日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

公務員神話・・・

2012-02-20 08:58:12 | Weblog
 「将来何になりたいですか?」との質問に、「公務員」と答える子どもが多いとか・・・。更には、「結婚するとしたら、相手の職業は何がいいですか?」との質問に、結婚適齢期の若い女性で一番多いのは、「公務員」となっている。(・・・←公務員だと、不況に強いし、収入が安定しているからとの公務員神話が健在・・・)
 娘を持つ親も、公務員と一緒になって欲しいと願うケースが多い・・・。ギリシャの様に、国民の4分の1が公務員(日本は10人に1人)で、財政が大変なことになっている国もあるし・・・橋下徹大阪市長は、「今からは、公務員は、収入面では、民間よりも高くなくて、決して恵まれていることにはならない・・・」と言っていますが・・・。
 昨日(19日)のフジテレビの「Mr.サンデー」で、20代女子の結婚感で、「三平女子」なる聞き慣れない言葉を取り上げていた。
 昔は、結婚する理想の男性のタイプは、「高収入」「高学歴」「高身長」の「三高」って感じに言われていたが・・・→今は「平穏な生活」「平均的年収」「平凡な容姿」という条件を求める「三平女子」が増えているとか・・・。
 相手と合わせて年収600万円になれば、結婚OKって感じになっている・・・高収入の男性は、それなりに女性の取り巻きが多いので、浮気したりして大変、もう、平凡でいい平凡で満足って感じの内容だったかな。
 昔の様に、俺の跡を付いて来いって感じの男性、少なくなった。今は無名でも、この人を信じて一緒に進んで行きたいって感じで一緒になってくれる女性が少なくなった(かな?)。
 若い男性の精子の数が減少気味で、精神的に参っている若い男性も多くなっている。これでいいとは思わないけど・・・?!

 身分が保障されている、不況に強いからって感じで・・・公務員になると、どうなるのかな・・・→公務員って、公の公僕であるべきはずだが・・・となると、それに向いていない人も当然いるはずで・・・(初心は良くても、次第に、変わる人もいるし・・・?!)。
 学校の先生にしても、どんなにいい教え方しても、給与は、同じですね・・・いや、違います、本採用と臨時では・・・ある学校では、本採用の先生の数と臨時の先生の数がほぼ同じとか・・・でも、子どもの受けは、殆ど差がないケースも多いとか・・・?!


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独り暮らし・・・

2012-02-19 17:49:23 | Weblog
 昨日[18日)は、高齢の人と2時間程話した(80歳以上)。今日は、(長男夫婦と同居し、日曜以外デイケアに通っている)実母(90歳)と(スカイプで)話した。
 家族が傍にいたり、昼間、デイケアに行ける人は、それはそれで、とても恵まれていると思う・・・。
 独り身(の健康な人)で、介護を受けていない人の場合、それなりに苦労がある・・・。
 独り身の(健康な)人が・・・→「一番落ち込むのは、病気になった時・・・」と言われる。
 独りだと食事は、自分で作るしかない。しかし、寝込んだ状態で食事の準備をするとなると(独り分だけだが)、「(普段はあまり苦になってないのに)大変だ・・・」と言われる。
 部屋でテレビの音量を大きくしていたが・・・←「独りだと、音がしてないと、精神的に参るので、いつも、テレビを付けている・・・」と言われる。
 「独りでは、寂しい。常に誰か遠慮なく来て欲しいけど・・・高い(いかさまめいた)ものを売る人を連れて来たりして、これも、困る・・・」と言われる。
 介護を要する人の場合、介護をする人が時々来るので、それなりに精神的にも救われると思う。しかし、健康なお年寄りの場合は、どうだろうか・・・。
 誰しも、歳を取り、必ず亡くなる。高齢になって、自分なりに自立して生きる場合でも・・・→「(維持できる)お金」と「(精神面も含めた)健康」と「(何かの時には駆けつけてくれる)人の存在」が必要だなあ・・・。

