日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

韓国演奏旅行を終えて・・・

2012-05-13 17:40:59 | Weblog
 5月8日(火)~12日までの韓国清州市滞在を終えて、13日の夕方に佐伯市の自宅へ帰りました。
 韓国では、小中高の学校では、日本と同じ様に落第することが(病気など、特殊な例を除いて)まずなく、大学も、95%以上が無事に卒業出来るとのことでした。大学を卒業しても就職難の為に、小さい時から勉強をせざるを得ないとのことでした。不登校の生徒がいても、日本ほど多くないとのことでした。韓国は日本の後を追っているので、これから不登校も多くなるのではと言われていましたが・・・。
 1980年代に日本で生活をしていた人(校長先生)が言われていました。あの時、日本は凄いなあと思って憧れていたそうですが・・・・。(今は、どうでしょうか?)
 13日(日)に博多駅の「TOKYU HANDS」で、機内持ち込みが出来、角から中に簡単にモノが入れられる(←このタイプのトランクを初めて見ましたが・・・)素敵な(1万円前後する)トランクを買いました。中国製でした。買う時に手続きをしてくれた人は、日本語の上手な若い中国の女性でした。宿泊した「東横イン」でも、日本語の上手な若い東南アジア系の女性(中国人?)が働いていました。
 国際化の時代、海外の人が観光だけでなく労働を求めて日本に来てます。が、韓国の人の話だと、やはり、日本はまだ怖いと思っている人が多い様で、以前と違って、学校からの修学旅行としては、敬遠傾向にあるとのことでした。(地震がまだ、しばしば現実にあるし、富士山が爆発するのではとの噂も流れていて・・・?!)
 政府に対して、どうして日本国民はあんなに大人しいのですかと言われました。不思議がっていて、韓国ではとても考えられないことと言われました。韓国では、官僚は、いつも民衆から突き上げられて、ビクビクしていて大変とのことでした。(日本は、全く逆で、官僚にとっては天国?!)
 ITが、韓国の一般の人に、日本以上に浸透していました。それに、英語の教育が凄いですね。しかし、せっかちな人が多いのでしょうか、速足で歩く人が多い感じで、交通事故は、世界一って感じになっているそうですが・・・?!
 清州市の私立の小学校(この一校のみ)では、(以下の内容は、その小学校の校長先生から直に聞いた話ですが)給食費だけ公からもらって(給食費も、親が出している私立もあるとことでしたが・・・)、後は、親がお金を出して、この学校に通わせているとのことでした。
 350人の生徒に、英語担当の外国人が12人もいて、何と、1年生から週に12時間(!)も英語の授業があるとのことでした。高いお金を出してまでその学校を選んで行かせているので、不登校の人はいないと言われていました。試験は、クジだそうですが・・・。
 それに、1年生から6年生まで、全員が、バイオリンかチェロかフルートかのいずれかの楽器を選択することになっているとのことでした。それに、希望者を募って、小学校の高学年になると、2カ月間も海外でホームステイをすることが可能とのことでした。
 その小学校の教育に関しては、政府は、お金を出していないので、口も出せないとのことでした。(←日本は、国に抱っこって感じで、給食費も出さない例もありますが・・・)そんな思い切った教育が出来る私立の小学校が、韓国に70校もあり、その内の40校はソウルにあるとのことでした。

 

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韓国演奏旅行の5日目

2012-05-13 08:01:21 | Weblog
 5月12日(土)、朝10時前に蘆先生が来られて、清州のバスターミナルまで見送って頂きました。最後の最後まで、蘆先生に大変お世話になりました。蘆先生あっての私の演奏旅行でした。
 蘆先生が歴史の先生だったと言うことを今回初めて知って驚きました。歴史に付いて、私には今まで何も言わない感じで来ていました。清州市で私に会う人も、日本との歴史に付いて、話してくる人は、誰もいませんでした。そのことに関して、気を使われていたと思います。
 帰る時に、蘆先生から手紙を頂きました。それを読んで、国際理解の為に頑張られている蘆先生の気持ちがよく理解できました。もう70歳に近いのに、日本語の勉強を今も積極的にしています。私に書いた日本語の文を見ても、(私は、ハングルが殆ど上達していないのに)難しい日本語で立派に書かれていて、蘆先生がどんどん日本語が上達していて、恥ずかしい思いです。(今から、本腰で、ハングル、勉強したいと思います!)
 蘆先生は、日本には、10回程来られています。ヨーロッパ各地やアメリカやカナダやオーストラリアやその他、多く国に、それもしばしば、1カ月や2カ月間程も、長期に滞在してきていて、世界の教育の現場を実際に見ています。紳士で、考え方はもちろん国際的で、歩き方も力強く、今回、蘆先生から多くのことを学びました。
 蘆先生は、正に、忠清北道の教育に関しては、パイオニア的存在と思いました(忠清北道の教育長の経歴があり、又、忠清北道で一番レベルの忠清北道大学でも、教えていました。)。
 蘆先生の周りには、蘆先生に影響を強く受けた校長先生方がいて、その先生方が、同じ様な生き方をしていることに、更に驚きました。(蘆先生の周りの校長先生方、今の時代をよく把握していて、英語はもちろん、日本語も留学経験がある関係で上手で、それに、スマートフォンで、暇があれば、中国語の勉強をしていました。生徒に行動で影響力を与えている、そんな感じに思えてなりませんでした。
 この日は、仁川から福岡に行く17:10発の飛行機が、航空会社のトラブルで、19:00と遅れました。遅れた陰で、演奏を聴け、古風な姿の行列も見れました。
 日本と韓国、今後、いい方向で、切磋琢磨して、WBCや女子フィギャースケートの様に、世界をリードして行けたらと願います。
 21時過ぎに、博多駅の周りをウロウロして、予約してなかったので、ホテルを探して、やっと「東横インホテル」に泊まることが出来ました。

http://www.youtube.com/watch?v=l_WAzI-isDQ
http://www.youtube.com/watch?v=YLEkxsa0aQw
http://www.youtube.com/watch?v=Me1b4VaBLxg 

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