アメリカ人はいろんな遊びを考え出します。泡を床一杯にしてそこで踊ったりはしゃいだりするのが大学生の春休みの定番だそうです。ところがこの泡、消火用の泡だとの事でこの中に埋もれてしまうと人間も息がするのが難しく、最悪は窒息死。気分が悪くなる人も多いとの事で、市の条例で禁止になりました。特にレストランや飲食物を提供する場所ではその粉末に汚染物質もあるとのことです。面白がってやっていた泡パーティーが一転禁止の措置です。でもまた、別の遊びを彼らは考えるのでしょうね。でも、遊びが命取りでは笑えませんから、気を付けましょう。
多くのアメリカの博物館が、ガス代などの高騰に拠る経費増、そして学校での歴史や芸術への関心の低下により入場者の減少で財政的な危機を迎えています。総体的な傾向として悪い方に向いています。アイオワにあるハバートフーバー大統領図書館では2004年に比べて16%も入館者が減っています。フェアモントの近くにあるジェームスディーンを称える博物館はこの3月に16年の幕を閉じました。10月に多くの展示物を競売にかけ、競売はうまく行ったのでした。サンディエゴにある子供発見博物館、ワシントンのタコマにあるアフリカ系アメリカ人博物館、フロリダのパームビーチにある現代美術館などは昨年中に閉館しました。その他、大きな展示物があるバージニアコロニアルウイリアムズバーグと由緒あるメリーランド歴史協会なども問題を抱えています。ウイリアムズバーグの博物館は1980年代は120万人の入場者があったのですが、昨年は70万人となっています。メリーランド歴史協会は120万ドルの赤字を抱えています。最近オープンした、イリノイ州スプリングフィールドのアブラハムリンカーン博物館とリトルロックのビルクリントン博物館、二つの博物館は多くの入場者があります。地方の歴史や栄誉を称えている博物館は危機に直面しています。