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小児科希望・・・

2012-02-18 18:06:24 | Weblog
 ある○○医会の学術講演会で、長いこと開業しているベテランのある小児科医により「小児科は、なぜ人気がないのか」との題での特別講演が今月下旬に予定されています・・・。
 そのサブタイトルに、「その日常的行為から、なぜ小児科をやる医者がいるのかを推察する」とあります。
 何かタイトルとサブタイトルの内容の間に、矛盾を感じつつも、納得も出来る感じですが・・・→スーパーローテートを終えて、小児科の実情を知っても、小児科をしたいと言う若いドクター、現実に(周りにも)います。
 現在、小児科医の数は、減少傾向にあると世間では思われていますが・・・→実際は、小児科医(主として小児に関わっている医師)の数自体は減少してなく、むしろ微増傾向にあるのです。ただ、小児科を設けている病院の数は、(集約化の影響が大きくて)確実に減少して、今も進行中で、深刻な事態になってはいますが・・・。
 産科医に関しては、数の上だと、小児科以上に極めて深刻で、産婦人科希望者が激減していて・・・ある地方の大学だと、産婦人科入局者は、毎年、平均一人ずつで(時にはゼロの年もあったりして)、その新入局者の7割が女性(将来、産科と内科などの他の科を伴って開業するケースが少なからずあり・・・)で、男性入局者も、その父親が産科医である為に、後を継ぐケースが少なからずあるとか・・・?!
 少子化対策で騒いでいますが、産まれる初めの時点で、不安材料がこれだけ多くなると、その対策に行政が本腰を入れる必要があると思いますが・・・。
 もしも私が又この世に産まれて医師に運良くなれたとしたら、やはり、小児科を選ぶと思います(最近、それを強く感じる様になっています・・・)。小児科医としての魅力は小児科医にしか、新生児医療の魅力は、それに真剣に携わってきた小児科医にしか理解できないのではと思っていますが・・・(上手く説明できませんが・・・)。
 つい最近、小児科希望の研修医に話しましたが・・・「小児科は、多くの病院で採算が合わなくて、拘束が長くて、忙しいけど・・・新生児や乳児で重症だと、病棟に行って、ミニ回診を1日に何回もしないといけないこと多いけど・・・落ち込むの早いけど、治りも早いから・・・治療の結果が(多くの場合、直ぐに)出ることが多いから、やり甲斐あるね。今は、ロタ(自費だがノロも)・アデノ・RS・インフルエンザ・溶連菌など、外来で検査の結果が直ぐに出るから、診断が付け易くなって、無駄な検査や無駄な抗生剤もあげなくていいし、やり易くなっているけど・・・。まあ、何と言っても、一番難しいのは、子どもの診断を付けて治療すること以上に、親御さんとのコミュニケーションだね。今は、実にいろんな親御さんがいるから・・・如何にして親御さんに納得してもらい、親御さんの不安を取れるかだなあ・・・(←母子一体だから、親が安心すると子どもも安心して、免疫力が上がって治りもいいはず!)」と。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20070603/2

