先日、「ジャカランダ」(和名:紫雲木)の本場、宮崎県日南市に行って来ました。
南米原産のジャカランダは、世界三大花木の一つと言われ、日南市南郷では日本で唯一約1,000本のジャカランダの群生林が観られます。
なお、熱海市には100本以上、「夢の島熱帯植物館」などにも数本植栽されています。
1,964年(昭和39年)にブラジル宮崎県人会から、「宮崎県総合農業試験場」に種が譲渡されたのが始まり。
昭和48年に同試験場に初めて植栽され、昭和53年に初開花したそうです。
試験場に植栽されたと同じ頃、道の駅「フェニックス」(旧フェニックスドラブイン)、宮交ボタニックガーデン青島(県立青島亜熱帯植物園)にも植栽されたとのことです。
こちらが昭和48年に植栽されたジャカランダの古木です。
’240531 ジャヤカランダの森
ジャカランダの群生林を観ることができるのは道の駅「なんごう」周辺と、同農業試験場 亜熱帯作物支場の有用植物園、通称「ジャカランダの森」を中心としたエリアで、見頃は5月下旬頃~6月末頃。
訪れた5月31日は生憎小雨で、鮮やかさが今一つでした。
翌日の6月1日は快晴の下、宮交ボタニックガーデン青島(宮崎市)でジャカランダ↑を観ることができました。
花色が白い‘ホワイト’(J. mimosifolia‘White’)?
宮交ボタニックガーデンの古木
葉は対生し、2回羽状複葉でレースのような繊細な印象です。
’バイオレットブルー’
ジャカランダの中で花の紫色が最も 濃く光沢があり花の付きやすい系統。樹高は通常種の3分の1ほど。
’サファイアブルー’
極わい性種。花芽の付きやすい系統で、やや濃い色(青紫)。樹高は通常種の5分の1ほど。
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