アメリカにおけるオートバイの販売がこの14年間続伸しています。1992年には年間19万台規模だったのが2004年は72万台と年々増加を示しています。オートバイの販売が増えるのは最近のガソリン価格の上昇も要因の一つとして上げられるようです。販売増加につれてバイクでの死者も増加を示しています。1997年は約2000人だった年間死者数が2004年には4000人と悪化を辿っています。これにはライダーの高齢化とより遠くまで長い距離を人の少ない所を走る傾向、飲酒してのライディングがあるようです。業界では、ヘルメットなどの適切な保護具の着用と適切な訓練を受けてから免許の取得をして欲しいと呼びかけています。今月は全米最大のバイクイベント、スタージェス・モーターサイクル・ラリーも行なわれますが、業界グループで形成されているモーターサイクル安全基金は、スタージェスで安全なライディングを呼びかけるそうです。