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運命共同体・・・

2012-02-17 13:53:57 | Weblog
 昨日(2月16日)の「爆問学問」で、心臓外科医「南淵明宏(なぶち あきひろ」さんが出演されていて、心臓外科医としての胸の内を正直に話されていました。(・・・←感銘受けました。)
 その前にも、別の番組でも、天皇陛下の心臓の手術の解説でも出演されていて、含蓄のある話をされていました。
 ・・・患者さんの状態が悪かったり、想定外の経過になったりして、上手く行かなかった場合(も当然ある訳で)、「自分の胸の中に閉まっておきます・・・」って感じで言われていました。(私の場合・・・→重症を沢山経験してくると、胸に納めている事、多くなります・・・。上手く行った例よりも、上手く行かなかった例が、何度も、思い出されてきますが・・・時々、夢の中にも出て来ます・・・)
 外科医の場合、良かれと思って手術をしても、個人差があって、術後経過が思わしくなくて、却って手術をしなかった方が良かった(と患者さん側から思われる)ケースも、多くの症例の中ではある訳で、ホント、大変だなあと思います・・・。(・・・←現在、外科志望者が、確実に減少傾向にありますが・・・)
 治療する側も治療を受ける側も、南淵先生は、「運命共同体」と言う言葉を使われていました。医療側と医療を受ける側の関係、正に、そうだと私も思いますし、そうでないといけないと思います。
 入院した時、経過の予想を言いますが、・・・→上手く行けば、予定よりも早くなって、○日後には、退院できるかも知れない・・・上手く行かないと、こんなこともあるって感じで言うことが多いかと思います。心配して入院しているので、心配が増幅する様な言い方は、出来るだけしない方がいいかと思いますが・・・経過が悪い場合でも、正直に言うことが多いかと思います・・・。
 私の場合、肺炎だと、検査の結果も当然詳しく説明しますが、聴診の所見も言います。母親に聴かせることも多いです。毎日の変化も説明します。どうなったら退院できるかも、しばしば言います。
 南淵先生が言われる様に、「運命共同体」、一心同体って感じで、患者さん側と一緒に心配し、患者さん側と一緒に(回復すれば)喜ぶことが、基本かなと思います。
 小児科の医師としては、ミニ回診をしばしばしたりして、親御さんの気持ちと同じことを態度で示すことが大切かなと思います。

 

