事が大切です。

 

自分らしい暮らしにあわせた

キッチンのスタイルを

プランニングする事。

 

キッチンレイアウトは

ご家庭のライフスタイルや

空間条件によって、

最適解が異なります。

 

料理を楽しむのか、

時短を重視するのか、

家族で同時に利用するのかなど、

日常のシーンを

想像しながら

間取りと暮らし方に

融合するレイアウトを

検討する事が大切です。

 

さらに、

キッチンのみならず

水回り全般の

配置やサイズ・高さにも

目を配り、

生活動線をトータルで

イメージすることが、

後悔のないリフォーム・リノベーションを

実現する鍵となります。

 

ポイントを意識したうえで、

ご自身やご家族の過ごし方と

無理なく融合する

キッチンスペースをイメージしてください。

 

きっと毎日の暮らしを

さらに心地よく、

豊かなものにしてくれると思います。

 

過ごし方を意識した暮らしを

丁寧に思い描いてみませんか?

リフォームやリノベーションは

設備の更新ではなくて

新築と同じく

暮らしの環境を

よりよくするための選択肢です。

 

丁寧に質の良い

暮らしの環境を考えてみませんか?。

生活環境に

ゆとりを考えた

間取りと動線設計を大切に。

 

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収納計画やバリアフリー設計、回遊動線を盛り込み日々のストレスを軽減する家づくりの考え方と間取りと暮らしの程よい関係性を生み出すデザインの提案、それぞれの家庭にとって暮らしやすさという質の提案設計。

2025年02月02日 | 家 住まい 間取り プラン

洗練された動線設計で実現する

理想の間取りづくり。

※間取り計画と暮らし方を含めた外構計画デザイン提案事例

 

家づくりにおいて

「快適性」と「効率性」を両立させ、

いかにして暮らしやすい状態を

つくり出すのかは、

のような生活スタイルの間取りに、

どんな動線をデザインを

施すべきなのかに

かかっています。

 

特に、

毎日の暮らしをより便利に、

そして上質に

楽しみたい方にとって、

家の中や外での

移動をイメージする

動線を意識した

間取りの設計は欠かせません。

 

家造りの情報収集を

されている方からも、

ホームページの

お問い合せや

InstagramのDMから

動線については

よくご相談をいただくことがあるので、

今回のblogでは、

家庭環境を設計する

建築家の視点から

日常生活を

スムーズにする3つの動線と、

家事動線を

最適化するためのポイントを

少し書いてみたいと思います。

 

間取りが暮らしの質を左右する

動線設計の重要性・・・・・・。

 

快適な住まいを

創り上げるうえで、

最も注目すべきなのが

「動線設計」です。

 

動線とは、

住まいの中や外で

人が移動する経路のこと。

 

たとえば、

家事や生活、

そして来客など、

シーン別に必要となる

動線を

あらかじめ整理計画することで、

ストレスフリーな

生活環境を

手に入れることができます。

 

家事動線・・・・・。

料理・洗濯・掃除などの

家事における

移動経路を

最適化することで、

日常の負担を軽減し、

ゆとりある暮らしを実現します。

 

生活動線・・・・・。

家族が起床してから

就寝するまでの

一連の動きを考慮し、

効率良く移動できるように

配置することで、

朝の混雑や

夜の疲れを和らげます。

 

来客動線・・・・・・。

訪問者がスムーズに

移動できるよう工夫しつつ、

ホスト側の

プライバシーも守るための

設計がポイントです。

 

【家事動線】を最適化する3つのポイント

「家事動線」の良し悪しは、

日常生活の快適性を

大きく左右します。

 

以下の3つの観点を意識して

間取りを検討するだけでも

家事効率が

格段に向上します。

 

収納の最適化。

収納スペースは

家事のしやすさを

大きく左右します。

 

キッチン収納(パントリーなど)

食材や調理道具を

取り出しやすく、

使いやすい場所に

集約することで、

食事の準備がスムーズに。

 

洗面室や脱衣所の収納

タオルや洗剤など、

日常的に使うアイテムを

コンパクトにまとめることで、

片付けも時短に。

 

移動距離の短縮

家事の流れをイメージし、

できるだけ動線を

単純化することがポイント。

 

洗濯機から物干し場への距離

洗濯物を運ぶ手間を省き、

効率よく干せる設計に。

 

キッチンから食卓までの動線

食事の準備や片付けが

スムーズになり、

家事へのストレスを軽減します。

 

回遊性の確保

室内を一方向ではなく、

間取りの中で

ぐるりと回れるように

設計することで、

移動の混雑を防ぎます。

 

※ライフスタイルによっては

お勧めしない場合もあります。

 

キッチン・洗面室

玄関をつなぐ回遊性・・・・・。

朝の忙しい時間帯や、

帰宅後に洗面所で

手洗い・うがいをする際など、

家事と生活動線が

重なり合う場面で

特に効果を発揮します。

 

生活動線と来客動線のポイント

生活動線:家族全員が

ストレスフリーに暮らす・・・。

 

混雑を回避する配置

洗面室やトイレなど、

朝に利用頻度が高い空間は

複数箇所に設置するか、

アクセスしやすい動線を

考慮するように。

 

プライバシーと

共有スペースのバランス。

個室と共有スペース

配置バランスを

しっかり設計し、

家族それぞれが

自分の時間を

過ごしやすい間取りに。

 

来客動線:ゲストにも

心地よい空間づくり・・・・・。

 

リビングを介さずにトイレへ

ゲストが

リビングを通らずに

トイレへ移動できる設計は、

相手への配慮と

ホスト側のプライバシー確保の

両立につながります。

 

動線をわかりやすく

玄関から客間・リビングへの

アプローチを

シンプルにすることで、

毎日の移動にも

不便さを感じにくく

過ごす事の出来る

空間設計になります。

 

それぞれの価値観にあう

動線設計で

暮らしが変わる・・・・・。

 

動線を意識した

間取りを実現することで、

次のようなメリットが

得られます。

 

家事時間の短縮

収納の最適化や

移動距離の短縮により、

毎日の家事負担が軽減。

 

家族全員の快適性向上

朝の混雑や

夜の疲れを最小限にし、

家族がゆったりと

過ごせる空間へ。

 

ゲスト対応のスムーズさ

来客時にも

気兼ねなく案内でき、

ホスト・ゲスト双方の

安心感が高まる。

 

こうした効果は、

単なる便利さだけでなく

「住まいの質」そのものを

底上げします。

 

家庭環境や

暮らしの質をふまえて

動線設計をしっかりと

考慮した間取りは、

心身ともに

豊かな暮らしを育む

大きな要素となります。

 

暮らす環境を

どのようによりよく

改善ができるのか?

 

すまいづくり、家づくりは、

そのような

ターニングポイントになります。

 

上質な暮らしは

暮らす人に程よい

動線設計の質の違いから。

 

丁寧に質の良い

暮らしの環境を考えてみませんか?。

生活環境に

ゆとりを考えた

間取りと動線設計を大切に。

 

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