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多言語・・・

2012-02-15 13:38:26 | Weblog
 病院の道路を隔てて斜め前にある「看護専門学校」で、日本と海外の違いなど、多国語中心に「国際看護学」を3回シリーズで教えている。今年で3回目。今週だけで終わり。試験すると、90点以上の人が1割いるかと思うと、60点前後の人も、それだけいる・・・(国家試験に関係ないのに、有難く興味深く聴いて頂いていますが・・・)。
 バングラデシュのお金の単位の「タカ」や、バングラデシュの「ダッカ」を発音するのに、「タ」や「ダ」を、「そり舌」で、タカでなくタカ(日本語の文字になると同じになる)、ダッカでなくダッカ(日本語の文字で書くと同じになる)と説明したり・・・アラビア圏での「こんにちは」の「アッサラームアライクム」のアッサラームの「ア」とアライクムの「ア」の発音の違いが解る様に説明したりすると・・・→皆さん、笑っていましたが・・・。
 中国語以外に、ヒンディー語やベンガル語やパンジャービー語やシンハラ語やベトナム語などにもある「そり舌」、タガログ語やミャンマー語にもある「声門閉鎖音」、日本人にとっては解りにくいけど・・・。
 英語にないけど多くの国に見られるとても大切な3つの発音の仕方・・・→ドイツのケルンのケの母音の発音に見られる様に、「オの口をしてエと言う」言い方、フランス語の2人称単数のツの母音の発音に見られる様に、「(口先を尖らせて)ウの口をしてイと言う」言い方、ハングルの医者の意味ウィサの初めの母音の発音に見られる様に、「(口を横にグッと引いて)イの口をしてウと言う」言い方、何度も説明しましたが・・・。
 中国語のピンイン「e」では、エの口をしてオと言うし、インドネシア語の「e」では、発音の仕方に2つあって、普通にエと言うのと、イかエの口をしてウと言うのもあるけど・・・。(英語でも、リンゴのアップルを発音するのに、初めの母音は、エの口をしてアと言っているけど・・・)
 多言語を勉強すると、その国の文化が少なからず理解できるし、それに、他の言語との違いや共通点も、よく理解できます。
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/categories/343
(ありがとうを多言語で↓)
・スパスィ一バ(ロシア)、ダンケ(ドイツ)、ダンキュ一(オランダ)、メル(r)スィ一(フランス)、
・グラ(r)ッツィエ(イタリア)、グラ(r)ッツィ一(マルタ)、グラ(r)シアス(スペイン)、オブリ(r)ガ一ドゥ(オブリ(r)ガーダ)(ポルトガル)、
・タ一ク(デンマ一ク)、タック( アイスランド、ノルウェ一、 スウェ一デン)、キイトス(フィンランド)、
・タナン(エストニア)、パル(l)ディエス(ラトビア)、アチュウ(リトアニア)、
・ジェンクイエン(ポ一ランド)、ジェクィ(チェコ)、ジャクイエム(スロヴァキア)、
・ジャ一クイ(ベラルーシ)、ジャ一クユ(ウクライナ)、ブラ(l)ゴダリ(r)ア(ブルガリア)、ブラ(l)ゴダラ(r)ム(マケドニア)、
・フヴアラ(l)(スロベニア、クロアチア、セルビア)、ファレ(l)ミンデ一リ(r)ト(アルバニア)、
•ケッセナム(ハンガリ)、ムル(l)ツメスク(ルーマニア)、エフハリ(r)スト(ギリシャ)、
・グマドロ(l)プト(グルジア)、シュノル(r)ハガ一レ(l)ム(アルメニア)、アサンテ(スワヒリ)、
・テシェッキル(r)エデリ(r)ム(トルコ)、モタシャッケラ(r)ム(ペルシャ)、サ一オル(l)ン(アゼルバイジャン)、
・トダ(ヘブライ)、シュクラ(r)ン(アラビア)、メ一ル(r)バ一ニ一(パンジャ一ビ一)、
・シュクリ(r)ヤ一(ウルドゥ一、ディベヒ)、ナンリ(r)(タミル)、ストゥティイ(シンハラ)、
・ダンニャワ一ド(ヒンディ一、ネパール)、ドンノバ一ド(バングラデシュ)、
・トゥチェ(チベット)、シェシェ(北京)、カ一ムサハムニダ(ハングル)、バヤル(r)ラ(l)ラ(l)一(モンゴル)、
・オ一クン(カンボジア)、コ一プクン・クラ(r)ブ(カ)(タイ)、コ一プチャイ(ラ一オ)、
・カムオン・オン(バ一、アイン、チ一、エム)(ベトナム)、チェ一ズ一ティンバ一デ一(ミャンマ一)
・トゥリ(r)マカスィ(インドネシア、マレーシア)、サラ(l)マッポ(タガログ)
*(・・・語)

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バレンタインデー・・・

2012-02-14 17:58:45 | Weblog
 ある奥さん、毎年のバレンタインデーは、いつも憂鬱だった。・・・→と言うのは、(職場でもてない?)夫が職場の女性から、(他の男性がもらっているのに夫だけ)もらえないと言って、落ち込んで帰るので・・・。毎年、その顔を見て、奥さんまで落ち込む感じになっていて・・・。
 意を決して、職場の女性にこっそりとチョコを旦那に渡してもらうことにした。・・・→イヤーッ、(予想以上に)大成功って感じで、帰ってその喜びようって、子どもみたいで、尋常でなかったとのこと。(・・・←真実を言えず、それに合わせる奥さん、大変だったと思いますが・・・)
 自分も、30代の時、佐伯市の救急病院でバリバリ働いていた時、(若くて、手術が上手で、患者さんにも周りのスタッフにも超人気の)○科の先生が、バレンタインデーのチョコを30個(!)以上、もらっているとの噂を聞いて、少し、落ち込んでいたかな・・・(←今は、そんなこと、どうもないですが・・・?!)。
 で、張り合う感じで、普段からアチコチもらえそうな人に食事などで接待して(1対1は、なかったですが)、目出度く、20個以上にはなりましたが・・・(!)。
 今年は、5つチョコをもらいましたが・・・(家内からは、私の健康の為に、普段から、アーモンドとビターチョコを時々もらっていますが・・・このバレンタイン時期になると、ビターチョコが売り場から消えるそうですが・・・)、周りのドクターも、皆、同じ感じでもらっているので・・・まあ、正真正銘の「義理チョコ」ですね。(←却って、お返しが大変だったりして・・・)
 「愛情チョコ」かどうかの見分け方は、高価で、メッセージが付いていて、又、人のいない所でコッソリと渡されるとのことですが・・・(昔、1件でも、あったかなあ・・・?!)。
 バレンタインデーは、女性から男性だが、欧米では、男性から女性のこともあり(むしろ、そちらの方が多いかな・・・)、贈り物としては、(カードの付いた)チョコだけでなく花束やそれ以外のものも多い。
 夫婦だと、その日は子どもを他に預けて、夫婦で出掛けて、ゆっくりとワインを飲んでの豪華な食事をすることも多いとか・・・。
 大半が「義理チョコ」は、日本独特の産物ですね。それに、バレンタインデーで、こんなにチョコレートばかりが集中して売れるなんて国、異常ですね。
 

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日本の特異な姿・・・?!

2012-02-14 14:32:38 | Weblog
 日本から離れて、海外から日本を見ると、日本の姿が違った感じで見えることがあります・・・(以下私なりに列挙・・・)。
1、日本人は、チップをもらう時、まず、断るのが常識です。しかし、海外でチップを渡すと、海外の大半の人は、ニッコリとして初めから受け取ることが多いですね。(ニューヨークに最近行った人の話だと、昔の様に、チップは必要なかったとか・・・)
2、日本人は、名字で言い合うことが多いけど、海外では、名前や愛称の方が多いですね。日本人の場合、偉い人や年上の人に愛称で言うこと、どうも出来ませんね。
3、日本女性の評判は、海外では非常に高いと感じます。アメリカで仕事をして、イギリスの家に住んで、中国料理を食べて、日本女性をお嫁さんにもらうことを夢見ている外国の男性、多いみたいですが・・・?!
 日本の男性の海外での人気は、どう何でしょうか?
4、日本人の場合、「イエス」でも「ノー」のことがあり、「ノー」でも「イエス」のことがあります。特に男女の中では。本音と建前を使い分けてる感じの日本人。はっきりと言わない日本人、海外では、それで時々誤解されます。海外では、イエスかノーか、はっきりと言った方がいいケースが多い様ですが・・・?!
5、日本の皆保険制度、この凄さは、海外に行くと実感できます。日本の場合、その日に、いきなり、大きな病院に行って、診てもらえますから。(←でも、この体制がずっといつまでも続けられる保証はないと危惧しているのですが・・・?!)
6、周産期死亡率、新生児死亡率、乳児死亡率は、世界で10番目の多くの人口を抱えながらも日本はトップを維持しています。凄いことだと思います・・・。(←それに携わっている小児科医などのスタッフが特別多い訳ではないのに・・・←実際の現場は、その体制がいつ維持出来なくなっても不思議でない状態で、ヘトヘトのケースが多いんですが・・・)
7、日本の医療に対するマスコミの報道は、異常だと思います。そんなマスコミの態度に、多くの医師は、もう、諦めていますが・・・(←これも、異常だと思いますが・・・)。
 (とても神経を使う)予防接種で間違うと、新聞に(犯罪者の様に)デカデカと掲載されます・・・インフルエンザで施設の高齢者が亡くなっても、デカデカと報道されますが・・・→何故でしょうか?!
8、それでも、海外に行ってよく理解できることは、日本は、とても恵まれている国だと言うことです。水道の水が無料で安全に飲めるし、財布を落としても出てくることの方が多い国です。日本人の心は、震災後の助け合いの姿を見ると、まだまだ健在だと思います。
9、首相がコロコロ変わったり、国会内で学級崩壊って感じの与野党の攻防がありますが、それでも、何とか維持してきている国(今からどうなるか解りませんが・・・)ですね。(橋下大阪市長が言われる様に)時代に合わない仕組みを根底から変える必要があると思いますが・・・。
10、国が安全と言っても信じなくて、個々で放射線量を計測しているケースの国・・・そんな状態になっていても、暴動も全く起きない国、・・・特異な国って感じに思えてなりません・・・?!

 

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おかしなサイクル・・・

2012-02-13 09:52:21 | Weblog
 原発を設置した地域では、いろんな補助金が国から与えられて、それなりに潤っているが・・・→それに頼ってしまうと、他の産業が衰退して、更に、原発に頼らざるを得ないことになって、原発とは縁が切れなくなるケースが多いのでは・・・?!。
 アメリカ軍に基地を提供している人が、テレビで、「もしも、基地が移転したら(土地を貸していることによる収入がなくなるので)生活に困る・・・」と言われていた。
 政治を動かす代議士は、その地域の人の為に尽くすと、選挙で当選する。しかし、代議士は、その地域よりも国全体のことを考えないといけない場合の方が多いはず。しかし、地方をなおざりにすると、次の選挙で落ちる。やむなく、その地方の選挙民とのしがらみが出来、一度できると、次第にそのしがらみが強固となって、国民不在って感じの政治になるケースが多いのでは・・・?!
 医療にしても、不必要と思われる検査をせず、薬も必要最小限で行くべきなのに、患者さん側の要望で、高価な検査をしたり、薬なしで(いいと医師が判断している場合でも)納得しなかったり、社会的に入院ってケースも、多々ある・・・?!問題は、それで、病院がかろうじて維持できているとなると、それから脱却できないケースである・・・?!(財政難の折、病院数は、現在、確実に減少傾向にあるが・・・)
 教育に関しても、有名な6カ年一貫教育では、最後の1年間は、徹底的に大学受験勉強しているケースが多い。
 本来、教育(目的は、人間形成)や医療に関しては、純粋であるべきだが、有名学校に入れることで、その本来の理念とかけ離れた感じで、金儲けの手段になっているケースも多いと思われる・・・?!
 日本人の「幸福度」は、世界で90位とのこと。おかしなサイクルの結果かな・・・?!
http://www.narinari.com/Nd/2006076284.html


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笑顔と褒めること・・・

2012-02-12 11:30:52 | Weblog
 2月12日(日)のNHK「さきどり!」で、「ほめる達人検定」のことが紹介されていた。(・・・←上に立つ人にとっては、部下を教育する意味で、重宝かな?!)
 「しつけないしつけ講座」と言うのがあって・・・
1、した時にほめる・・・→出来たことを復唱するだけでいい。
2、疑問詞は使わない・・・→「何してるの?」では、伝わらない。
3、するべきことを伝える・・・→普通の声で言う。「罰予告式」はしない。
4、短い理由を添える・・・→理由は2秒でいい。
5、普段からの笑顔・・・笑顔で接する。
 親は、親がしてもらいたいことを子どもがしない時に叱るけど、それはしない方がいい。子どもとは、ほめられたことを繰り返すもの。感情的に叱るのは、相手を認めてないことになる。(・・・←短気は損気ですね?!)
 親の笑顔だけで子どもが変わることが多い。真面目な顔ばかりだと、怒って見えることが多いので注意。笑顔が加われば、叱ることが減り、子どもに笑顔が生まれる。
 私自身、佐伯市で近所の子どもに茶道を教えて「子ども茶会」をしたり、大川市の道海島小学校で、総合学習での非常勤講師になって、篠笛・和太鼓を教えてきて、上手く出来てるけど・・・→叱ることは、決してせず、終始、(意識的に)笑顔(?)で接してきましたが・・・(←どの子どもも、安心し切った感じの顔になっていましたが・・・)。
 ある店長さん、叱ることが多かったけど、それを止めて、「ほめる達人検定」を受け、「(感謝の気持ちの表現の)ありがとう」を連発し、ほめることを貫いた。その結果、その店の職員に笑顔が生まれ、活気付き、売り上げが6割もアップしたとのこと。
 ある病院の幹部クラスの会議で、各科ごとに売り上げが示されたり、事務サイドからドクター側に、「昨年よりも売り上げが落ちていますので、宜しくお願い致します・・・」って感じで言われることもあるかな・・・?!
 どんなに深夜などの時間外に病院勤務医が頑張っていても、その時は、医師は聖職だからと言われ、売り上げが下がれば、無言の圧力を感じることもあるかな・・・?!
 経営的に小児科医が病院からほめられること何て、(売り上げが少ないので・・・)まずないなあ・・・(←小児科医の同じ病院での平均勤務年数は、他科と比べると、短くなっていますが・・・)。(病院勤務医の一人当たりの売り上げ、小児科医の場合、救急で結構頑張っているところでも、下から1~2番のこと、多いのでは・・・?!・・・←公的病院はこれでもいいかも知れないけど、民間病院だと、厳しいですね!)
 まあ、病院の小児科何て、入院しても、薬も検査も少ないし、まるめだと、外来では、時々赤字(!)になっているし、元々、手を取る割に採算が合っていない科だから・・・→病院の理念は高くても、実際は、小児に関しては、地域のニーズに対応できないケース(あっても、入院がいつでも出来ないとか、救急がしっかりしてないとか・・・)、多いですね・・・。
http://www.hometatsu.jp/
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080314/1
http://blog.m3.com/syumi-syounikai/20080317/1 

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事実は事実・・・

2012-02-11 18:36:14 | Weblog
 現在、インフルエンザが猛威をふるっています。今年は、A香港型が多くて、どうも、ワクチンがよく効いていない様です。先ほども(11日の夕方)、40度程の熱で3歳の女児が来院しました。この子どもの場合、前日も来院していて、その時には、RSウイルスかなと思ったのですが、きつがれば明日(11日)も来なさいと言っていたので、来院し・・・→インフルエンザの検査をすると、(この子が通っている園にはインフルエンザの子はいないと言われていましたが)A型で、バチっと線が出ました。この子どもさんも、ワクチンは、しっかりと2回していましたが・・・(→ワクチンをしてきた者として、正直、申し訳ないって感じですが・・・)。
 20~30年前では・・・→インフルエンザの検査もなく、特効薬もありませんでした。佐伯市の救急病院に勤務していた時、1日に3人ほど、インフルエンザによるけいれんで来院したこともありましたが・・・。
 当時は、ライ症候群が話題になっていて、アスピリンの是非が問われていました。解熱剤として、アスピリンを処方する小児科医が多く、ボルタレンやポンタールの使用する小児科医も少なからずいました。今は、熱さましと言えば、アセトアミノフェンだけって感じになっていますが・・・。
 長年見ていると、昔は、(3月の終わりからの)春休みに入るまで、流行が途切れることなく続く感じになって、春休みに入ると、それが終息し、ホッとしていました。
 それがしばらくして、3月の終わりにならずに、インフルエンザの流行が見られなくなり、その後、短期間に流行して嘘の様に短期間でサッと終息する感じになってしましました。
 ところが、近年、4月以降に(主としてB型が)、インフルエンザが流行する感じになって、2月の大流行がなくなってしまいましたが・・・今年は、何故か、2月が、多くなっています・・・。
 今日の新聞にも、対策として、手洗い・うがい・マスク・かかったと思ったら早めの受診と書かれていました。専門家も、テレビでそんな感じで言われることが多いかと思います。
 しかし、毎年、一向にインフルエンザの流行、収まりません。事実は事実です。何故でしょうか? 

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